• ベストアンサー

統計

N:固定数値 Nに対して下記式の平均はNとない指数乱数というのらしいが =-N*LN(RAND()) なぜ平均がNとなるのでしょうか。 不思議です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.3

siegmund と申します. taktta さんが > 範囲が0から1ですから と書かれているところを見ると,エクセルの話ですよね. Cの rand だと違うものになりますから. はじめ,ちょっと「ん?」と思ってしまいました. grothendieck さんの回答がありますので,蛇足の補足です. ln(x) は x→0 で発散しますから, x が 0 から 1 までの乱数とすると x=0 付近からの影響で 平均値 <-N ln(x)> が一見発散しそうに思えます. 実はそうではないというのが面白いところです. もっと簡単にやるなら (1)  <-N ln(x)> = ∫{0→1} (-N ln(x)) dx          = -N[- x + x ln(x)]_0^1          = N でもよいわけです(『_』は下付,『^』は上付). 本来は被積分関数に x の分布関数がかかるのですが, 今は 0~1 の一様分布ですから分布関数は 1 です. grothendieck さんの計算は (2)  y = -N ln(x) として y の分布関数 (3)  f(y;N) = (1/N) exp(-y/N) を求め(0<y<∞) (4)  <y> = ∫{0→∞} y f(y;N) dy を計算したものです. (1)で,置換積分で変数を x から y にすれば (5)  <-N ln(x)> = ∫{∞→0} y (dx/dy) dy となるわけですが,変換係数の (6)  dx/dy = -(1/N) exp(-y/N) の符号を変えたものが grothendieck さんの |dx/dy| = (1/N) exp(-y/N), あるいは(3)の f(y;N) に他なりません. つまり,(5)は (7)  <-N ln(x)> = ∫{0→∞} y f(y;N) dy です. 符号を変えたのは f(y;N)>0 にするのと,積分の方向を自然にするためです. x で見ると分布は 0 から 1 までの一様分布となっていますが, y で見ると 0 から∞までの f(y;N) の分布になっているというわけです. f(y;N) は指数分布関数と呼ばれています. N の代わりに 1/λ などと表現することが多いようです. -------------------------- N は単に ln(x) の値を N 倍しているだけですから, -N*ln(x) の平均値が(存在するならば) N に比例することは自明です. > この積分はdyで積分していますがそのyの範囲はどういうことになるのでせうか。 上に述べたとおりです. > ∫y exp(-y/N) dy =Nの2乗の証明をお願いします。 部分積分一発でできますのでお試し下さい.

taktta
質問者

お礼

ていねいな説明でよく理解できました。 感謝いたします。

その他の回答 (2)

回答No.2

他の回答者にお願いしてください

taktta
質問者

補足

x= の範囲が0から1ですからy=+無限大から0ですよね。

回答No.1

y = -N*ln(x) としてyの微小区間Δyに対応するxの区間の大きさを求めると  Δx = |dx/dy|Δy = (1/N) exp(-y/N) Δy x は一様乱数なので、これがyがΔyの中に入る確率です。  yの平均 = (1/N)∫y exp(-y/N) dy = N このサイトの回答者(siegmund先生を除く)は大したことはないですね

taktta
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 ∫y exp(-y/N) dy =Nの2乗の証明をお願いします。

taktta
質問者

補足

yの平均 = (1/N)∫y exp(-y/N) dy = N この積分はdyで積分していますがそのyの範囲はどういうことになるのでせうか。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう