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両建てが有効な局面とは?

商品によっても変わってくるか思いますが、 一般的に両建てするとよい局面、もしくは 自分のポジションとは具体的にどのような 状態のことでしょうか?

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  • pastorius
  • ベストアンサー率48% (538/1110)
回答No.3

長期のトレンドを追いかけたいときに、一時的に下がるという相場観だけど種玉は利食わずに維持したい場合なんかに、両建てをすることはあります。 気分的な問題なんですが、たとえば1000から玉を作りはじめて見込み通り1200まで上がったとする。これが数年来の最高値という値位置だとします。そこで、長期的にはまだ上がると思うけど一旦下がりそうだと考えた。 このときに、1200で手仕舞い売りして利食うことと、1200で売り玉作って両建てすることとは、算数的には同じ効果です。 そのあとに1100まで下がったとする。 この場合に手仕舞っていれば買い直すことになるし、両建てで蓋をしていれば売り玉を利食うことになる。これも算数的には同じ効果です。手数料も2倍かかるわけじゃない、同じです。 そしてたぶん気分的にもどちらにも大きな抵抗は無いと思う。 しかしそのあとに1300まで上がって、そのままどんどん上がりそうだということになる場合もある。 これを追いかけるためには、手仕舞っていれば買い直し、両建てで蓋をしていれば売り玉を損切るってことになります。 で、実はこのときに、損切りはわりと簡単にできるんですけど、買い直しの方ができない。気分的に、「高い」と思って利食ったところから更に高値を更新したところで新規に買い直すというのはすごく難しい。少なくともぼくには。 そういう、気分的な差があります。 ここまで書いてきたことの意味がすっきりとわからなければ、両建てはするべきじゃありません。両建てじゃなくて決済した方がいい。決済して算数的に損するというケースはほとんどゼロです。 またFXや信用取引みたいに金利がつくもので、売りと買いの金利が異なるものは、両建てしている期間だけ確定損失が発生するからやめた方がいいです。これも、意味がわからなければとにかく両建てはやめた方がいい。 あとは、年末に課税対象所得を調整するために両建てを作るという場合があるかもしれません。 これも意味がわからなければやめといた方がいいです。経験上、かなり特殊な事情が無い限り労多く益少ないです。 損失が発生したときに、もっと損失が膨らむことを一時的に回避するために両建てする、というのは、絶対にやめた方がいいです。 1回1回の行為の結果が吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、吉と出ればまた同じような場面で同じことを繰り返す。何度も繰り返すといつか必ず破綻します。 損切りしても資金管理をちゃんとしていれば破綻しません。 逆に言うと破綻しない範囲でしか損切りしてはいけない。大きな損失が発生するような枚数の取引をしてはいけないし、損失が大きくなるまで引かされ玉を引っ張ってはいけないということ。 そういうことをしなければ、どんなベテランがわざとやろうと思ったって10連敗なんてできないから、勝ったり負けたりでなかなか破綻なんてするもんじゃありません。 ポジションは、建玉です。 現物株取引だったら「保有株」でいいんだけど、先物とか信用では売りも買いもあるんで、自分が建玉している側のことを、ポジションといいます。売りポジション、買いポジション、などと言います。

gaplant2
質問者

お礼

ものすごく実用的な突っ込んだ回答を頂きましてありがとう ございます。 大変参考になりました。

その他の回答 (3)

回答No.4

たとえば、100枚買い建てしているとします。 今日は下げて利食えない。 こういう場合などに、100枚売り建てて、両建てします。

  • U-Seven
  • ベストアンサー率56% (557/986)
回答No.2

>一般的に両建てするとよい局面、 まず両建ては一般的な建玉ではありません、「よい局面」というのもありません。 商品取引所法では、外務員の禁止行為になっているぐらいです。(下記) >もしくは自分のポジションとは具体的にどのような状態のことでしょうか? 過去を振り返れば結果的にそのような状況があるかもしれませんが、相場の値動きは分かりません。 値動きが確実ではないので、そのようなポジションも無いと考えます。 資金が固定化されるだけです、さっさと損切りして新たなポジションを持った方がよいです。 プロの相場師ならば何か技があるのかもしれませんが、庶民がやるものではないです。 両建てすると外務員は喜びます、自分の関与する建玉が増えてさらに手数料も2倍。 自分は首を絞めます。 参考 商品取引所法、第214条:『商品取引員は、次に掲げる行為をしてはならない。』 8.『商品市場における取引等につき、顧客に対し、特定の上場商品構成物品等の売付け又は買付けその他これに準ずる取引とこれらの取引と対当する取引(これらの取引から生じ得る損失を減少させる取引をいう。)の数量及び期限を同一にすることを勧めること。』 平たく言うと『同一商品取引所の同一商品について、同一限月の売建玉と買建玉を同一枚数保有する事を顧客に勧めること。』 つまり両建ての勧誘は禁止。

  • oresama72
  • ベストアンサー率30% (26/85)
回答No.1

鞘取りをするということでしょうか?そうでないなら 両建てというのはマイナスが出た玉に対して実損が出ないように する苦肉の策だと私は思います。両建てにせざる得ない局面 はあっても両建てをするべき局面なんてものは無いと思います。 あえて、あげるならストップではずせなくなった玉に対して他の月 あるいは関連銘柄で両建てするくらいだと思います。

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