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黒ラブ×黄ラブ

 ラブラドール(犬)の黒ラブと黄ラブの両親から生まれた子どもは、色が混じることなく、黒ラブと黄ラブが生まれますよね。例えば、「ポチたま」(テレ東)のまさおくんの場合、「(父)まさおくん:黄ラブ」×「(母)アンディ:黒ラブ」で生まれてきた子どもたちは、7匹中、黒ラブ3匹と黄ラブ4匹です。 質問1.子どもに色が混じらないのはなぜでしょうか。生物学的には、どのように説明されるのでしょうか。何か法則のようなものがあれば、教えて下さい。 質問2.他の犬でも、同一犬種であれば、色は混じらないのでしょうか?人間では考えられないと思うのですが、他の動物でもあり得るのでしょうか。 あとおまけですが、こういうことに関する面白い本などありましたら、教えて頂けると幸いです。私は文系で全くの素人ですが、受験は生物選択でした。どなたか詳しい方、よろしくお願いいたします。

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  • chie65536
  • ベストアンサー率41% (2512/6032)
回答No.2

子供は「♂か♀か、どちらか一方」が産まれます。「♂と♀が混じった、♂でも♀でもないの」は産まれません。 これは、性別を決める遺伝子が「常に発現する強い因子」で、身体中のどの細胞も、どちらか一方の性別になって機能します。片側半分が男でもう片側半分が女とか、アシュラ男爵みたいにはならないのです。 黄ラブ、黒ラブもそれと同じで、親から黄か黒かを決める因子のとっちか1つを貰ったら、全身くまなく「片方の色だけ」が発現します。 ダルメシアンのように2色の色が混じるのは、遺伝子因子の決定力が弱く、細胞分裂や成長の過程で、外部から刺激を受けるなどで、体表面の各部で、どっちの色が発現するか判らないからです。 なお、三毛猫の場合は、色を決める遺伝子2つ(仮にA、Bとする)を持っていて、体表面の各部で、Aが発現したらA色、Aが発現せずBが発現したらB色、どちらも発現しなかったらC色、と3色のマダラになります。 因みに、猫は色を決める遺伝子は、X染色体1つに1つだけ乗っているので、色を決める遺伝子を2つ持つ三毛猫は、性染色体がXXになってる♀だけです。なので、突然変異の「♂の三毛猫」は希少価値があります。

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質問者

お礼

詳しく教えて下さって、ありがとうございます!ダルメシアンとの対比や丁寧な説明のおかげで、素人の私でもよく理解できました。ラブの遺伝子が決めているということなんですね。複数色の可能性を持ち、かつ単色しかない犬って、ラブくらいしか思いつかず、質問してみました。他の犬は、純血にせよ、だいたいみんな色が混じっていますから。いやあ、面白いですね。もっと生物を勉強すればよかったなぁ。この度は本当にありがとうございました。御礼を申し上げます。

その他の回答 (1)

  • taronbe
  • ベストアンサー率39% (27/69)
回答No.1

他にチョコレート色があって、関連HPのような法則があります。数日前にここの板で白人と黒人で同じような質問がありましたね。

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/tn-kennel/about_lab/color1.html
page93
質問者

お礼

お返事ありがとうございます!紹介して下さったHP、参考になります。あと人間の件ですが、犬でしか検索しておらず、気付きませんでした…(すみません)。御礼申し上げます。

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