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ヤマハグレード試験(管楽器)と指導グレード
音楽教師になることはできないにしても、それに類する実力を養いたいし認定されたいので、ヤマハの演奏グレード試験(フルート、サクソフォーン)の5級上と指導グレード試験(とりあえず5級)を受かりたいと思っています。 今日過去問とか課題とか調べてみまして、演奏6級はクリアーしているだろうという感想でした。指導グレードのほうは、やはり理論や鍵盤がそこそこできないと、「音楽」は教えられないだろうと思ったからです。演奏5級上のピアノ伴奏者というのがまた問題ですが、それは受ける体勢になってから何とか考えればいいかと。 そこで、問題なのはまず実力養成で、どのような勉強練習をしていったらいいのかと、どういう教育機関(教室)があるのだろうかということです。独学でもできるところまではやってみるつもりでいます。関連ご意見ご体験ありましたらお願いしたです。
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質問者が選んだベストアンサー
コンバンハ。No.1の者です。 補足をありがとうございます。 独学での練習(勉強)法について、アドバイスをさせていただきます。 質問者さんが求めているのは、歌関連と筆記、ということでよろしいかと思います。ピアノに関しては、弾く技術としてはなんら問題はないと思われます(多少さび付いてても大丈夫かと笑)。 指導グレード勉強法について。 まず教材として、指導グレード試験対策問題集、解答集というのが何冊か出版されていると思いますので、そちらを一冊ずつはご購入いただければ心強いかと。過去問ですのでやっておいたほうがよいです。また、実技練習用としておススメしたいのが、『きれいにうたいましょう ソルフェージュ』というシリーズです。B5版でパックマンみたいなのがうようよいる表紙です。 では、それぞれについて。 筆記:楽典、コード進行(A)、(B)、聴音とあります。 楽典…簡単な薄めの本でよいのでまるまる一冊読んで理解してしまいます。あとは過去問を解けば傾向がつかめるかと。 コード進行…コード(C、Amなど)と和声、音階?(I、V7など)、内容をかなりしっかり把握してください。自分で曲にコードをつけたり、コードから和音を探したり出来ることが大事です(実技にも関わります)。和声はカウンターコードというのを書くのに必要になります(かじる程度でよいかと)が、こればかりは独学ではムリが生じるかと。 理解⇒問題を解く⇒解答を理解する(独学の限界があるかもです)⇒問題を解く⇒…が基本です。数こなすことが大切です。 聴音…好きな曲の音源を手に入れて、その楽譜をみずに曲を聴きながら譜面に書いてみる。何度も繰り返し聴いて譜面を完成させます。ミミコピというヤツです。ソレを答えあわせ(曲に合わせて弾いてみるか市販の楽譜でチェック)するという方法が一番オーソドックスというか…実は私はこれが得意だったのでほとんど練習しませんでした…汗 ただ、試験はエレクトーンの自動演奏です。対策講座なんかだと、聴音用のFDをエレクトーンで流したりしてました。もしかしたらCDなんか探せばあるかもしれないです。(チョットわからないですゴメンナサイ) 実技:メロディ視唱、ひきうたい 実は結構一緒くたに練習してしまえると思いますので。 先ほどのソルフェージュの練習法です。 (1)メロディラインだけをみて歌う(初見・視唱) 最初の一音をピアノで出して歌い始め、歌い終わりの一音を弾いて音の高さが狂っていないかを確かめます。大きな声と音程の正確さが求められます。 (2)伴奏部分だけを見て弾く(初見・伴奏付け・ひきうたい) 初見も慣れですのでとにかくやってみてください。この本は、グレードよりもやや難しいと思われますのでこれが弾ければバッチリです。 (3)歌いながら伴奏も弾く(ひきうたい) 最初はゆっくりでいいのでうまく歌えるまでじっくり練習してください。数こなすことが大事です。 (4)伴奏をコードであらわしてみる(コード進行) メロディの上にコードを記入します。 (5)メロディとコードから、自分で伴奏を弾いてみる(ひきうたい) 楽譜どおりの難しい両手ではなく、コードのベタ弾き⇒ブンチャッチャー程度。これが弾き歌いのきほんとなります。ブンチャッチャーで歌えるようになればオッケーです。 講座に関して 一般の楽器店さんの管楽器関係はやはり大人向けのゆるーいのが主ですね。ソコを狙って開講してますから。 HPにもあるように、グレードの試験会場になるくらい大きな楽器店でないと、講座はないものと思われます。逆に言えばソコまで足をのばせば何らかの情報が得られるのではないかと。でも演奏に関してはヤマハにこだわることはないと思います。ただ、指導に関しては、開講している先生が試験管やっているはずです(私の先生はそうでした)ので、おススメです。 ちなみに演奏・指導ともに時間はかかりますので、まず演奏をとるつもりでいながら指導の理論を押さえる、というのがよいと思いますよ。 長々とシツレイいたしましたm(_ _)m
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- inusuki
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はじめまして。 私も両方(エレクトーン・指導4級)持っています。 エレクトーンはヤマハの個人レッスンに、指導グレードは、楽器店の音楽教室の指導グレード講座(グループ)で勉強しました。 比較的、大きな楽器店(本店)なら色んな講座がありますよ。 ヤマハ直営店なら管楽器もすべてあるかと思います。 グレード試験には合格基準はもちろん、好まれる演奏方法などありますので、ベテランの指導者(できればグレード試験官経験者)に指導していただくことで、合格の確立は高くなるように思います。 特に指導グレードは、しっかり要点をつかんでおかないと、どこから手をつけて良いか分からないと思います。 楽器店はある程度人数が集まらないと講座を開講しないので、お店でグレード関係を教えている先生を紹介してもらえますよ。 まずは、演奏グレード習得、頑張って下さいね。
お礼
ありがとうございます。 指導グレード講座っていうのもあるんですね。またほかをあたってみます。できればグレードの関連のある先生にというのが理想ですね。指導グレードは雲をつかむような感じがしています。ぼんやりとはできますけど難しいですね。演奏指導とも、なかなか方向性を定めるのに苦労しています。
- 7071130
- ベストアンサー率18% (2/11)
こんばんは。一応両方取得者(ピアノ)です。 とはいってもチョット昔の話なので、ご了承ください。 演奏グレードに関してですが、初見は出来ますでしょうか? 私は(ニガテだったのもありますが)結構苦労しましたよ。 それと、演奏の「質」も割と見られています。結構審査は厳しめではないかと思われます。実際のピアノグレードでも、現役音大生だってぽこぽこ落ちるくらいですから。 質問者さんの技術がどの程度かを存じませんし、管楽器がどんなレベルでおこなわれるかワカリマセンので、そのあたりは一度先生について意見を伺うことをオススメしたいです。 指導グレードですが、こちらもユニークな内容で、手こずるかと思います。 『ピアノも少しは弾けないと』というのは、割と素人さんということでしょうか? であれば、かなりきついと思います。 私の経験上で言わせてもらいますと、 独学 習う ・演奏/課題曲・自由曲 ◎ ○(仕上げ程度) ・演奏/初見練習 ◎ △(〃) ・指導/筆記:楽典 ◎ × ・指導/筆記:コード ○ ◎ ・指導/筆記:聴音 ○ ○ ・指導/視唱・ソルフェージュ ◎ △ ・指導/伴奏付け・移調 ◎ △ とこんな感じです。これはあくまで私自身の場合ですので。 質問者さんがどの程度ピアノをひけてどの程度理論を知っているのか、あるいはドコが弱いとかがわかればより具体的に書けるのですが、全部をつらつら書くとひどいことになるのでやめておきます。 ちなみに教室ですが、ヤマハのグレードである以上、ヤマハの先生に習うのがよいと思います。ヤマハの先生になるためには少なくとも両資格が必要なはずですので、最低限の受験経験者ではあります。個人レッスンを頼むとか、あるいはグレード講座として開講しているかもです。指導グレードも講座があったりしますが、かなり大きな教室でないとやってない可能性が高いです。 そのあたりはリンク先にお問い合わせください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 私今のレヴェルのの自己分析としては、演奏はまぁそこそこの音でそこそこの(5級程度の)曲はこなせているだろう。初見能力はあまり自信ないが、6級程度なら8割がたクリアーしているだろう(なので訓練して5級程度を)理論はまぁ初歩から中歩は分かっていて、聴音はこれから訓練しないとろくな書き取りはできない。視唱も全く素人、伴奏付け移調は昔ピアノをやっていてチェルニー40レヴェルでした(今はさび付いてます)が、弾き語りなど全くやったことありませんので、これも素人です。ポピュラーピアノ系でこなれたことはできません。 こんな状況からスタートしようというところです。 一応ヤマハ関係の教室をいくつか覗いた感じでは、特にグレードに対応して教えるというところはなかったです。レッスンの主体はPMのグループですね。それで主な営業をしようという姿勢がありました。個人にしてもどちらかというとポピュラーよりになっている感じで、5級上のクラシック課題に対応するならば、一般的なクラシック基調の音楽教室に行ったほうがいいのではないかという感想でした。指導グレード対策としては、特に対策はないのですが、これもできるところまでは自分で追求してと思いますが、今のところあてがありません。ヤマハ主体のグレード試験で、必ずしもヤマハ音楽教室が主導しているわけではないというところが、やや意外でした。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 たいへん助かりました。このお答えをいつも横において練習します。