- ベストアンサー
無水酢酸と塩化アセチル
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
無水酢酸の方がはるかに扱いやすいです。 塩化アセチルは揮発性であり、刺激臭もあります。 また、無水酢酸よりも分解しやすいので、長期の保存を必要とするのであれば、試薬の管理も面倒です。 塩化アセチルでなければ無理という場合は仕方がないですが、無水酢酸を用いる方が楽ですし、安全です。
その他の回答 (3)
無水酢酸は普通に扱えますが、 塩化アセチル(酸塩化物一般)はアンプルに入っており、 扱いが面倒です。シリンジ(注射器)を使って一般には操作します。 空気中の水分と反応して白煙を上げて分解していきます。 その点、無水酢酸は安定してます。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 参考URL大変役に立ちました。 ありがとうございました。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (466/833)
あと、試薬のコストもあるのかもしれないと思いました。 日本だと現在どうなっているか知りませんが、私が今いるところだと、無水酢酸と塩化アセチルだと結構な値段の差があって、後者が高いです。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 それぞれの特性を化学大辞典で調べたのですが上手く違いが発見できなかったものですから・・・。 色々とありがとうございました。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (466/833)
どういう点で無水酢酸の方がやばいと思われたのでしょうか? 私個人の感覚としては、塩化水素が加水分解で出てくるアセチルクロリドの方が危険と感じますが・・・(どちらもたいしたことはないにせよ) 塩化アセチルだと、系中で塩化水素が発生し、これをトラップするのに一当量のアニリンが消費されてしまいます。ですから、別のアミン(普通トリエチルアミンかと思います)を入れないといけないので、学生実験だと、臭いし操作が(ほんの僅かにですが)面倒くさくなるのも嫌なのでは。
関連するQ&A
- なぜ酢酸ナトリウム?
この前化学の実験で、アニリン塩酸塩と無水酢酸との反応によりアセトアニリドの合成実験を行ったのですが、そのときに酢酸ナトリウムも加えることになっていました。なぜ酢酸ナトリウムも加える必要があるのでしょうか。入れても意味がないようにしか僕には思えません。どうか回答お願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 無水酢酸とアニリンを用いてアセトアニリドを合成する実験を行いました。
無水酢酸とアニリンを用いてアセトアニリドを合成する実験を行いました。 実験中に無水酢酸をアニリンの入った試験管に入れたところ発熱反応(?)が起きたのですがこれを反応式に表すとどのようになるかが解りません。 C6H5NH2+(CH3CO)2O →C6H5NHCOCH3 + CH3COOH この式のどこに熱の発生を書けば良いのかということとどうして発熱するのかをできるだけ解りやすく教えていただけると助かります。 あとこの実験で蒸留水の中にアセトアニリドを溶液の状態で混合させたところ刺激臭が発生しました。ニオイの感じではアンモニアだった気がするのですが・・・アニリンのアミノ基と蒸留水が反応してアンモニアが生成されたという事で良いのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- アセチル化の反応機構を教えてください。
アニリンを濃塩酸でアニリン塩酸塩にし、それに無水酢酸と酢酸ナトリウムを混合させアセトアニリドを合成するとします。その際に、なぜ酢酸ナトリウムが必要なのか(役割)ということとアセトアニリドが生成する際の反応機構がわかりません。 教えてください。
- 締切済み
- 化学
- アニリンのアセチル化について。。。
アニリンのアセチル化の時に実験で酢酸ナトリウムを加えました。 これは未反応の無水酢酸を分解するためらしいのですが、なぜ分解する必要があるのでしょうか? また、どのような反応で分解され最終的には何になるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- アニリン類のアセチル化
先日化学実験でアニリン、p-トルイジン、o-トルイジンの三種のアセチル化を行いました。 まず、できた租製物の重量を量った後、それを精製させてから今度はその精製物の重量を測りました。 結果、アセチル化の反応では生成物は試料(この場合アニリン類)とモル比1:1で反応するはずなのですが、収率を計算すると 収率 粗製物 精製物 アニリン 74.5% 53.1% (→アセトアニリド) o-トルイジン 58.3% 17.3% (o-アセトトルイジド) p-トルイジン 94.2% 60.8% (p-アセトトルイジド) となりました。 精製方法として 粗製物を完全に溶解させ、熱時濾過を行った後、10℃まで冷やてから吸引濾過をして、減圧乾燥をいたしました。 理論値と異なる理由はどんなものがあるのでしょう? そして何故試料によって収率に大きな差があるのでしょうか? また、アセチル化を行う際、水と試料と濃塩酸の混合液を50℃に加熱したものに、酢酸ナトリウム無水物を溶かした水溶液と無水酢酸を同時に加えたのですが何故同時に加えなければいけないのでしょうか? 一度に多くの質問で申し訳ありませんが 教えてください。 よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 御丁寧に説明してくださってありがとうございました。