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2階の一部が1階より大きく、持ち出す梁の仕事についてですが
2階の一面が1階より外にでた設計なんですが、上向きに力がかかる所は梁の蟻を下から上に入れるようにするべきですか?
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片持ち張りC点に取り付く梁には、上向きの力が働きません。 上向きの力が働くのは、尺二寸の片持ち梁の方だけです。 したがって接合部は、以下のとおり 上から落とし込みの五分大入れ腰掛アリ継ぎ 尺梁ですのでZマーク羽子板ボルト2本使用すること。 腰掛の高さは、四寸ないし五寸(尺梁の半分)
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- river1
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片持ち梁は、下木で墨付け 取り継ぐ梁は、上木で墨付け 継ぎ方は、掛かる強度によって以下から妥当と思う継手を採用すること。 #5の方の継手を含む以下の継手で判断してください。 ○腰掛鎌継ぎ ○竿継ぎ ○金輪継ぎ 一階柱との金物補強は、忘れないようにしてください。 詳しい図面が見れないので、こちらとしては、断言できません。 以上
- kh9280
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腰掛け蟻継ぎよりも追掛け栓継ぎの方が収まりがよくないですか? 現場のイメージが分からないので的外れでしたら申し訳ございません
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
再補足にお答えします。 構造学と建築基準法の接合部の規定によれば、C点の一階柱と片持ち梁との接合には、ひら金物のボルト締め、または引き寄せ金物(ホールイン金物)で接合が必要です。 一階柱のほぞは、長ほぞとして場合によっては、込み栓が必要です。 設計者にこういう納まりになるが、これで良いかと確認しましょう。 見栄えを気にしていては、他の部分に影響が出て、信用問題になるでしょう。 必ず設計者に確めましょう。 墨を付けるのは、昔からその建物の棟梁です。 大工の棟梁として設計者に確める事は基本ですよ。
補足
そうですか。ところで上か下かだけでもそろそろお聞きできないでしょうか。よろしくお願いいたします。
- river1
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補足につきアドバイスします。 片持ち梁の何処の部分の隅付けでしょうか。 二階外壁柱荷重がかかるA点を鼻先 支点B点を一階外壁 作用点C点を一階外壁から建物の側に一間もしくは一間半入った部分 と考えた場合 上向きの力がかかる部位は、C点です。 AとB点には下向きの力がかかります。 二階柱と梁を受けるA点における接合部は、大入れ蟻落としの金物補強が原則でしょう。 C点は、込み栓及びボルトなどで引き抜きに対しての補強が必要です。 貴方の補足にある上向きに力がA点に発生するとなると、架構骨組みに問題があります。 設計者に図面の梁組が本当に良いのか確認する必要があります。
補足
そのC点の蟻を上からおさめると、蟻と羽子板は引っ張りに対しての仕事なので上向きには弱そうなので、下から蟻を入れて上向きに腰を掛けたほうがいいんでしょうか?今は蟻落し(蟻上げ?)はやめて下場に小根柄をつけてハナセンで締めようかなとも考えていますが地の梁の柄穴も心配です。よろしくお願い致します。
- river1
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はじめまして! 北国の設計屋さんです。 質問の場合には、「通し梁の片持ち梁」で設計します。 上記の通し片持ち梁の間隔は、最大で3.64mで計画します。 通し片持ち梁の断面は、構造計算で断面を算定します。 通し片持ち梁の出は、最大で1.21m以下にしましょう。 通し片持ち梁の長さは、最低3.64m以上の長さで計画します。 尚且つ断面の大きさは、梁背を受ける梁背より最低6cm以上大きくしましょう。 一階柱及び二階柱と通し片持ち梁の接合部は、建築基準法のN値計算をおこなって接合金物を決めます。 標準小屋梁断面 スパン3.64mの場合 断面105×240(mm) スパン2.73mの場合 断面105×210(mm) 上階の柱を1本受ける毎に梁背を30mm増し 上記の梁を受ける通し梁断面は以下のとおり 材端に柱を受けるため30mm増しとして考えます。 梁背240を受けるなら105×300(mm) 梁背210を受けるなら105×270(mm) 柱ホゾは、平ほぞ込み栓継とし上記によって決めた金物で補強する事が大事です。 梁は、継がずに通して考えるようにしないと耐力の低下を招くでしょう。 構造体の弱体につながりますから御配慮下さい。 ご参考まで
お礼
回答ありがとうございます。継ぐ=2本の材を1本にする ではなく材の面に対して材の木口を組む箇所について聞きたいです。
補足
梁なんで変な所で継ぐつもりもないですし、土台でもないのに継ぎ手に蟻なんかは使いません。半間持ち出しでスパンは1間半で尺の梁を尺2寸で受ける事にしています。墨を付けている段階なんですが地の梁(尺2寸)に持ち出しがなければ上から尺の梁を蟻落しにするのですが、持ち出しをすることによって上向きの力がかかるんで逆に下から仕込んだほうがいいのかな?と言う事です。ただ化粧梁で見上げればすぐに見える所で蟻のしゃくりが2寸も見えてしまう(下側はほんとは掘りたくない)事と、工法的に合っているのか間違っているのかが知りたいです。よろしくお願いします。
- wtatsu
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そのような箇所では継がないのではないでしょうか
補足
組手の話です よろしくお願いします
補足
前回も書きましたが、継手=2本の材を1本に継ぐ(材の木口と木口が仕口となり一定の方向に継ぐ) ではなく材の面に対し材の木口を組む組手(一般的に角度は90度)と言う所についての質問をしております。図面を見す事が出来ず、こちらも言葉足らずだった様で勘違いさせてしまい申し訳ありません。