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南国の生物

南国に生息する植物や生物はピンクや水色、黄色など、華やかな色の生物が多いですが、これは何故でしょうか? 日本など北半球では同様の色使いの生物が生まれない理由があるのでしょうか?

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  • s-macwin
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回答No.1

一つの理由として、 北半球の生き物の色が鮮やかでないのは存在を隠すためではないでしょうか? つまり保護色です。 北半球にはオオカミ、野犬、トラ、イタチ、クマ、猿など大型の捕食者が多数います。 また、四季があるため赤道付近と比べ動物も植物も成長が遅く、 繁殖期は年に1回です。しかも、冬になると食糧も不足します。 植物は繁殖時期(開花時期)になるまでは身を潜め、周りと同化しています。 果実などは中の種が成熟し繁殖可能になると実も色づきます。 鳥や動物に実のある場所を知らせ、 果肉を与える代わりに種子を遠くに運んでもらっています。 鳥や動物たちも保護色系統の色をしています。 捕食者に見つかりにくいためです。 小動物は夏は灰色や茶色系統、冬は白くなります。 では赤道付近の動植物に色鮮やかなものが多いのは何故か? それは身を隠すよりも、存在を誇示し見つけやすくしているためかもしれません。 植物は一年中温暖な場所で繁殖できるため、 多くの種類はほぼ一年中花を咲かせ、実を付けています。 動物が食べても次から次と新しい花を咲かせ、実を結ぶことができます。 北半球に比べ大型の捕食者(犬系や山猫、クマなど)がいない島国では鳥や昆虫は存在を隠すより誇示し、 常に新しいパートナーを見つけ繁殖することができます。 四季がないため子供が凍死することもなく一年中出産(産卵)できるし、 食物も北半球より豊富にあり、子育ての時期を選ぶ必要がありません。

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