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「一つ家に遊女も寝たり萩と月」

「一つ家に遊女も寝たり萩と月」 この句意ですが従来説では「萩=遊女」「月=僧衣の旅人」 とされているようですが、別の説もあると聞きました。 「月」は芭蕉自身と考えているのですが、「萩」は 何を意味するのでしょう。

みんなの回答

noname#118935
noname#118935
回答No.1

そんな従来説があったんですか。しかし「月」は芭蕉か遊女は「萩」かなんて穿鑿は、句の趣をだいなしにしないかなあ。月は月、萩は萩でいいのでは。遊女と雑魚寝の木賃宿。みんな眠りに沈んで更けていく空に皓々と秋の月がかかって。澄み渡った景色の俯瞰図。図の底に、侘びしげな木賃宿。身を寄せ合うようにして寝に着く遊女や俳諧師たちの姿がいじらしい。萩も、ひとにあわせて眠りについているかも、なんてつい想像してしまうのでした。 これは前座の回答ですからね。真打ちの回答がくるまでの幕間つなぎ。

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