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心理学の評判

僕は、今年受験生で大学では心理学をとろうと思っています。 あわよくば心理関係の仕事に就きたいと思っていますが それ以外でもいいかな、と思っていて 心理学はただ単にやってみたい。といった感じです。 でも、少し気になることがあります。 心理学についての「周りの評判」です。 心理学について調べてみようと思って某匿名巨大掲示板で 心理学の所にいってみると、批判のスレッドがたくさん立っていました。 心理学というのは周りからみて少し変なのでしょうか? 心理学科に進むということでサークル等で変に距離を置かれないかと 批判のスレッドを見て思うようになってしまいました。 心理学科というのは人気のないもので、評判もよくないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.6

#4です。 良い機会ですので,心理学に関するありがちな誤解を粉砕しておきます。 ■心理学者の大半はカウンセリングなどできないし,やらない。 本当の意味でカウンセリングの専門家といえる心理学者は10人に1人もいないでしょう。 心理学とカウンセリングの接点はごく限られたものでしかありません。 心理学はカウンセリング以外に広大な研究領域を抱えているのです。 海外ではカウンセラーの養成は心理学ではなく教育学の大学院で行なわれている所が多いようです。 ■カウンセラーの多くは心理学の専門家ではない。 数週間の講習で取得できるカウンセラー資格なんてのが世間には転がっていますし, そもそも日本でカウンセラーを名乗るのに資格は要りません。 心理学の専門家というのは大学・大学院で少なくとも6年以上かけて養成するものです。 もちろん心理学を専門的に学んだことがなくても有能なカウンセラーというのはいるでしょうが。 ■テレビや雑誌でやっている心理テストは心理学者が扱う心理テストとは別もの。 大半は放送作家や雑誌ライター,あるいは心理研究家と称する人たちによる創作です。 心理学者が扱う心理テストの作成には千万単位の予算と年単位の時間, それに何十人もの研究スタッフと千人単位の研究協力者を必要とします。 そのようにして作成された心理テストには著作権があり,商品として流通しています。 世の中で最もよく利用されている心理テストは知能テストでしょう。 ■犯罪心理の専門家と称して事件のたびにコメント垂れてる連中の大半は心理学者ではない。 では何者か?その多くは精神科医です。 福島章,小田晋,影山任佐,作田明,高橋紳吾(最近見ないけど元気か?),町沢静夫,野田正彰,和田秀樹,香山リカ・・・ 彼らの発言はマスコミや捜査当局からの情報(視聴者には伝えられていないものを含む)をもとに 大人の常識に精神医学の専門用語を少々まぶしたという程度のものであって, 精神医学者としての研究成果ではありません。 ましてや心理学の研究成果などと思ったら大まちがいです。 ■心理学は「心」なるものの存在を自明の前提とはしていない。 心理学は心についての定義を棚上げしています。 それは心理学者の仕事ではないかのもしれません。 非専門家に向けて語るときにわかりやすさを優先して心という言葉を使うことはありますが, 専門家同士のやり取りでは括弧つきで(=限定的な定義で)しか使われないものです。 心理学者の中には心なんてものを認めない人もいれば,あってもなくてもいいと思っている人もいます。 それでも研究はできるのです。 心についての常識的な思い込みを疑うところから20世紀の心理学は出発したのですから。 「心の専門家」などと臆面もなく自称する人は本当に心理学を学んできたのかと小一時間(ry 世間の歪んだ認識やウェブ上のガセ情報に踊らされることなく 下記URLで紹介されている書籍なども参考にしながら 自分の責任で自分の進路を決めてください。 心理を考える。 http://okwave.jp/qa3023034.html レベルの高い心理学部は? http://okwave.jp/qa2011123.html

noname#72275
質問者

お礼

二度もご解答ありがとうございました。 心理学とはどういうことかという内容を書いて頂いて 更に心理学に対して興味、関心が強まってきました。 紹介していただいた本を一度探して読んでみようと思います。

その他の回答 (5)

  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.5

心理学に携わる職種、世間一般で言うカウンセラーの需要は高まっています。特に臨床心理士は花形なのですが、大学院に行かなくてはなれないので、一生の職業にする気概で挑まないと難しいかもしれませんね。 心理学の評判が悪い理由は、心理テストが一因にあると思います。 よくテレビなどで心理テストを出し、『この人はこんな人間だ!』という光景がよく見られます。 またこれを見た一般の視聴者が同じテストを出して『うわぁ、お前ってこんなヤツだったんだ』と勝手に人を判断していることも多いです。 されたほうがとても気分が悪いですよね。 心理テストはあくまで参考情報のひとつにしか過ぎないのに。 また心理学者が犯罪者などの心理を、あたかも分かっている(かの)ように語るのもマズイ光景だと思います。 その証拠に心理学の先生が居酒屋でオヤジに 『俺の心を読んでみろ』 と言われたそうです。心理学は読心術ではないのに。 このようなことが心理学に誤解を与えているのかもしれませんね。 あとはこの掲示板でも『心理学は科学か?』ということが頻繁に議論されています。

noname#72275
質問者

お礼

ありがとうございました。 心理学を勘違いしている人が多いのですね。 大学院の事についても考えてみます。

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.4

この心理学カテゴリーの問答を眺めてもわかるとおり, 心理学は一般の人がわかったつもりで語りたがる学問であると同時に 一般の人に正しく理解されにくい学問であることは事実でしょう。 質問者さんをはじめとして受験生が想像する心理学が学問の実態とはかけ離れている可能性も高いでしょう。 おそらくは誤解に基づくある種の「畏れ」の裏返しとして攻撃を受けやすいというのも事実かもしれません。 心理学を(批判ではなく)攻撃している連中をよく観察してみると, 心理学のごく一部,あるいはそもそも心理学でないものを 心理学の本体だと思い込んでいることが多いことに気づきます。 まら自らの生活の豊かさと安全が心理学の知見によって支えられていることに無知であったり, 故意に無視していたりということも多いようです。 2ちゃんねるの心理学板が学術的議論や情報交換の場として それなりに機能していたのは2004年ぐらいまでのことでしょう。 打たれ強く異種格闘技をものともしない心理学徒のコテハンと 知性と教養と文才を兼ね備えた他分野出身のコテハンの 絶妙のコンビネーションによる仕切りで 内部に対立を抱えながらも生産的な対話が行なわれていました。 血液型人間学信者(いわゆる血ヲタ)やらメンヘラーやらの流入と アスキーアートや定型文の貼り付けによる粘着かつ低レベルの荒らし行為もあって, 2005年ごろまでにコテハンをはじめとする古くからの住人の多くは去ってしまいました。 心理学徒の情報交換の場はほかにもあったため, 住人は匿名性を犠牲にしてまで秩序を求めようとしなかったことも事態を悪化させました。 その結果が現在の心理学板の荒涼たるありさまです。 2ちゃんねる開設当時から2003年ぐらいまでのスレッドには いま読み返してもワクワクするような知的刺激に満ち溢れたものがたくさんあります。、 「化石行動主義者」や「学会政治屋」の知的怠惰の告発だとか, 幻想を振りまいて水ぶくれした「臨床バブル」への警鐘など, 耳を傾けるべき真っ当な批判もそこには含まれています。 「探検隊」というコテハンの書き込みを指針に過去ログ倉庫を探索してみることをお勧めします。 2ちゃんねるの書き込み内容の信憑性を 自分なりに吟味できるだけの批判精神と判断力を身につけることは 心理学を学ぶうえでの第一歩だと思ってください。

  • syuuthu1
  • ベストアンサー率11% (2/18)
回答No.3

心理の専門職は簡単につけません。心の専門家臨床心理士になるにしても大学院に入り、実験や論文レポートをこなし、卒業して初めて臨床心理士を受ける資格が得られます。そのあと臨床心理士の試験をうけてようやく職場にいけますが、なりたてはほとんど仕事ありません。それに人の相談ばかり聞いていて自分の相談を誰にもすることができず、精神病になってしまうとゆうケースもあるようです。中途半端な気持ちじゃ無理です。 ただそんな批判を気にするくらいなら厳しいと思います。 そういう批判を書く人の中には心と向き合うのが怖い人もいるのでは?どんな商品が売れるか。どんな風に広告をだせば人はひきつけられるか。どんな番組が面白いか。どんな小説が人の心をうつか。これは全部心理学です。あと心理学は人気です。入学者数も年々増えています。ただ心理を利用して色々することができますから批判も多いです。自分はどうして心理学をしたいのかもう一度考えてみてください。それと心理の専門書は英語が多いので英語の勉強は必須です。後、臨床心理士が国家試験になれば世間の目もかわります。もうすぐだと思いますが。私も偉そうにいってちょっと気にしてます。参考にして頂ければうれしいです。

noname#72275
質問者

お礼

ご解答ありがとうございます。 中途半端な気持ちではやっていけないのですね。 批判に負けないくらい心理学を学ぶことができるか、 もう一度しっかり考えてみます。

  • ealing
  • ベストアンサー率25% (8/31)
回答No.2

んー・・・微妙な質問ですね・・・。 学問は強制的にやらされるものではないし、他人がどうこういうものでもないと思いますよ。 >あわよくば心理関係の仕事に就きたいと思っていますが  それ以外でもいいかな、と思っていて  心理学はただ単にやってみたい。といった感じです。 「結局何が言いたいんだ!」という気がしますが・・・でも 「心理学はただ単にやってみたい。といった感じです。」この感覚は支持できると思います。何か本を読んだり、話を聴いてみたりして興味関心をもって深く追求してみようと思うことは大事ですからね。 で、本題の「周りの評判」ですが、 心理学専攻だということで、周囲から奇異な目でみられることはまずありません。あまり2chなどを信用しなさるな。あの世界が世の中ではありませんぞ。 (ちなみに2ch管理人のひろゆき氏は、心理学卒業ですから、2chで「盛り上がる」理由はその辺にもあるかもしれませんね。) それに本気で学問を追及していくなら(大学に行くならそれくらいの気概が欲しいですよね)、周囲に「変」と思われても堪えない精神力、体力が必要です。あまり奇特すぎるのも問題ですが、他者の評価を気にしすぎるのも・・・不利益になるんじゃないでしょうか。 人気を気にすることはないと思いますが、どうしても気になるなら、一つ、人気の尺度を提示しましょう。 受験生が用いる専攻の人気の尺度、それは「偏差値」です。 偏差値は特定の学力や能力としての尺度本来の目的ですが、運用されている場面は、結局、「人気ランキング」です。 医学部や法学部が人気があるのも、現在の実学主義の風潮を表しているに過ぎませんし、早稲田・慶応などの私大が高偏差値なのも、みんなが「憧れ」を抱いているからです。 まぁ、少し距離を置かれるひとは、何をしても、どこにいっても距離を置かれるのではないでしょうか。

noname#72275
質問者

お礼

ありがとうございました。 周囲に何と思われてもその学問を追及する事は大事ですよね。 もう一度きちんと考えてみます。

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.1

心理学は立派な学問です。社会に貢献できる分野でもあります。 刑務所での心理療法士や障害を持った子供たちへのさまざまな サポートなど。 ただ、人の心を扱うので、胡散臭さもあります。実際ロールシャ ッハで偉そうなことを言われれば不愉快でしょう。

noname#72275
質問者

お礼

ご解答ありがとうございます。 心理学に対する心配がなくなりました。

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