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C4植物について
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- ecotomed
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緑化樹種が制限…とありますが、一般的に緑化に使われる植物はC4ではないのでそんなに問題はないかと。 また熱帯雨林等の消失+砂漠化が言われる地域ではC4植物の方がよく育ちます。 なぜならC4植物には光飽和点が実質的にないから。 何もかもが揃った環境下でどうなるかは知りませんが、気温が高く、光が強く、乾燥がちな条件だとC3植物より圧倒的に有利です。 確実に言えることは、植物がそこに生えていられることには理由があるという事ですね。 充分に水分のあるところには耐乾性の強い植物は普通は自生しません。 多くの場合、他の植物の方が成長が早く、光を遮るからです。 サボテン(CAM植物)が砂漠に生えるのも他の植物が生えないからでしょう。 そう考えるとあちこちで砂漠にむやみに植樹するのもどうなのかと思います。 もっと自生できるものを植えるんじゃダメなのかな?
- pome12
- ベストアンサー率83% (5/6)
C4植物が乾燥に強い理由の根源に,C4植物が体内にCO2濃縮機構を持っていることが挙げられます。ただし,この濃縮作業にはエネルギー(ATP)が必要となってしまうので,濃縮作業が必要のない環境(高CO2低O2,つまり光呼吸が生じないような環境)では,かえってC3植物よりエネルギー要求量が大きくなってしまうのです。 なお,光呼吸とは,光合成の効率を落としてしまう植物体内の反応のことで,C3植物に観察される現象です。O2とCO2の割合で光呼吸の量が決まるので,C4植物は,CO2濃度を高めて光呼吸が起こらないようにしています。 もっとも,"C3植物よりも"というだけで,全く成長しないと言うことではありません。
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