「仮定法」という用語の由来

このQ&Aのポイント
  • 「仮定法」という用語は英語の教師でも定義を説明できる人は少ない。フランス語やドイツ語を学習したことがある人なら「接続法」という言葉を知っているが、英語だけが「仮定法」という用語を使用している。
  • 「仮定法」という用語は英語ではsubjunctive moodと呼ばれており、フランス語やドイツ語を学習したことがある人なら「接続法」という言葉を知っているが、英語だけが「仮定法」という用語を使用している。
  • 「仮定法」という用語は英文法の難しい項目の一つであり、英語の教師がその定義を説明できる人は少ない。他の言語では「接続法」という用語が使われているが、英語だけが「仮定法」という用語を用いている。
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「仮定法」という用語の由来

暇つぶしの質問です。お時間のある時にでも お付き合い頂ければ 幸いです。 英文法の中でも「仮定法」は難しい項目に数えられますね。英語の教師でさえ、「仮定法」の定義を理路整然と説明できる人は少ないかと思います。私も「仮定法」という用語は嫌いです。私のような疑問を持っている人は少なくないと思うんですが、今更 用語を変えることはできませんしね。 「仮定法」は英語では subjunctive moodと呼ばれますが、subjunctiveを語源的に分析すると subは「下」という意味 junctiveのjunctは「つなぐ」とかいう意味で、どこにも「仮定」という意味はありません。 フランス語やドイツ語を学習したことがある人なら、「接続法」というのをよくご存じだと思いますが、スペイン語やイタリア語も含めて、 西洋の言語で「仮定法」という用語を用いるのは英語だけです。 そこで質問ですが、この「仮定法」という用語はどこから来たんでしょうか?

noname#47281
noname#47281
  • 英語
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • trgovec
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回答No.3

「仮定法という用語」で検索するとyahoo知恵袋の記事が出てきます。その中で veronderstelde wijs というオランダ語の文法用語が起源のような記述があります。(veronderstellen = hypothesise でありまさに「仮定法」) しかし今日ではこの用語は使われません conjunktief (=aanvoegende wijs)「接続法」 conditionalis (=voorwaardelijke wijs)「条件法」 (http://nl.wikipedia.org/wiki/Wijs) オランダ語では接続法ないし条件法の使われ方が英語とほぼ同じで、いわゆる「反実仮想」で条件法を使う以外は接続法は固定表現に限られています。 現在の事実に反するあるいは可能性の低い仮定 「Als 過去, zou.....不定詞. = If 過去, ...would 原形」など 英語と全く同じ形をしています。 文法用語が数百年前は違っていた可能性もあるでしょう(veronderstelde wijs はその意味から条件法を指していたと考えられます)。 もっともこれは確たる証拠はありませんが、少なくとも通常の使用では「法」というものを意識する場面が英語と同じであることが、英文法の用語に影響を与えたことは考えられます。 他の印欧語では接続法の使用は英語の仮定法(受験英語では常識的な、構文の名前としての意味も含む)と同じ理解では到底間に合いません。

noname#47281
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなんですよね、英語の「仮定法」は構文の名前も含むので、この「法」の概念が捉えにくくなるんですよね。 それから 英語の仮定法は条件法も指しているようですよね。ですから、仮定法に関しては日本式の英文法解釈の不適切な箇所なんですが、今更修正するのは難しいですからね

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  • voorraad
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回答No.2

otto jespersen です。

noname#68162
noname#68162
回答No.1

myrtille殿、拙者に教えてくだされ、そなたは数々の言語を広く学び、彫刻、絵画も修行された。 多くの国を訪ね、その人々の心も知った。 そのそなたが、『過去質問』を見たかどうかを!!! http://okwave.jp/qa1864422.html

noname#47281
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 あの質問は見ました。「仮定法」という用語は昔の英語学者が不適切な命名をしたということも聞いたことがあるんですが、私の仮説では 蘭学時代にまで遡り、オランダ語の文法用語を英語に当てはめてそのまま引き継いだのではないかと。しかし、全然 確証がないんです。

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