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ギターのコードの押さえ方

このたび、学校の授業でアンサンブル?をやることになり、たいていのコードなら弾けるってことでギターをやることになりました。 ですが、楽譜に見た事もないコードがあって困っています。。 なにかといいますと、A♭、Fm7+6、F分のA♭maj9、B♭分のFm、B♭sus4、E♭+6とかです。。 コード表にものっていないし、プラスなんとかなんてどう弾いたらいいのかさっぱりわかりません;; 弾き方がお分かりになられるならどうか教えて頂けないでしょうか。お願いします。

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noname#199778
noname#199778
回答No.3

再び失礼します。返信読みました。 今回は、各コードの構成音も明示していきます。コードはコードネームで示される音のグループであり、コードを構成する音程を正確に把握することは、コードを解釈する上では絶対に必要な過程になります。押さえるポジションの図表的把握に囚われすぎないよう、気をつけるとより良いでしょう。 また、もし興味があれば、これまでコードフォームとしてコードを覚えてきたとしたら、ギターの各ポジションで出る音程をまとめた図表などを作るなり探すなりした上で、その図表の上にコードフォームを展開し、そこで拾った音程を整理してみるとより良いと思います。 C+6ですが、+6がadd6のつもりの表記であれば、これはC6と同じコードになります。こちらの場合であれば、構成音は「C(root) + E(M3rd) + G(P5th) + A(M6th)」となり、これを指板上に展開すると 1e: 0f (=E :M3rd) 2B: 1f (=C :Root) 3G: 2f (=A :M6th) 4D: 2f (=E :M3rd) 5A: 3f (=C :Root) 6E: × (ミュート) あるいは、3fバレーのフォームで 1e: 5f (=A :M6th) 2B: 5f (=E :M3rd) 3G: 5f (=C :Root) 4D: 5f (=G :P5th) 5A: 3f (=C :Root) 6E: (3f) (=G :P5th *ただし、ルート音を最低音にするためにミュートして省略することも多々あり) こうなります。後者については、薬指での5fバレーが必要でしょう。 通常のコード表記においては、"+"の表記はそれに続く数字で示される音程を半音シャープさせる変化記号と同様に解釈するのが妥当です。+5という表記であれば、含まれているP5thの音程を半音上げてaug5thに変化させます。続く数字がテンションノートであれば、オルタードテンション化した音程を加えることになります。しかし、6度においてはナチュラルテンションがM6thになり、半音上げるとm7thと一致するため、特に理屈をこねない限りはC7と同じコードになってしまいます。C+6というコード表記は、おそらくCコードに6thの音を加えると言う意図のつもりなのではないかと思います。ただ、この表示が妥当な表示かどうかは、個人的には疑問です。とりあえず、これはC6と解釈するのが妥当と思います。 C7sus4については、「C(Root) + F(P4th) + G(P5th) + Bb(m7th)」という音程からなるコードになります。sus4はそのコードの3度の音程を4度の音程に差し替えるコードになります。押さえ方については、 1e: 1f (=F :P4th) 2B: 1f (=C :Root) 3G: 3f (=Bb:m7th) 4D: 3f (=F :P4th) 5A: 3f (=C :Root) 6E: × (ミュート) もしくは、3fバレーのフォームで 1e: 3f (=G :P5th) 2B: 6f (=F :P4th) 3G: 3f (=Bb:m7th) 4D: 5f (=G :P5th) 5A: 3f (=C :Root) 6E: (3f) (=G :P5th *こちらも省略するケースが多々あり) こうなります。 なお、J-totalのコードブックで紹介されているC7sus4のコードフォームには4弦上でM3rdにあたる2fを押さえるように書いてありますが、これは誤りです。sus4コードでは、3度の音が欠損しますので、M3rdの音を混ぜてはいけません。 Dm7/Gですが、基本はDm7コードで、これは「D(Root) + F(m3rd) + A(P5th) + C(m7th)」で構成されます。それに加えて、最低音にGを加えます。このケースでは、6弦3fのGをベース音として使い、 1e: 1f (=F :m3rd) 2B: 1f (=C :m7th) 3G: 2f (=A :P5th) 4D: 0f (=D :Root) 5A: 0f (=A :P5th *ミュートしても可) 6E: 3f (=G :ベース音) こうなります。1・2弦1fは人差し指で小バレー、3弦は中指、6弦は薬指か小指で対応するのが良いと思います。 Dm/Gについては、上のDm7/Gからm7thの音を差し引いた構成音になります。「D(Root) + F(m3rd) + A(P5th)」に最低音としてGを加えます。 1e: 1f (=F :m3rd) 2B: 3f (=D :Root) 3G: 2f (=A :P5th) 4D: 0f (=D :Root) 5A: 0f (=A :P5th *ミュートしても可) 6E: 3f (=G :ベース音) こちらは1弦人差し指、3弦中指、2弦小指、6弦薬指という対応になると思います。 Dm+6は、C+6と同様にDm6と解釈しますが、構成音は「D(Root) + F(m3rd) + A(P5th) + B(M6th)」となります。指板上では 1e: 1f (=F :m3rd) 2B: 0f (=B :M6th) 3G: 2f (=A :P5th) 4D: 0f (=D :Root) 5A: (0f) (=A :P5th *ミュートして省略することも多い) 6E: × (ミュート) こうなるでしょう。 Fmaj7/Dについては、基本はFmaj7(別表記ではFM7、F△7も同じコードを示します)で構成音は「F(Root) + A(M3rd) + C(P5th) + E(M7th)」となります。これに、ベース音としてDを加えます。Dを加える位置については、5弦5fか4弦開放(0f)のいずれかが妥当でしょう。具体的にはいくつかバリエーションも考えられますが、 1e: 0f (=E :M7th) 2B: 1f (=C :P5th) 3G: 2f (=A :M3rd) 4D: 0f (=D :ベース音) 5A: × (ミュート) 6E: × (ミュート) あるいは 1e: 5f (=A :M3rd) 2B: 5f (=E :M7th) 3G: 5f (=C :P5th) 4D: 3f (=F :Root *省略しても可) 5A: 5f (=D :ベース音) 6E: × (ミュート) などが考えられます。 Bb7については、B7コードのフォームを1f分ヘッド側に平行移動させたものになります。構成音としては「Bb(Root) + D(M3rd) + F(P5th) + Ab(m7th)」で、具体的なフォームは 1e: 1f (=F :P5th) 2B: 3f (=D :M3rd) 3G: 1f (=Ab:m7th) 4D: 3f (=F :P5th) 5A: 1f (=Bb:Root) 6E: (1f) (=F :P5th *省略することも多々あり) などがあります。 コードについては、コードネームの付け方のルールを知り、また楽器上のどこでどの音程が出るのかを整理してその知識を組み合わせることで、自力でコードフォームを考えることも可能です。もし興味があれば、コードネームの付け方の法則からコードの構造を把握し、自力でコードフォームを導くことができるようにすると良いでしょう。コードの構造などについては音楽理論の教本などが詳しいと思います。堅苦しい本ばかりという訳でもなく、噛み砕いて読みやすい文体で書かれているものも少なくはないので、興味があれば一読してみることをお勧めします。 また、ネット上で参照できるコードブックとしては、Musicians streetというサイトが公開しているページ(下記参考URL)が、コードフォームのバリエーションも比較的多めに紹介しているので、より便利だと思います。 また長々と失礼しました。

参考URL:
http://www.musicians-st.com/chord/ch-index.html
korio_san
質問者

お礼

二度の回答ありがとうございます。 そうですね。。ギターを弾く上でコードを理解するということはとても重要なことなのですね。自分で色々学びたいと思います。 コードの押さえ方については、非常に詳しく書いていただき大変助かりました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • lakland
  • ベストアンサー率27% (38/137)
回答No.2

ブラス楽器は基本B♭なのです。だからギターでそのまま弾いちゃうと 半音ずれちゃうので、難しいコードになっちゃいます。 ギターを半音低くチューニングして、コードから♭を取ってしまえば やりやすいですよ。 つまり、A♭をAで弾く。B♭sus4をBsus4で弾く。 コードはhttp://music.j-total.net/cd_book.htmlでどうぞ。

korio_san
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなんですか、知りませんでした。 うーん、でもそうすると前半の方でまたコードがよくわからくなってしまうんですよね^^; 一応参考にしたいと思います。

noname#199778
noname#199778
回答No.1

Abコードは、Fのコードフォームを3フレット分上に平行移動させた、4fバレーのFフォームで出すことができます。TAB譜風に表記すると 1e: 4f (=Ab:Root) 2B: 4f (=Eb:P5th) 3G: 5f (=C :M3rd) 4D: 6f (=Ab:Root) 5A: 6f (=Eb:P5th) 6E: 4f (=Ab:Root) こうなります。 Fm7+6については、この表記の仕方について少々解釈に苦しむところがありますが、Fm7add6であれば 1e: 1f (=F :Root) 2B: 3f (=D :6th) 3G: 1f (=Ab:m3rd) 4D: 1f (=Eb:m7th) 5A: 3f (=C :P5th) 6E: 1f (=F :Root) このフォームでいけると思います。 Ab maj9/Fに関しては、これは分数として読むのではなく、「Abメジャーナインス・オン・F」と読みます。これは、基本はAb maj9コードを鳴らすとして、その最も低い音(ベース音といいます)をFにしたコードです。こうしたコードは、オン・コードやベース音指定コードなどと呼ばれ、そのコードの響きの最も低い音が具体的に指定されたコードになります。 こちらのフォームについては、 1e: 3f (=G :M7th) 2B: 1f (=C :M3rd) 3G: 3f (=Bb:9th) 4D: 1f (=Eb:P5th) 5A: 3f (=C :M3rd) 6E: 1f (=F :指定のベース音) これでいけるでしょう。なお、上記はルート音のAbが省略される形になっています。 Fm/Bbは、これもベース音指定コードで、Fmコードを基本として最低音をBb音に合わせます。押さえ方は 1e: 1f (=F :Root) 2B: 1f (=C :P5th) 3G: 1f (=Ab:m3rd) 4D: 3f (=F :Root) 5A: 1f (=Bb :指定のベース音) 6E: × (ミュート) これでよいと思います。 Bbsus4は、Bsus4コードのフォームを1f分低い方に平行移動させたフォームで出せます。 1e: 1f (=F :P5th) 2B: 4f (=Eb:P4th) 3G: 3f (=Bb:Root) 4D: 3f (=F :P5th) 5A: 1f (=Bb:Root) 6E: × (ミュート) Eb+6についても、この表記の仕方では少々判断に迷うところがありますが、上の例に倣ってEb6と読むのであれば 1e: 3f (=G :M3rd) 2B: 1f (=C :6th) 3G: 3f (=Bb:P5th) 4D: 1f (=Eb:Root) 5A: × (ミュート) 6E: × (ミュート) これで良いと思います。 もし、コード表記の意図がEb add#6コードのつもりだった場合は、2弦1fの代わりに半音上の2f(=C#:#6th)を押えることになります。 一応、授業でやることであれば、学校の先生に確認してみるのが良いでしょう。 参考まで。

korio_san
質問者

お礼

詳しくかつ分かりやすく説明していただきありがとうございます。 大変参考になりました。 もし、またご覧になって頂いてかつお時間がありましたらまた教えて頂きたいコードがあるのですが。。 C+6,C7sus4,Dm7/G,Dm+6,Fmaj7/D,Dm/G,C6,B♭7 楽譜を一から見直したところ、分からないコードがたくさんあるのに気づきました。。。 ただ単に分数のコードは大体意味は分かるのですが、合っているかどうか不安なのでもしよろしければ教えて欲しいです。

korio_san
質問者

補足

すみません上で回答して頂いた方に紹介していただいたHPにC6,B♭7,C7sus4はのっていたので分かりました。 ただ他のは分からないのでもしできればおねがいします。。

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