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「御狩」の読み方
タイトルの通りです。 『竹取物語』で、 「御狩御幸したまはむやうにて、・・・」 という文章があります。 御幸には「みゆき」とフリガナが振ってありますが、 「御狩」には何も振ってないどころか、 辞書を引いても載っていません。 よろしくお願いします。
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岩波書店の「日本古典文学大系竹取物語」で、該当個所の注を確認しましたところ、 現存する竹取物語の諸写本のうち「島原本」と称される写本では、ひらがな表記で、「みかりみゆきし」とあるそうです。 やはり、「みかり」とよむべきでしょう。 ちなみに、小学館の「古語大辞典」は、「みかり」を見出し語としてあげています。
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- kimosabe
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gonjiさんといえば、以前、光源氏の没年齢について質問なさっていましたね。 源氏物語、宿木の巻(旧大系本p50)に、 二三年ばかりの末に、世を背き給ひし嵯峨の院にも、 とあって、幻の巻(源氏五二歳)のあと、源氏は最晩年の二・三年を嵯峨の院で引退生活(出家生活)を送っていたようです。 したがって、源氏の没年齢は最も若く見積もっても五十四、五歳といことになりそうです。
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よくご存じですね(^_^;) 最近古典にちょっと興味を持ったので、 知りたいことがたくさん出てきました。 ありがとうございました。
日並皇子の命の馬並めて御狩立たしし時は来向ふ 柿本人麻呂 1-49 (ひなめしの みこのみことの う(む)まなめて みかりたたしし ときはきむかふ) というような有名な和歌からも分かるとおり、常識から考えて、「みかり」でしょう。 とりあえず、「みかり」のソースを見つけましたので、参考URLに記します。
お礼
回答ありがとうございます。 参考URLの中の『竹取物語』にも 「みかり」とありました。 大変助かりましたm(_ _)m
- hoshit
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御門(みかど)にはかに日を定めて、御狩(おかり)に出で給うて、かぐや姫の家に入り給うて見給ふに・・・ と書いてあったので『おかり』 で良いのではないでしょうかね(^-^)?
お礼
回答ありがとうございます。 『竹取物語』の中で、「おかり」と出ていたのですね。 わたしは「みかり」派だったのですが、 どうも「おかり」っぽいですね。
- mambo
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調べてみたところ、「みかり」と読むようですよ。 千葉には今も「みかりまつり」(御狩祭り)という名前の残るお祭りがあるそうです。(http://www.kanko.chuo.chiba.jp/new/200112/matsuri.html)
お礼
早速の回答ありがとうございます。 わたしも、何となく「みかり」かなぁと思っていました。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり少し大きめの辞書を引かないといけませんね。 小さくて便利なので、三省堂の『全訳基本古語辞典』を常用していますが、 ちょっと大きめのを持つことにします。