• 締切済み

オペアンプの電源に関して

素人の質問ですが・・・ 電源電圧範囲が+2~+36(V)の単電源動作のオペアンプを用いて、V+のピンを9(V)、GNDのピンを-9(V)として電源を供給した場合、出力電圧を-9~+9(V)として取り出せるのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 科学
  • 回答数6
  • ありがとう数3

みんなの回答

回答No.6

ANo.5です。 すみません。3箇所訂正させてください。 1.最初の行  >回路の・・・ → 素子の・・・  (回路で工夫することも出来るが素子の特性に負うところが大きいので思い切って訂正) 2.中ごろ  >Rail to Railはモトローラ社の当力商標です → 登録商標 3.最後の行  >Input Common-Mode Ranfe → Input Common-Mode Range 1は判断ミスですが、2,3は単純な入力ミスです。 いずれにしてもご迷惑をおかけしてすみませんでした。(-_-;)

回答No.5

オペアンプの出力電圧特性は、回路の”飽和特性”によるものなので、 単電源仕様のオペアンプを両電源で使用した場合の出力特性も、両電源の特性をそのままスライドしたものとなります。 出力電圧特性は、データシートから読み取ることができます。 ANo.2さんの掲示したNJM2904のデータシートを開いてみてください。 (ANo.2さん 勝手に使わせてもらってすみません。ペコ(-_-;)) データシートの2ページ「電気的特性」のところに、V+=5V,RL=2kΩの条件で  最大出力電圧   3.5V  同相入力電圧範囲 0~3.5V と記載があります。 つまり、このオペアンプは”入出力とも、1.5Vのマージンを取らなければならない”ことがわかります。 (”Rail to Railでない”) ここのところを、もうちょっと詳しく見てみましょう。 4ページ左下に、「最大出力電圧対単電源電圧特性例」というグラフがあります。 V+=30Vのときのマージンは約2V、V+=10Vのときは約1.5V程度であることがわかります。 ”電源電圧が低くなるとマージンは若干小さくなる”ことにご留意ください。 その右に「最大出力電圧対負荷特性」があります。 ”負荷が重くなるとマージンは急激に大きくなる”ことにご留意ください。 ただし、このオペアンプは1kΩを超えるとほとんど差がなくなります。 ANo.2さんは負荷100kΩで実測して、Vc-VH=1.26Vという結果をご提示なさっておられます。 グラフ読み取り値の方が若干大きいですが、メーカーデータは安全サイドで提示しますので、ちょっと大きめなのでしょう。 負荷との関係は、5ページ左下のグラフからも読み取れます。 これは横軸が電流値になっていますが、10mAくらいから急激に増加しています。 これは前の負荷抵抗グラフでいうと、500Ωに相当し、両者合致することがわかります。 (飽和電圧は”抵抗値”よりも”電流値”に依存する) なお、飽和電圧は”温度によっても変わってくる”ことにもご留意ください。 (4ページ左上のグラフ参照)) 今までの特性は、”オペアンプから電流が流れ出る場合”のデータでした。 しかし、オペアンプはいつも電流を流れ出させるとは限りません。 外部電圧による”流れ込み”の場合の特性も重要です。 5ページ右の「出力電圧対シンク電流」のグラフはこの特性を表しています。 流れ込みの場合、僅か40μAくらいで、VOLは急激に上昇します。 (0V維持が難しくなる) これはオペアンプの宿命のようなもので、大抵のオペアンプは流れ込みに対して弱いです。 従ってほとんどのオペアンプのデータシートには、シンク電流特性が記載されています。 [Rail to Railについて] (Rail to Railはモトローラ社の当力商標です。モトローラ社の許諾なしにこの名称を使用することはできません) 前記データシートの1ページの等価回路図を見ますと、バイポーラトランジスタで構成され、入力側はPNP、出力側はNPN/PNPで構成されています。 このため、VOL=0V付近の動作は可能になったのですが、VOHは電源電圧まで振ることが出来ない宿命を持っています。 これがMOS FETを使用することにより、Rail to Railを実現することが出来るようになりました。 [Rail to Rail](以下RRと記載)には、”入出力ともRR”と”出力のみRR”のものがあります。 http://para.maxim-ic.com/cache/en/results/4034.html この中からMAX4091の特性を見てみましょう。(入出力ともRR) http://datasheets.maxim-ic.com/en/ds/MAX4091-MAX4094.pdf 2ページの表から、VOL/VOHともに0.1V程度であること(負荷によって多少変わる)、また入力電圧も(Input Common-Mode Ranfe)、ほとんど電源電圧まで振れることがわかります。

参考URL:
http://para.maxim-ic.com/cache/en/results/4034.html
  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.4

"Rail to Rail"と言う表示のあるオペアンプならば出力電圧は電源電圧まで出力できます。 (負荷が重い場合は出ないこともあります。) "Rail to Rail"が表記されていない場合は電源電圧までの出力はできないものと思ったほうがいいです。 単電源動作のオペアンプの場合、ほとんどの場合マイナス側の電源電圧まで出力できます。 出力の電圧範囲はデータシートに書いてありますので読めば分かります。

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.3

> 出力電圧を-9~+9(V)として取り出せるのでしょうか? ほぼ大丈夫でしょう。 ただし、-9V付近(オペアンプのGND)になると出力波形がクリッピングされる(波形の頭が振幅制限されひずむ)可能性があります。 オペアンプは通常、オペアンプの電源電圧の範囲範囲より少し少ない信号振幅の範囲内で使用します。電源電圧範囲一杯に使うと電源電圧近くの振幅が振幅制限されて波形がひずむのが常識です。電源が±9Vであれば信号は±8Vとか±7Vの範囲内で使用します。どこまでなら歪まないかはオペアンプによって異なりますので、オペアンプの仕様(規格表)または実際に正弦波信号を入力して出力信号の波頭(正負ピーク値付近)が歪まない範囲で入力信号範囲で使うと良いでしょう。

takumaro46
質問者

お礼

電源電圧と同じ値の出力電圧を期待してはいけないということですね。 勉強になりました、ありがとうございます。

  • inara
  • ベストアンサー率72% (293/404)
回答No.2

手持ちの片電源OPアンプ(+3~+32V)で測定してみました。 -側は電源電圧まで振れますが、+側は電源電圧から1.3Vくらい低い電圧で飽和します。  ・NJM2904 ( -Vcc = -9.009V、+Vcc = 8.965V )    Vout = -8.989V~+7.704  ・TA75358N ( -Vcc = -9.009V、+Vcc = 8.965V )    Vout = -8.966V~+7.658V  ┌────┬── +Vcc  │      │8  │    ┏┷━┓  VR ←─┨+  ┠─┬─ Vout  │   ┌┨-  ┃  │  │   │┗┯━┛  │  │   │  │4    │  │   ├─ )─R2─┘  │  R1  │  │   ┷  │  └────┴── -Vcc  VR = 100kΩ、R1 = 10kΩ、R2 = 100kΩ  【 測定回路 】 [1] NJM2904データシート http://semicon.njr.co.jp/njr/hp/fileDownloadMedia.do?_mediaId=5939 [2] TA75358データシート(英語) 'http://www.ortodoxism.ro/datasheets/toshiba/4122.pdf

takumaro46
質問者

お礼

返信ありがとうございました。 +側の電源電圧は大きめにしなければいけないのですね。

  • A-Tanaka
  • ベストアンサー率44% (88/196)
回答No.1

単電源のオペアンプに、差動電源を加えるとどうなるかは別として・・(普通はやらないし、見たこともない)。 普通のデバイスは、インプットした電源=出力電源にはなりません。なぜならば、前に質問があって、答えた方が居ますが、pn接続というダイオードでは、約0.6Vの電圧降下があります。オペアンプの内部は、ダイオードやトランジスタ、抵抗で出来ていますので・・お分かりいただけるかと思います。 よって、所望の電圧を得るためには、それより少しだけ大きい値の電圧を加えることになります。 何をしたいのかが良く分かりませんが、オペアンプのデータシートなどを参考になさってください。

参考URL:
http://www.picfun.com/partops.html
takumaro46
質問者

お礼

ありがとうございました。 参考になりました。

関連するQ&A

  • オペアンプについて

    オペアンプについて質問なのですが、オぺアンプには出力電圧範囲が決まっていますよね。それで調べてみたら、それはだいたい数十Vくらいしかありませんでした。それで、出力電圧範囲というのは、そのオペアンプの耐電圧のようなものなのでしょうか。何でこんな質問をするのかというと、素人の私は、オペアンプは10000倍ほどの増幅率だというのに耐電圧が数十ボルトだとしたらやけに少ないなと思ったからです。かなりわがままな考え方ですが、どうか分かる人、回答よろしくおねがいします。

  • 単電源差動増幅オペアンプ

    差動増幅オペアンプ(AD8552)を使用した単電源DC3.0Vで動作する回路を製作しています. 入力ピンの片側にDC1.5V(固定)を入力し、もう片方のピンにDC1.5V(変動)を中心に上下する信号を入力しようとしています. この時,変動側の電圧がDC1.5Vを超えたときは正の電圧が出力されますが、DC1.5を下回った場合は、負の電圧が出力されるのでしょうか?それとも 0 に固定されるのでしょうか? 以上,お分かりになられる方がいらっしゃいましたら、ご教授宜しく御願い致します.

  • オペアンプの出力がVccに振り切ってしまいます

    http://www.geocities.jp/dgb_studio/circuit/3bandEQ.png この回路を4580DDを用いて作りました。 電圧は32Vです。 ですが、InputをGNDに落とした状態で、なぜか入力側(一番左)のオペアンプの出力が32Vに振り切れてしまっています。 単電源動作のため1/2Vcc持ち上げているので、一番左のオペアンプの出力は約16Vになるはずです。 なぜ振り切ってしまうのでしょうか。 ご教授お願いします。

  • オペアンプを使った回路について教えてください

    オペアンプについて質問です。非反転増幅回路を作成し、いざ出力を測ってみると上手くいきません。入力電圧は100mV程度、電源電圧は15V、ゲイン10倍にしたのですが、出力がほぼ15Vになります。入力ピン間の電圧が約1Vと、入力電圧の約10倍になっていました。イマジナルショートになっていないのが問題だと思うのですが、原因は何が考えられるでしょうか?素子の接続を確認したのですが、出力から入力へのフィードバックはかかっています。よろしくお願いします。

  • +15V安定化電源2つで±15Vとして使えますか?

    正の電圧しか出力できない安定化電源+15V出力を二つ使用して、±15Vとして使用できますか? 両電源のオペアンプで使用します。(5Vでも12Vでも話は同じですが) その場合の接続ですが正の電源(1)は+15Vを回路の+側に、0VをGNDに接続すれば良いとわかるのですが、負の電源の方の接続はどうなるのでしょうか。 電源(1)+15V 電源(1) 0V-電源(2)+15V  電源(2)0Vとして繋げば良いのではと思ったのですが、回路のGNDの扱いはどうなるのかわからなくなりました。 電源(1)の0Vと電源(2)の+15Vを回路のGNDとし、電源(1)の+15Vを回路の+、電源(2)の0VをGNDから見た-15Vとして使用できるのでしょうか。GNDは電源(1)で0Vでありながら、電源(2)の+15Vの電位を持つというあたりが大丈夫なのかと疑問です。 市販の電源モジュールでAC100Vから±15Vが出力できる電源はあるのですが、それを壊さない様、まずは市販の電源で電流等の動作を見たい状況です。  こうしたテストは両電圧出力のトラッキング電源を使用するのが一般的なのでしょうか? 以上、よろしくお願い致します。

  • オペアンプの使い方について

    お世話になります。 0.1Ωの抵抗にかかる電圧を測定したくオペアンプを使って次のような回路を組みました。 図中の1,2,3はオペアンプのピン番号です。(1:out,2:-,3:+) (*は無視して下さい。) 5V--負荷--+-R(0.1)---GND ********** | **********in-->3---R3(?)----GND out<----1---Rf(47K)---2---Rs(10K)---GND GNDの直前にR(0.1Ω)を入れinとしています。 負荷にはLED+R(220Ω)を1~3組使ってみました。 outの電圧は計算上はinの5.7倍になるはずですがオペアンプにより 計算通りとならず悩んでいます。 【OK】 LM358(R3に1MでOK)※R3が無いとinが0Vでも約3.6V LM324N(R3無しでOK) 【NG】 NJM4558DD(R3に1MでもNG)※inが0Vでも約3.6V LT072(R3に1MでもNG)※inが0Vでも約3.6V NJM4558DD、LT072では動作しないのはなぜなのでしょうか? そもそも何か根本的な間違いをしていますでしょうか?

  • 単一電源(+5V)からオペアンプ用の両電源を作る

    お世話になります。 5Vの電源からオペアンプ、ADコンバーター用の両電源を作る方法を検討しています。 電圧の計測をしたいので極力安定した電源にしたいのですが趣味の範囲なので安価に済ませたいです。 その一方で高精度の計測に使えるような極力安定した電源を作りたいです。 ネットで色々見つけたのですが結局どれが良いのか分からないのでお勧めを教えて下さい。 また、これ以外に良い方法があれば教えて下さい。 ※記載した方法はチャージポンプが基本になっていますが、そもそもチャージポンプ自体が電源のノイズという点で気になってます。本当はディスクリートで組む電源の決定版みたいなのがあると嬉しいのですが・・・) 【条件】 1.5V、0.5A(ACアダプタ、USB)から+5V(0.2~0.3A)、±12V(0.1A以下。昇圧で厳しいなら±7V~±9Vも可。入力電源より高く、両電源になれば良い)を取り出したい →+5Vは入力をそのまま使用し、±12Vの方をどうにかして作ることになると思っています。 2.なるべく専用のICは使わない(できればPICで済ませたい) →負電源を作るICもありましたが秋月で買ったPIC12F675-Iが余っているので・・・ 【候補】 案1.チャージポンプで昇圧して+12Vを作り、その+12Vをチャージポンプで反転させて-12Vを作る   (A)チャージポンプによる負電源 http://analog-engineer.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-1220.html   (B)8ピンPICで作る オペアンプ用 負電源 http://picavr.uunyan.com/experiment_nega.html   (C)LTspiceでチャージポンプ負電源 http://gomisai.blog75.fc2.com/blog-entry-487.html 案2.チャージポンプで昇圧して+24Vを作り、オペアンプで分圧して±12Vにする。 (D)オペアンプで分圧して両電源を作る http://www.ccad.sist.chukyo-u.ac.jp/~mito/ss/Hardware/ANcircuit/opAmp2/image13.jpg    元ネタ:http://www.ccad.sist.chukyo-u.ac.jp/~mito/ss/Hardware/ANcircuit/opAmp2/index.htm 素人考えでは何となく案2の方が良いような気がするのですがどうなのでしょうか? 【案2が良いと思った理由】 +側も昇圧が必要だが案2はチャージポンプが1回で良い(案1は+用と-用の2回) 【案2の不安な点】 案1、案2ともにノイズが心配。 5倍の昇圧はかなり無理があるような気がする。(オペアンプがドライブできれば良いが大丈夫か?) GNDが安定するのか?(案1はGNDは変わらないと思うが案2はオペアンプで仮想のGNDを作っているから) 電流はどの程度取り出せるのか?

  • オペアンプの正負電源の作り方について

    オペアンプの正負電源の作り方について 現在BTL接続のパワーアンプを作っていまして、逆相入力をオペアンプで作ろうと思っています。 パワーアンプの電源はトランスから整流して約±37V供給していますが、オペアンプを使うとなると物によりますが±15V程度の電源が必要になります。 自分としてはこの37Vを分圧してオペアンプに供給しようと思っています。 オペアンプは入力インピーダンスが大きいので電流はほとんど流れ込まないと思うのですが、問題はないでしょうか?

  • オペアンプのオフセット調整がしたくて下図の回路図をブレッドボード上に組

    オペアンプのオフセット調整がしたくて下図の回路図をブレッドボード上に組みました。電源電圧に直流安定化電源、オペアンプにμA741Cを使用しています。オペアンプの7番ピンに+15V、4番ピンに-15V、1番ピンと5番ピンにVR(可変抵抗器の10kΩ)の1-3をつないでVRの2番に-15Vを加え、6番ピンからの出力電圧を0Vに調整しようとしました。しかし、出力電圧が14Vのままで調節できませんでした。VRを1k、100kΩに変えて実験しても同じで、試しに反転入力端子に入力電圧をかけてみたのですが、出力0Vとなってしまいました。どの参考書とも見比べたのですが、間違いがわかりませんでした。 本当に基本的な質問で申し訳ないのですが、回答していただけたら有難いです。

  • オペアンプ/反転増幅器/頭打ち

    オペアンプの反転増幅器における特性について質問します。 ある値で入力電圧をかけ、出力電圧をテスターやオシロスコープで波形を見ると、ある値で頭打ちになってしまいます。オペアンプには、規定の電源電圧において正常に動作する限界値(出力が飽和する電圧)があると耳にしましたが、どういうことでしょうか? オペアンプについて熟知しておらず、曖昧な質問で申し訳ありません。 よろしくお願い致します。