水酸化マグネシウムの溶解度積とマグネシウムの可溶濃度について
- 水酸化マグネシウムの溶解度積を求める方法と、マグネシウムの可溶濃度を計算する方法について教えてください。
- マグネシウム濃度が0.415[mol/L]、pHが9.5の条件下でのマグネシウムの可溶濃度を求める式を示し、計算結果を紹介しています。
- 実際には約200[ppm]のマグネシウムが溶存することが分かりました。質問の回答をご確認ください。
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水酸化マグネシウムの溶解度積について
教えてください。 ・マグネシウム濃度:0.415[mol/L](10,090[mg/L])、 ・pH=9.5([OH-]=3.16×10^-5[mol/L]) における、マグネシウムの可溶濃度を求める方法を下記に記しますので、間違っていないかどうか教えてください。 「回答」 (1)Mg(OH)2の溶解度積 1.1×10^-11[(mol/L)^3] (→高校の参考書の値なので、あまり自信がありません) より、pH=9.5におけるマグネシウム可溶濃度は、 [Mg2+]=1.1×10^-11[(mol/L)^3]÷(3.16×10^-5[mol/L])^2 =8.49×10^-3[mol/L] →200[mg/L] 結論: よって、pH=9.5においては、約200[ppm]溶存できる。 (9890[ppm]のマグネシウムが析出する。) 以上、検討よろしくお願いします。 また、実際はどうなのかの知見をお持ちの方も、ぜひ教えてください。
- hirakata
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私もあまり自信はないんですが,考え方は合っていると思います。が,計算が・・・。 > [Mg2+]=1.1×10^-11[(mol/L)^3]÷(3.16×10^-5[mol/L])^2 > =8.49×10^-3[mol/L] 1.1×10^-11÷(3.16×10^-5)^2=1.1×10^-2 です。 ∴ [Mg2+] = 1.1×10^-2 [mol/L] → 640 [mg/L] となると思います。 ところで,参考 URL のページには Mg(OH)2 の溶解度積として 4.9×10^(-15)(温度 18 ℃)が出ています。これを元に計算すると,[Mg2+] = 4.9×10^(-6) [mol/L] → 0.286 [mg/L] となります。 なお,「化学辞典」(東京化学同人)には,水への溶解度として『水 100 g に対する溶解度は 0.0009 g(18 ℃)である』とあります。
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