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重合禁止剤について

重合禁止剤(たとえばHQやHQME)とは、どのくらいの温度までなら 重合に耐えられるのでしょうか? オレフィンのついた化合物に130~150℃の反応温度で置換基を 導入する反応を行いたいのですが、重合禁止剤を入れても 重合がおこってしまうでしょうか? 知っている方がいましたら、ご教授お願いします。

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  • koz7291
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回答No.1

 一言で言えば条件によりますので何とも言えません。その化合物の構造や重合禁止剤の種類・濃度などで。  昔、分子量500~600の化合物の末端にスチレンのついた化合物と、アクリル酸やメタクリル酸、そのブチルエステルなどの共重合を行っていました。重合の際には、AIBN(アゾビスイソブチロニトリル)を開始剤に用いていました。そのときの感覚で言いますと、開始剤があると、たとえ重合禁止剤(たしか2,5-ジ-tert-ブチルヒドロキノンを用いていました)が共存していても重合がおこりましたが、逆に重合開始剤がなければ、なかなか重合は起こりませんでした。  ですので、推測に過ぎませんが、130~150 ℃くらいでは、心配するほど重合は起こらないのではないかと思います。ただ、保証はできかねますので、まずは小スケールでテストして確かめるなどされてはいかがでしょうか。お役に立てれば幸いです。

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