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修士論文の資料収集について

今年で還暦になる父が、第二の人生を満喫するといって、 地元大学の大学院(経済学)に進学いたしました。 現在一年生ですが、修士論文作成に向けて、資料を収集したい ようです。 学校で、20代の若者や、教授たちに、資料の集め方などを いろいろと聞いて回っているようですが、父の年代はかなりの アナログだからなのか、パソコンやインターネットの説明を 聞いてもちんぷんかんぷんのようです。 (パソコンの「立ち上げてください」を聞いて、自分が立ち上がっちゃう ような人なので・・・) せっかくこの年で合格できたのだから、なんとしてでも修士論文を 書き上げたいと思っていて、娘である私のところへ助けを求めて やってきました。 が、私も修士論文などは書いたことが無く、資料の集め方もよく わかりません。 国立国会図書館を利用すればよいとか大学の図書館から資料を 送ってもらえばいいとか聞いたのですが、具体的にはどうすれば よいのでしょうか? 資料収集などは基本中の基本だとは思いますが、私も父の力に なれることがあればと思い、質問させてもらいました。 皆様の回答をお待ちしております。

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noname#49694
noname#49694
回答No.4

 現役の修士M2です。ちょうど修士論文を執筆中です。  どこの大学院かにもよるのですが、原則上、資料集めはすべて学校内でできます。インターネットのおかげともいえます。しかし、インターネット時代となった今日ですから、これを使わない手はなく、作業効率を考えてもこちらのほうが昔の資料集めの方法よりも数倍の早さです。とはいっても、なかなか覚えられないという問題があると思います。  論文執筆のためにはおもに3つ種類の資料を集める力が必要です。 1 本 2 雑誌(論文) 3 新聞、統計などのサブ資料 本の探し方-まず参考文献一覧をつくる  論文執筆の手順は、まず通常、参考文献一覧の作成から入ります。意外と図書館にいって、思いついたキーワードをたたき込んで、探す方法をする人が多いのですが、これはあまり賢い方法ではありません。時間もかかりますし、自分の目的の資料を概観surveyできません。参考文献一覧の作成はおもに2つの方法からなります。 (1) 検索式  大学図書館、県立図書館、amazon、一般のgoogle検索など、いくつか検索をかけて、自分の関心やテーマに近い本について第一次調査をします。20から30の本を最低でも発掘するのが目標です。すべてワードに一覧として打ち込みます。第一次という意味は、この検索してまとめた本を実際に勉強していくと、また別の本の必要性がどんどん出てくるので、そうしたらまた第二次調査をします。・・ (2) イモヅル式  第一次調査などの本を借りて読んでいきますと、どの本にも共通するようなある主要論者が必ずいます。あるいは必ず引用されるような本があります。そういったものをさぐる上でもイモヅル式が効果的です。イモヅルとは、そのままの意味ですが、ある本の参考文献から本をさがし、さがした本を見て、またその参考文献から本をさがす・・・という繰り返しをすることで検索では見えてこない本を発掘する方法です。 2 論文  論文はhttp://ci.nii.ac.jp/などのサイトで検索できますが、いろいろ論文検索サイトがあります。多くの場合は、契約が必要なものですが、たいてい大学などがお金を払って、学内であればその論文検索サイトが使えるようにしています。これは大学の図書館の人に聞くのが一番です。有名なのはmagazine.plusという検索サイト、ほかにも英語論文検索サイトなども多数あります。  論文は最先端の研究状況を把握するためにあります。あと自分の考えるテーマが他にやられていないか確認するためでもあります。ですから、決して欠かせないものです。 3 新聞、雑誌など  昔は新聞は図書館に埋もれた縮小版をペラペラめくって、コピーして・・・というあまりにめんどうな作業をしないといけなかったのですが、今は日経、朝日などはすべてデータベースとなって、検索1つで関連記事がすべて出てくるようになっています。もちろんこれも契約が必要なものですが、大学は基本的にこれに加入しているので、学内であれば、データベース内に入っているはずです。  ですから、きっとあなた様が大学の図書館のサイトを見て、外部データベースみたいな名前のところがありますから、そこまで行く方法をとりあえず調べておげて、教えてあげれば良いかなと思います。あとはお父様が学内で、自分でそこまでいけば、いろいろデータベースが使えます。  雑誌もデータベースにすべて入っていますが、公的統計などは今はすべてサイト上で読むことができ、印刷することができるようになりました。情報公開も徹底しており、ほとんど公的な資料はサイト上で読み印刷することができます。ですから、法務省なり経済産業省なり、すべてブックマークして、ときどき確認すると良いでしょう。  公的ではない一般的な雑誌はなかなか発掘しにくいですが、上のイモヅル方式の応用で、ある特定の雑誌は取り上げられますから、その雑誌名やそのなかの論文あるいは記事などをとっかかりにすれば、どんどん見つけられます。  資料収集は以上でほとんどできるはずです。  ただお父様がふつうの修士と同じようなことをやってはとても、ついていけないでしょうから、唯一の強みとして実務経験をいかした修論を目指すほうが良いでしょう。ですから、おもに3を活用して、あとは具体的で詳細なテーマと問題について言及していくほうが良いと思います。

ruby0924
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 大変参考になりました。 とっかかりがなくて、何をしてよいのかわからなかったようなので、 ご意見を参考にしてがんばります。 私も一度大学の図書館へ行ってみます。

その他の回答 (4)

  • Juri_juri
  • ベストアンサー率50% (8/16)
回答No.5

お父様の為に、大変ご熱心ですね。感心しました。 パソコンは「コレ」というとき以外使用しなくとも、 概ね書き上げる事が可能ではないかと思います。 他の方もおっしゃっていますが、図書館の活用。 これが一番です。 第一は、通っている大学の図書館。 所属している図書館にない文献や資料も、取り寄せてもらう事が できるはずです。 そして、公共の大きな図書館。 国立国会図書館に行ける距離という事は首都圏でしょうか。 都立の中央(広尾)や、新宿の図書館なども大きく、 大学にない書籍などがある場合もあると思います。 国立国会図書館にしかない図書も取り寄せてもらう事ができます。 ・・・と、ここまで書きましたが、 論文提出までもしお時間があるのでしたら一度、お父様といっしょに 『情報の達人』というDVDをご覧になってはいかがでしょうか? シリーズ全3巻で、わかりやすくオススメです。 第3巻の 「レポート・論文を書こう!-誰にでも書ける10のステップ」 だけを見ることでも、ずいぶん違うと思います。 たとえば東京23区内なら葛飾区図書館などで借りられますよ。 大学図書館でも置いている所は結構ありそうです。 他に詳しくご説明なさっている方がいらっしゃいましたので、 別のアプローチから。ご参考までに^^ (なお研究対象がもし税法なら、法律関係はやはりデータベースに 勝るものはありません(厳密にはインターネットとは違います)。 ただこれも、どうしても書籍で足りない場合に、大学図書館や 法律関係のデータベースをそろえている公共図書館に相談し、 利用方法を教えてもらいながら活用することで良いのではないでしょうか。)

  • tea-toki
  • ベストアンサー率27% (294/1082)
回答No.3

どんな分野の資料をさがすのかがクリアになっていないと、 誰もお手伝いできませんから、まず、それをクリアにします。 次に、大学の図書館には、司書の人がいるはずです。 まず、興味在る分野の教科書や論文等の末尾に参考文献がのっていると思います。そういった参考文献を司書の人にお願いして図書館で探していただけばよろしいと思います。 そしてその探した文献をよみ、興味があるもの面白いと思ったものについて、参考文献欄に記載されている文献を司書の方にお願いして入手する。 という繰り返しではいかがでしょう?

ruby0924
質問者

お礼

やはり図書館に通うのがいいようですね。 自分から司書の方に声をかけてみるよう言ってみます。 大学院の勉強って本当に大変なんですね。(今まで知りませんでした・・) ありがとうございました。

回答No.2

とりあえず、基本的なパソコン操作を学んだほうが良いかと思いますが、時間は足りなさそうですね・・・ 当方、工学系大学院2年生です。 あいにく実験組なのであまり参考にならないかもしれませんが・・・ 基本となるのは一般に発行されている専門書籍です。 専門書籍は通常の書籍と異なり、使用した参考文献の記述が義務付けられています。(これが無ければオリジナルか盗作です) これをみて、必要な記述部分の参考となっている書籍を見つけます。 当校の場合、一般書籍であれば図書課に人に注文を申し出ることが出来ます。 学会誌の場合は購入してなければ学校には無いので、他校から取り寄せになります。 取り寄せ専用のHPが学内イントラネット上にあるのですが、アクセス権などの手続きが非常に面倒なので使っていません。 で、どのようにより寄せているかと言うと、担当教授にお願いしています。 教授は無制限でアクセス権がもらえているので・・・ ただし、「~に関する論文が欲しい」では教授も困るので、学会名・年度・発行番号・ページ数・論文名を指定してお願いしています。 とりあえず学校の図書館や教授に聞いてみるのが良いと思います。 意外と指定すれば取り寄せてくれるかもしれません

ruby0924
質問者

お礼

やはりまずは発行されている書籍ですね。 父がインターネットが使えなきゃ資料は集められないって、 嘆いてたんですけど、そうばかりじゃないんですね。 ご意見を印刷して本人に渡してきます。 ありがとうございました。

  • 430SCV
  • ベストアンサー率50% (6/12)
回答No.1

修士出です。 はじめにお父さんはどのような研究を行いたいのでしょうか? 修士に行ったからには何かしらの研究目的があったからこそ進学下のだと思います。 それにより、資料収集も異なってきます。 手っ取り早いのは、大学の図書館に行き、 各教授や、研究者などの論文があるはずです。 そこで同系列の論文を読みあさることがいいと思います。 ですが最終的には自分でなにかしらの研究をしないとなりません。 他人の論文を読むにせよ、何の研究をしたいかによって読む論文も異なります。 まずは、研究項目から決めてみてはいかかでしょうか? また、当方の大学では最低でもエクセル、ワードを使って学会発表をしなければ修士論文は認めてもらえませんでした。 大学によってまちまちだと思いますが、ワード、エクセルは使えるようになった方が有利ですし、やりやすいと思います。

ruby0924
質問者

お礼

ありがとうございます。 父の研究目的はおそらく税法関係だと思います。 ワードやエクセルも使えるようになったほうがいいですよね。 今の段階だと、エクセルはまったくダメ。 ワードはただ文章を打つだけなら出来るという状態です。 私には理解できないのですが、60代になると、記憶力や理解力が 衰えて、周りについていくことすら大変なようです。 まずは大学の図書館へ何回も通うよう言ってみます。

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