アルケンの水素付加とclemmensen還元について

このQ&Aのポイント
  • 有機化学の教科書ボルハルトショアーでは、アルケンの水素化にはPd、H2、EtOHが用いられています。
  • しかし、clemmensen還元にも同じ試薬が使用されているため、それぞれの違いがわかりません。
  • また、Pd-Cは水素化に用いられるがclemmensen還元には起こらないということが示唆されています。
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アルケンの水素付加とclemmensen還元について

有機化学の教科書としてボルハルトショアーを使っています。 アルケンの水素化に用いられる試薬と clemmensen還元に用いられる試薬との違いがわかりません。 どちらもPd、H2、EtOHとなっています。(p529,p772) アルケンの方に関しては 「パラジウム(例えばPd-Cなど)」という記述があるのですが 本質的にただのPdと違うのでしょうか。 p843の問題にカルボニルと二重結合をもつ化合物の二重結合部分だけを 水素化する問題があるのですが解答では 「H2,Pd-C,EtOH」となっています。 やはりPd-Cを用いるとclemmensen還元は起こらないということなのでしょうか? よろしくおねがいします。

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質問者が選んだベストアンサー

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noname#36462
noname#36462
回答No.1

教科書を読まれるところを何か勘違いされたようですね。 接触還元:Pd-C/H2/EtOH Clemmennsen還元:Zn power/HClgas/ether です。 もう一度教科書を見てください。

cellori
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 完全に勘違いしていました。。 これで安心して先に進めます。

その他の回答 (1)

noname#36462
noname#36462
回答No.2

No1ですが訂正です: Zn power→Zn powder >やはりPd-Cを用いるとclemmensen還元は起こらないということなのでしょうか? 反応機構が違いますので、Pd-CではClemmensen還元は起きません。

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