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ランダウの記号oとO

スモールオーoとラージオーOにおいてo(x^n)とO(x^n+1)が対等のような書き方の本がいくつかありますが、nとn+1の違いをつけると何故これらが対等になるのかがわかりません。どなたかご存知の方はお教えください。

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  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

siegmund です. > 7行目のnとn+1はケアレスミスですね。 しまった,おっしゃるとおりです. 「O(x^(n+1)) と o(x^n) とは同じ意味になります」 と訂正してください. 気がついてくださってよかった. ランダウの記号の本来の意味は,お礼で書かれているとおりです. 私が前に出した, 「x→+∞ のとき,log x = o(x)」 という例ですと,(log x)/x → 0 (as x→+∞) になっています.

rutobihi
質問者

お礼

有り難うございました。勉強になりました。

その他の回答 (1)

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

ご質問の内容はべき展開の話のようです. この場合,ランダウの記号は o(x^n) は,x^n より高次の項, O(x^n) は高々 x^n の次数の項, という意味です. x^n の次の項は x^(n+1) ですから, o(x^(n+1)) と O(x^n) とは同じ意味になります. なお,べき展開でないときには同じ意味とは限りません. x→+∞ のとき,log x = o(x) ですが, log x = O(x^0) = O(1) ではありません. 所詮,物理屋の数学ですから,細かいところは穴があるかもしれません. (そもそも,細かいところ,というセンスがいけないのかも).

rutobihi
質問者

お礼

siegmund先生、ご回答有難うございました。良くわかりました。7行目のnとn+1はケアレスミスですね。数学記号の本には、f(x)/g(x)→0ならばf(x)=o(g(x))つまり、「f(x)の方がg(x)よりも速く0に近づくということだそうです。他方、f(x)=O(g(x))とは、x=0の近くである数Kに対して|f(x)/g(x)|<Kとなるときだそうで、f(x)の方がg(x)よりも0に近づくのが速いかそれとも同程度であることを示すそうです。それで、 e^x=1+x+(1/2!)x^2+o(x^2) e^x=1+x+(1/2!)x^2+O(x^3)となるようです。

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