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have been to

aquarius_hiroの回答

回答No.4

こんにちは。 興味深いご質問なのでブックマークをして明快な回答を待っていましたが…。 私も辞書で調べてみました。 リーダーズ英和によるとbeの意味として、 1 ~である、将来~となる 2 a 在る、居る  b 存在する  c [完了形で]行った(ことがある)    用例 I have been to England twice.  d <古> 降りかかる、属する と書いてあります。このことからわかることは、 (1) be to には「行った」という意味があるが、その用法は、完了形に限る。 (2) 「~である」ではなく「居る」と同じところに分類されています (3) とはいえ、「居る」とはわざわざ別の項目にしているのですから、「居る」を文法的にいじって導出されるものではなさそうです。 この(1)は、 > be to~で「~に行く」という意味があるのですが? > be to~を現在形あるいは過去形で移動を表すような表現で用いている例文があればおしえてください。 というご質問の答えになっていると思います。 すなわち、be to ~ には「~に行く」という意味があるが、 それは完了形に限られ、be to ~ を現在形・過去形で「行く」の意味で使う例はない、ということです。(リーダーズによれば。) また、(1)及び(3) は > つまり私の質問は > have been to~ のどの部分が「~へ行ったことがある」という > 意味を生み出しているのかってことです。 のお答えになっていると思います。 すなわち、be 自体に、その意味があるらしく、have been to の be to を be「存在する」「居る」にtoが付いたものとして理解しようとしても、無理だろうと思われるということです。 その根拠は、もちろん辞書を信用すればですが、beの意味の「居る」と「行った」は同じ分類2に入っていますが、その中でaとcで分けて書かれています。もし「居る」の意味から文法を駆使して導かれるものであれば、「居る」だけを辞書に載せればよいわけですが、そうなっていません。 もちろん、英語の学者の間でも意見が統一されているとは限りませんし、辞書もたまには間違えることもあるでしょうが、少なくとも「リーダーズ」の範囲では、そう理解できます。 例えば、go to のどの部分に「~行く」の意味があるかと問われれば、当然 go で、それ以上は語源や由来にまで遡らないと分解できません。 考えてみれば、そもそも「居る」には動きがないですから、そこから「行った」という動きのある意味を導こうとしても、当然無理ですよね。 ただし、「居る」と「行った」が同じ2の小項目に分類されていることからもわかるように、元々これらの意味は親類関係にあることも事実のようです。もともとは、インド・ヨーロッパ語の to exist が語源のようなので、「行った」の意味自体が「存在する」から派生したと考えられます。 ここで、次の疑問が出てきてしまいました。 なぜ、完了形にだけ be to が使われ、現在形や過去形に使われないのかということです。辞書によればそうなのだけど問題は「なぜ」です。 いくつか理由は考えられます。 例えば、現在形、過去形で「行く」を表現するには他に go, went という基本的な語があること。 そして、逆に、go を完了形で使うと、have gone to ~ になり、戻ってきているという意味までは表現されないからです。 実際、ロングマン英英を調べてみると、been のところに、 2 "have/has been" used to say that someone has gone to a place and come back [+to] 用例 I've never been to Japan と書いてありました。 これからわかることは、 (4) 行ってしまって、さらに、戻ってきたことも表している これは have gone to ~ との違いを際立たせることです。 そうすると、今度は、「なぜ」 have been to ~ には、戻ってくる意味も含むのかという疑問が生じます。 これは、be in ~、be at ~ と比較することによって、理解できるかもしれません。be in, at は、現在形・過去形でも使われますが、be to は完了形にしか使われません。 have been in ~ は、そこに(ずっと)いたことに意味の重点があります。in には「動き」のニュアンスがないからです。 一方、have been to ~ は、そこに行ったことに意味の重点があります。なぜなら to は方向を表すわけで、「動き」に伴って使われるからです。つまり「動き」に重点があり、到達した地点に継続的に居たかどうかにはあまり関心はないわけです。 従って、もし話し手がずっとある所に居るのであれば、I have been in ~ というはずなので、I have been to ~とわざわざ言うということは、その人が今はそこに居ないことを暗に意味しています。(日本語でも「~に行ったことがある」と言えば、今はそこに居ないことも意味するのと同じです。) それ故、been to ~ には、come back の意味が含まれるのだと理解できます。 このように、完了形の場合は、現在形過去形の場合と異なり、いろいろな状況が考えられ、使い分ける必要が生じます。その使い分けとして、been to, been in(at), gone to などがあるのですね。 こういう事情は現在形や過去形ではないことで、be in(at) と go to だけで話が済むわけですから、be to ~を現在形・過去形で使う必要性はないわけですね。このあたりが be to が完了形でしか使われない理由のひとつではないかと思うわけです。 ちなみに、辞書で調べる前は、私は漠然と been には抽象的な「~である」という意味があり、それに副詞句 in ~、at ~、to ~ が組み合わさることによって、抽象的な「~である」に、継続的にそこに存在している意味や、そこに移動して行く意味になるのかなと思いました。 その説明のほうが私は好きなんですが、どうも辞書を見ると「~である」に分類されておらず、そういう説明ではなさそうでした。 以上、ご参考までに。

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