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単相3線式について
電気の基本的な事を勉強していますが、単相3線式でわからない ことがあります。交流電流というのは方向が行ったりきたりすると書いてあったり、非接地側から入って接地側からでていき、 地面に戻ると(一方通行というか・・)書いてあったりするのですが、電流の流れはどうなっているのでしょうか?よろしくお願いします。
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参考にされた本が、物理現象としての「交流電流の方向」と電気理論(交流理論)で扱う「交流電流の方向」(約束)をごちゃまぜにして記述しているので、混乱されたのだと思います。 物理的には「交流電流というのは方向が行ったりきたりする」ものですから、ある瞬間には非接地側→接地側、別の瞬間には接地側→非接地側と電流方向が変わっています。 「一方通行」のような記述は、実際の物理的な電流の方向とは直接関係なくて、ある矢印で示した流れの方向を+として考える、という電気理論で計算や測定をするときの約束として決めるものです。従って直流でもないのに「一方通行」的表現をするのです。 通常は非接地側から接地側に流れる場合を+とする習慣ですので、そのような矢印を示す場合があります。その場合でも、実際の物理現象としての電流はその矢印の方向にしか流れないのではなく、反対方向にも当然流れます。(このとき-の電流が流れたと言うのです) 電気理論(交流理論)に慣れてくると、「交流電流は行ったり来たり」という実際の現象は忘れてしまって、「一方通行」の交流電流の矢印を好んで使うようになります。
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- angkor_h
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単相3線式と言うことではなく(それに限らず)、「交流電流というのは方向が行ったりきたり」は正解です。 「非接地側から入って接地側からでていき、地面に戻る」実はこれを繰り返しているので交流と言います。 3相は線が3本あって難しいのですが、2相(単相)交流は線が2本で簡単です(家庭の電源がそれ)。交流は一端が地面に接続されています(これを接地という)。なので、出入りに「接地」「非接地」と言う言葉があるのでしょう。 洗濯機や電子レンジの接地は「漏電電流が人体を流れて地面に抜ける(このとき人は感電する)」と言うのを防ぐためで、接地線を経由して地面に流すためのものです。
- aribo
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>交流電流というのは方向が行ったりきたりする この通りです。ただし >非接地側から入って接地側からでていき 擬似的に非接地側を+接地側を-と考えて、計算する場合があります。 変圧器-非接地側-負荷-接地側-変圧器の方向で、電流が流れていると考えたほうが、便利なときが多々ある為です。 中性線の電流方向は表せなくなります。