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9条改憲派の人へ

big0822の回答

  • big0822
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回答No.2

 確かに9条を変えずに、共産党の言うように、日米安保を破棄した上で自衛隊も廃止すれば、日本は戦争にはなりませんよね。万が一のことがあっても侵略されるだけで自衛もできないんだから戦争には絶対になり得ません。そんな理屈がまかり通るなら、太平洋戦争以降世界では戦争は一切起こっていないという理屈も通ります。国際法上(不戦条約などで)、戦争とは宣戦布告をした上での武力紛争のことを言い、現在では一般に言われる戦争は、国際法上(ジュネーヴ条約やその議定書など)では国際的武力紛争、内戦の場合は非国際的武力紛争と呼ばれていますから。  どんな根拠があって、軍隊を持てば戦争に近づくと考えておられるのかが良く分からないのですが。戦前の価値観を持っているかもしれない人間が政権の中枢にいる中で(神の国発言の森とか)、軍隊を作るのは危険ではないかという意味ならある程度理解はできます。ただ、それが単に誤解だった場合、その誤解が解けないのは護憲派の感情的なだけで反論になっていない反対によるものが大きいと思います。    日本は、憲法、特に9条をめぐる問題では、きちんと議論ができていません。改正しないにしろ、まともな議論をした上でそれを決めなければならないと思います。  集団的自衛権をどうするかと言う議論にしろ、アメリカは自衛権をかなり恣意的に使っていることを知った上で、行わなければなりません。集団的自衛権を認めても良いとは思いますが、その要件を厳格に制限した上での話だと思います。基本的に、自衛権で、先制攻撃は認められません。対象はあくまで国家のみであり、911テロに対してのアフガン攻撃は自衛権の行使には当たりません。このような恣意的な自衛権の行使をアメリカが行うときに、日本も集団的自衛権を行使するというのは問題があると思います。 以前別の場所でも回答しましたが、私が9条改正をする必要があると考えるのは、自衛隊の立場を明確にするとともに、国家による安全保障を確立するためです。  国家は、自国民を危険から保護する責任があります。国家運営を考えるならば、軍隊を保持しようと考えるのは当然です。憲法改正に反対しているのは国家運営の展望を持っていない社民党と共産党だけです。基本的に国家に軍隊(実質上の軍隊としての自衛隊を含む)は必要です。国家は自国民の安全を保護する責任があります。武力紛争が起こった場合、自衛隊があることによって、戦争被害を少なくすることが可能ですし、武力紛争に対する抑止、これらの古典的な安全保障だけでなく、災害救助などにも効果があります。  また、国際的武力紛争は国家の存亡に関わるリスクといえます。交通事故なども社会におけるリスクであり、社会的にもそれを受け入れていますが、それは国民全体に及ぶものではなく、国家の義務は被害を最小限に食い止めるにとどまり、社会システム自体が大きく変わることはありません。しかし、国際的武力紛争におけるリスクは、国家の存亡にも関わる可能性があるため、そのリスクを最小限にするために軍隊は必要です。  自衛隊の立場を明確にするべき理由としては、解釈によって自衛隊が合憲、違憲と立場が不安定になってしまうことを防ぐことがあげられます。  今現在は、政府の憲法9条解釈は多くの憲法学者によって否定されています。確かに、自衛権は国家の持つ基本的権利義務の一つですが、軍隊の保持を認めていない9条の解釈で、実質的に軍隊と同様の行動をしている自衛隊を軍隊ではないから合憲だとするのは恣意的に解釈を使っているととられても仕方がありません。今のところ多少無理な解釈をしても自衛隊は存続していますが、無理な解釈には変わりないので、例えば、社民党や共産党が政権を握ったら、世論の支持を得て、即時にではなくとも自衛隊は実質的に廃止されます。しかし、政権交代によって、このように解釈が変更されていては自衛隊の立場、しいては日本の安全保障が不安定になってしまいます。変更が容易にできない憲法改正によって、自衛隊を軍隊とし、明確に合憲とすることで自衛隊の立場を安定させることができます。

noname#35682
質問者

お礼

回答ありがとうございます。その通りだと思います。 9条を改正したら戦争に近づくと言ったのは、今の条文と改正された場合の条文を見比べた場合の話です。 今は自衛隊の存在意義も明確でないし、交戦権も認められていないのでそう書きました。 共産主義者は戦争は何の解決にもならないみたいなことを言ってますが、 それはそうでもまずは国家を守ることが第一、と私は思います。 ですが、彼らは自衛隊には何の力も無いなどと言い、その上アメリカ批判をしているので 彼らは一体何を考えているのか理解に苦しみます。どんな理屈並べられても納得できませんでした。 貴重なご意見ありがとうございました。

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