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インプラントの耐久例で40年とありますが、信憑性はいかがなものなのでしょうか?
ネットで検索したところ、「インプラントの耐久例には、40年以上というものもあります」という記述がたくさん出てきました。 私は、これを読み正直なところ「ええっ?そんなにデータとして数えられるくらいの、多い&古い例があるの?」と疑問に思いました。 この信憑性はいかがなものなのでしょうか? もちろん、インプラントのお手入れ・定期的な検診は含んだ状態でです。 これが、事実ならば、インプラントとはすばらしい医療ですね。
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http://blog.livedoor.jp/briller/archives/51154917.html この歯医者さんのブログに >今の日本口腔インプラント学会は、小室先生のお父さんが創り上げたのです。そのとき東と西で学会が別れた時にパイプ役となられたのが、福与先生です。 と、インプラントの先駆者として福与先生が出てきますけど、福与先生が亡くなる前にお会いした時に伺った話では、当初は形状記憶合金を使っていて、当時の医療技術では考えもしなかった失敗例もあって、一部の患者さんから医療ミスで訴えられているという話をされていました。 また、現在のようなチタン形状になってからも、欧米人の歯の形と日本人とは異なるので、欧米の論文を翻訳した教科書通りにやると不具合が出るとか、予め壊れることを想定して、どこに負荷がかかるかを考えた上で壊れたときに補修しやすい形状で作るという話も、ある歯科大学の卒後研修の講演会で聞きました。(私は素人ですから、症例写真を知り合いの先生に頼んで集めた責任上、聞きに行っただけ) 最近の流行でインプラントを安易にやっている医院も多くなっていますけど、定型的な歯は誰がやってもうまくいきますけど、骨が薄いとか歯並びが悪いとかですと、技術の差が出ますから、一概に40年とはいえないと思いますよ。 最高の条件が揃ってならあり得るかも知れませんけど・・・。 私は歯科医でも歯科衛生士でもない一介の資料作り担当の人間ですから、単に歯科医師の授業を、講師の先生の隣で見せてるだけですから、その点は差し引いて考えてください。
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- dent7
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歯科インプラントを全てひっくるめて「40年持つ」と言うのは やはりいささか言いすぎの感が否めません。 ただ、最長の生存例がその程度であるということであれば、確かにそう 言うデータは存在します。 詳細は言えませんが、私自身、インプラントを非常に近い立場で見てい るもので、歯が無くなってしまった場合の切り札的な手段として非常に その将来を期待している一人でもあります。 しかし、実際の現場では短期間でダメになってしまう失敗インプラン トも多いのです。それは、技術的なこと・インプラントをするのに適 した状態にない場合・清掃不良・強すぎる噛む力・拒絶反応等、色々 なファクターにその寿命が影響を受けるからです。 ですので、あまり過剰な期待をされると、後の失望感も強いと思います から、おおむね15年程度と考えられた方がよろしいのでは? しかし、インプラント自体は歯のなくなった方に、入れ歯以外の選択肢 を与えたり、しっかり噛むことができなかった人が本当に思い存分噛む ことができるようになるなど、たとえ寿命が少々短いと仮定しても決し て他の療法では得る事ができない良い結果をもたらしてくれているのも 事実です。 よって、もし自分あるいは家族や近しい間柄の方がインプラントしなけ ればならないという立場になられた場合、しなかった場合にはその後の 食事の楽しみをはじめとする生活のクウォリティーがどれだけ落ち込ん でしまうか、たった15年と考えずに、15年間しっかりとした「噛め る」状況が維持できることがどれほどの「快適」の差になるのか、よく よく想像して決めていただければと思います。 繰り返しになりますが失敗や短命のインプラントは確実に存在します。 しかし、成功したインプラントは本当によく機能し、長持ちする傾向に あるといえます。
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たいへん、ご丁寧にありがとうございました。 回答者1の方も含め、非常に詳しく書いていただきたいへん感激しております。 このサイトのすばらしさ、また、皆様の心遣いに改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
お礼
たいへん、ご丁寧にありがとうございました。 こんなに詳しく書いていただき恐縮です。たいへん参考になりました。