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法律に詳しい方お願いします。

私はある有名企業が起した事件に巻き込まれた被害者です。 私の被害は金銭的なもの(6万円)と何度も消費者センターへ通った労力と時間くらいで、金銭的なものは企業が返金してくれる予定です。  事件は法律的に禁止されているものらしく警察が捜査中です。私も被害者として警察で事情徴収を受けました。 先日、ある有名企業の方が自宅へ謝罪しに来ました。 その際、謝罪金(返金とは別のお金)を渡す代わりにマスコミやネット上、近所などにこの事件を口外しないと誓約書にサインして欲しいと頼まれました。私はもともとマスコミに公表する気はありませんし、被害金額が返ってこればよいと思っていましたが、謝罪金(口止め料?)を受け取っても法律的に問題ないのでしょうか? 謝罪金を受け取ったことが罪にならなければ、お金が欲しいです。 とりあえず、受け取らずに帰ってもらいましたが、いつでも電話くださいとメモを置いていきました。  多分、この事件が公表されればこの企業にかなりのダメージを受けることになると思います。また、警察が事件を企業名を公表することはあるのでしょうか?

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回答No.4

謝罪金(返金とは別のお金)の法的性格が問題です。「謝罪金」など法的には存在しません。民法は次のように定めています。 (不法行為による損害賠償)第709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。 (財産以外の損害の賠償)第710条 他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。 710条の規定が「慰謝料」と言う形で具体化されるのが普通です。よって本件の金銭の名称は「慰謝料」であるべきでしょう。この会社の担当総務部も本来こういう認識のはずでしょう。 金銭的には、損害金(=返金)+慰謝料(謝罪金の一部)+契約金(謝罪金の一部)の三本立てとし、それぞれ金額を明示すべきでしょう。 相手が一流会社なら経理部はこういう形態でないと会計基準に沿う公明正大な経理処理はできないでしょう。 次に、「この事件を口外しないという誓約書」の法的性格は何かという問題があります。この誓約書締結の対価としての謝罪金ならば 「契約書」として「1甲はこの事件を口外しない。2乙はその対価として金ウン万円支払う」という契約書にすべきで、誓約書とすれば後日もめるだけでしょう。 こう考えると「3甲が1条に違背したときは2の金額を返還する。この返還をしたときは甲は本契約から生じる乙に対するすべての債務を逃れることができるものとする」というごく常識的な条文が追加されるべきことが判ることです。(これは、口外したしないでもめたときは返すことで決着が完了してしまう効果があります。極論ですが、いつでも質問者さんはマスコミに口外でき、受領金を返済すればこの会社からの責任追及を逃れることができます。) より深く考えると「4法令にもとずく調査権による警察、その他官公庁自治体に甲が協力することは1に当たらない」みたいな制限をかけておかないと、あとで質問者さんが困るでしょう。 要するに、謝罪金を受け取って、無条件に口外しないという過酷な約束は飲むべきでないというのが私の意見です。質問者さんの意思でいつでもお金を返すことによって破棄できるようにしておくべきです・・・というのが私の意見です。 金銭的には、会社と質問者さんの間では、総額をまず決め、配分はその後すればよい話です。質問者さんが契約書に違反したとき返還義務を負うのは契約金だけです。

rinpoo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、相手企業が悪い噂がたくさんある有名企業なので 法的知識の全く無い素人が謝罪金を受け取るのはやめておきます。

その他の回答 (3)

  • kentkun
  • ベストアンサー率35% (1106/3092)
回答No.3

会社の総務関係全般を担当しています。 事情はどうあれ、事件を口外しない誓約書に署名することと引き換えに謝罪金を受け取ることは法律的に全く問題はありません。 署名し、あなたが金銭を受け取っても司法機関や警察にこのことを秘匿する必要はありません。 ネットやマスコミに口外され宣伝されることを止めるための謝罪金です。 遠慮せずに受け取りましょう。 恐喝になるとかならないとか、そういうことは文書を読めばわかるでしょう。 また警察は、事件が悪質な場合は企業名を公表します。

rinpoo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、相手企業が悪い噂がたくさんある有名企業なので 法的知識の全く無い素人が謝罪金を受け取るのはやめておきます。 警察が勝手に公表したのに私のせいにされてはまたモメるかもしれませんね。

noname#52426
noname#52426
回答No.2

こんにちは >その際、謝罪金(返金とは別のお金)を渡す代わりにマスコミやネット上、近所などにこの事件を口外しないと誓約書にサインして欲しいと頼まれました。私はもともとマスコミに公表する気はありませんし、被害金額が返ってこればよいと思っていましたが、謝罪金(口止め料?)を受け取っても法律的に問題ないのでしょうか? その会社が貴方に脱法行為や不法行為で被害を被った訳でしょう。それなら、会社が誠意を見せる謝罪金だとしたら、そのような文書に署名せずとも受け取れると思いますが、相手の誠意ですから相手が拒否すればダメですけど。(詳しい事情が判りませんのでハッキリ断言できません) また、不利益を被った慰謝料(精神的苦痛、消費者センターへ通った労力と時間等)として交渉されたらどうでしょう。あまり、強く出ると恐喝で訴られる可能性もあります。交渉時のお互いの発言は録音された方が良いと思います。 また、そのような文書に署名しても、その会社に違法行為があった証拠(法的に認められるもの)が有れば、公序良俗に反しますので、貴方が口外しても無効とされると思います。(ハッキリとした証拠がなければ、名誉毀損もしくは風説の流布で訴えられる可能性は有りますが) それから、誓約書にその会社の行為に違法行為や不法行為が有り、公序良俗に反する場合はその(口止め)限りではないと一文を盛り込むとかはどうでしょうね。 >警察が事件を企業名を公表することはあるのでしょうか? 捜査で事件性が確認出来れば立件すると思いますが。 結局、消費者センターでこのケースで返金の他に慰謝料を請求できるか相談されるのが良いと思います。

rinpoo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、相手企業が悪い噂がたくさんある有名企業なので 法的知識の全く無い素人が謝罪金を受け取るのはやめておきます。

  • vaio09
  • ベストアンサー率37% (756/2018)
回答No.1

「利益を得ること」よりも「不利益を被らないこと」を優先しましょう。 色気を出してはダメです。 くれぐれも「あなたが相手に口止め料を要求した~すなわち恐喝した」というように解釈されないように注意しましょう。 相手も手練れですから、文書の文言を良いように解釈して、あなたから脅されたということになることもありますよ。 この類の誓約書~なにしろ相手が用意した文書~は、そういう盲点が隠されています。 相手との会合をVTRやテープに撮っておくことも重要です。

rinpoo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、相手企業が悪い噂がたくさんある有名企業なので 法的知識の全く無い素人が謝罪金を受け取るのはやめておきます。

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