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居合いで言う単語
私のとても素人の目で見ると居合いをやると、三つの主なステップがあります。刀を出して、斬って、刀を鞘にいれる。 その正しいステップ、単語は何ですか? 私、フランス人でフランスで合気道をやったことしかないですので、居合いはまったく分かりません。先生(フランス人)が一回だけ見せてくれましたが先生が言った単語をよく聞き取れなかったのです。 よろしくお願いします。 (不慣れの聞き方で、ごめんなさい)
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大体、おおまかにこのように言うと思います。 抜刀(ばっとう) 刀に手をかけて「鯉口を切る」という作業を行い、実際に抜くまで。 斬突(ざんとつ) 抜いた刀を振り回している状態から、振り回すパターンを終了し、 一瞬静止する「残心(ざんしん)」という作業を行い、 一度刀を大きく振る「血振り(ちぶり)」まで。 納刀(のうとう) 血振りを終えて刀を納める作業。 居合はこれだけの作業ではなくて、刀に手をかける前から既に何らかの作業が始まっています。 また、刀を鞘(さや)に入れた後も何らかの作業を行います。 これらの作業は実際に手や足を動かすのではなくて、周囲に対する注意力や見る視野、心のもち方(精神状態とでもいいましょうか)の調整など、動かないで行う作業と、試技(しぎ)を行う前後のおじき(「礼」れいといいます)などの作業があります。 更に正しくは、これらの前後の作業の一部は、普段の生活の中でも継続しており、道場でやってる時や刀を手に持ってる時だけの作業ではありません。 その部分を習得しないと「刀を振り回す技術」だけになってしまい、居合ではありません。 http://www.iai.gr.jp/
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- myeyesonly
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最初の所、ふりがなを忘れました。 抜刀(ばっとう) 刀に手をかけて「鯉口を切る」(こいぐちをきる)という作業を行い、実際に抜くまで。
お礼
ありがとうございます。全く完璧な答えです。 やっぱり、先生がその単語を言いましたが、発音は随分変わりました。 フランス語で言うと「抜刀」が「バト」、「納刀」は「ノト」… で、そちらの居合いについてのお話には完全に同意します。同じく、合気道をやることは相手の手首を捻る術ではなく、心を磨く道だと私は思います。(言いたいこと分かりますかな) 道場の外でも、運転するとき、仕事するとき、子を育てるときも一番正しい反応を目指してみます。 ありがとうございました。