- ベストアンサー
タイ語上級を目指して
- タイ語を独学で学習し上級まで到達する方法について
- タイ語学習において、日本国内で上級者向けの教材や講座が充実していない課題がある
- タイ語上級者の方々は本場のタイに行かずに独学で学習し上達している可能性
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
先の回答の補足です。 お気づきとは思いますが、タイ語は人が少ないだけに、少々できると希少価値ゆえに大事にされて、そうなるとそう大したタイ語でもないのに「自分は上級」的な思い込みに陥る人もいます。(タイで大学の日本語専攻出たての若者がおぼつかない日本語で「通訳」として羽振りを利かせているのにあるところで似ています。) そういう意味で、層の厚いメジャー外国語で上級と言われる人たちのクオリティーに伍してゆく心意気を常に持ち続けることをひとつお勧めします。 それから、メジャー外国語のような学習環境が用意されていないだけに、それは現実にはお分かりの通りのなかなか厳しい道のりなのです。 しかし、もうこの道を選択してがんばってこられて、それで質問に至ったのですよね。 だったら突き詰めてやりましょう! キーワードは、「目標を高く」「自分に厳しく」「持続して」「楽しく」(それに「投資は惜しまず」)でしょうか。 「楽しく」ですが、やっぱりタイ語をやっていく過程そのものを「楽しい」と思えるようになるのは重要です。私の場合は、タイ語の上達や使った結果による、専門分野のほうの知識の向上と仕事の完成、それを通した多くの人との出会い、さらにはそれを通して自分の幅が広がることが、「楽しい」に繋がっています。(こうなると「楽しい」が更なるタイ語上達の動機付けに繋がる) それから、タイ人がどこまでお好きかどうか分かりませんが、もしタイ人嫌いになった局面が出ても「(当然ですが)そういう人ばかりじゃない」と割り切って、さらなる高度なタイ人理解のきっかけだと思って付き合ってゆくといいです。 富田の辞書ですが、タイ語の辞書であそこまで完成度の高いものは世界のタイ語-○○語辞書の中でも随一です。(実用的なことよりは文学・文化・歴史方面に重きが多いですけど) タイ語教材が少ないとはいえ、タイ語をやる上で、あれが利用できる日本人に生まれたこと(それにもちろん富田先生)に感謝! です。十分に使いこなしてください。 読むものは、今や日本にいてもウェブで膨大なタイ語情報がリアルに手に入ります。聞くのもタイのラジオがウェブで聞けますし。 懇切丁寧に「作られた」教材はごく少ないですが、外国からのタイ語生リソースへのアクセスは、15年ぐらい前に比べて格段によくなっています。こういったものも十分に使いこなして下さい。 (もちろんウェブで見られないものの方が多いのはその通りです。私は以前はタイに行くたびに専門分野のタイ語書籍をダンボールで何箱も買って来たり、絶版になったものは図書館で見つけて丸ごとコピーして持ってきたものでした。) ご健闘と成功を期待しています!
その他の回答 (2)
- attaro
- ベストアンサー率50% (2/4)
テーマがテーマだから仕方ありませんが、あまりレスつきませんね.... 私はタイ語歴は18年、うちタイ在住経験11年ですので、「日本国内のみで」という条件には合致しませんが.... 何をして上級というのか自体が基準がないですけど、私の場合ですと、大臣通訳や法律の翻訳等をやることがあり、講演の通訳とかもやります。タイ語の新聞やフォローすべき省庁ウェブサイトのタイ語情報は毎日チェックしています。まあ中級は超えてるかと… 少々きついことを言いますが、「教材があれば学べる」「ないから学べない」というのは、『上級』を目指すには甘すぎますよ。心構えからして負けてる。 上級のタイ語なんて指導体系などなく、もとより出来合いの教材などないですし、すでにお分かりのようにどこかに身を寄せれば身に付くものでも誰かが教えてくれるものでもありません。 (これらの機会が整備されているのはむしろ、英語・仏語といった本当にごく少数の世界制覇言語のみでしょう。) 従って、上を目指せば目指すほど、自分で必要なものが何かがわかって、周囲のタイ語リソースをそのための教材として自分自身で用いて行きながら学び続けるようになる必要があり、それが出来ないのならば、(それが出来るようになるまでは)大きくは伸びませんよ。 辞書だって、富田の辞書と、タイで出版されているタイ-英、タイ-中辞典、それに各分野の専門語彙集を組み合わせれば基本的には不自由しないと思います。むしろこれらを自分が如何に活用し切れるかです。 ちょっと漠然と「上級」という切り口で聞いているのが気になりましたが、私の場合は実用タイ語そのものが専門ではなくて、他に専門分野があり、それについてタイ語で日々議論したり、書類を作ったり、書下ろしをしたりします。こういったことが必要だからこそ徹底的に勉強しました。 どのようなご職業におつきなのかは存じませんが、タイにいるのでなければ時事タイ語的な部分には弱みがあるでしょうけど、どんな方面でもいいのでタイに関わってゆく上での自分なりの取り組み分野みたいなものが確立されてその切り口から深めてゆけば、それを軸にタイ語も継続的に深化させて行くことになるのではないでしょうか。 健闘を願います!
お礼
御回答有難うございます。大変参考になりました。教材が充実しているというのは、確かに英語や中国語などのごく限られた言語だけですよね。おっしゃる通りで、教材が充実していることを期待するは、確かに甘えですよね。御指摘して頂き有難うございます。自分なりにタイ語の新聞や雑誌など、タイ語のものは教材にしようと漠然と考えていましたが、如何にその情報源を探り当てることが出来るかが、勝負になると思います。また、冨田先生の辞書は昨年購入させて頂きました。タイ-英、タイ-中辞典は、また改めて購入することを検討させて頂きます。また、貴重なタイ語との関わりについての体験を聞かせて頂き、大変参考になりました。今後の参考にさせて頂きます。大変励みになりました。また、改めて頑張らせて頂きます。また、何かありましたら、ご指導の程、改めて申し上げます。有難うございます。
- spring_f
- ベストアンサー率26% (29/110)
どういう目的でタイ語を習得されようとしているのかわかりませんが、たとえばタイ語のTVやラジオが聞ける、本が読める、文章が書ける程度であれば独学でも可能ですが、タイ人との会話もしくはタイ旅行等が目的であればタイ人との会話は必須です。 TOEICの高得点でも全然英会話できない人いますがそういう人は英語の勉強だけで会話経験乏しい人です。 今は単にタイ語上達だけならネットTVもしくはポストキットで十分です。 ちなみに私は10年ほど前にタイ生活2年半。それまでタイ語は全然話せませんでしたが、帰国の時はそれなりになりました。今は読み書きは苦手ですがタイ人との基本的な意思疎通は問題ない程度です。
補足
読み書きが仕込みで、会話が実践だとすれば、仕込みを丹念にしておいた方が、会話もその分色々と高度な言い回しが使えるようになると思いますが、如何でしょうか。つまり、仕込みあっての実践で、仕込みがあってこそ、実践が生きてくると思いますが、如何でしょうか。
お礼
再度の御回答、改めまして有難うございます。確かにタイ語の学習環境は、英語や中国語のようには恵まれていませんが、やはりやるからには、とことん究めていくしか無いと思います。まだ満足できるような日タイ辞典は出ていませんが、幸いにして冨田先生のタイ日辞書が刊行されているのが、何よりの救いです。他のタイ日辞書と比較してみると、語釈が豊かで、また、例文も数多く取り入れているので、用例を理解するのにとても役立っています。冨田先生の足下にはとても及びませんが、冨田先生の苦労を無にしないように、タイ語の生リソースの収集や咀嚼に努めていきたいと思います。更に日本とタイの架け橋になるべく、頑張っていきたいと思います。勿論、常に目標や志を高く持ち続けることは、言うまでもありません。また、貴重なタイ語学習の体験談を聞かせて頂き、大変参考になりました。今後の学習の参考にさせて頂きます。有難うございます。また、何かありましたら、ご指導の程、改めましてお願い申し上げます。