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結婚式のダークスーツについて
6月に知人の結婚式があります。 ダークスーツでの出席と聞きましたので、調べてみましたが、濃いグレーか濃い紺色とあり、それ以外のポイントがいまいち判りませんでした。 ・2つ釦や3つ釦、ベントの形式、ズボンの裾など気をつける事はあるのでしょうか。 ・シャツやネクタイは白一色でしょうか。 ・靴は内羽根でキャップトゥ以外では(無いので)何が良いでしょうか。 ルールに則りながら、なるべく華やかにおめでたい感じにしたいと思っています。皆さん、どのようなコーディネートをしてますか?
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ニューヨークから再び失礼します。過去に私が書いた回答をご覧になられるとご理解いただけるかとは思いますが、今回のようにカタカナ専門用語を書き連ねたの実は、はじめてです。”キャップトウ”という単語が出てきたので、あのような書き方をしてもご理解いただける方だと勝手に判断をしたのです。その後自分で読み返してみて やはりちょっとわかりにくいと思いました。 また英語と合わせて書いた方が良かったかとも思いましたが、too muchな気がしたもので。 また前回の文章中、”バラシシャ”は誤りで、”バラシャ”または”バラシア”が正しく、日本でもだいたいどちらかの言い方がされています。Baratheaが英語の正しいスペルです。どうも失礼をしました。 こうした知識を身につけるには、日本の服飾雑誌、例えばメンズクラブやメンズEXなのでは一年に一度くらいの頻度で、服飾用語事典のようなものを付録で付けてくることがあり、初歩的な部分においてはそれなりに参考になるものではありますが、所詮、といっては失礼かもしれませんが、中身自体が服飾のプロではなく、雑誌編集者によるものですから、誤解や誤りなどは多いので、その程度のもの、と最初から考えておくことも大切かもしれません。 私の場合はたまたま専門職なもので、また当地に17年おりますので、こうした言葉に日常接しているので慣れてしまっている、といった方がよいでしょう。日本の本屋さんでも服飾用語事典のようなものがカラー写真付きで出ているのを見たことがありますので、大手の本屋さんに問い合わせてみてもいいでしょう。 もし、出来れば、欧米の専門誌を求めて勉強されるの面倒でしょうがベストだとは思いますが...なんせ日本国内の情報は誤解と間違いだらけで、試しに日本のカタカナ服飾用語をニューヨークで使ってみてください。古いですが、ニューヨーカーのほとんどを”ナンデスカマン”にしてしまうでしょう。代表的な言葉では、オーダーメイドそうですが、 日本語であって英語ではありません。つまり通じません。made to orderでなんとか通じます。 時間があれば、フォーマルウエアに関してこちらもチェックしてみてください。 www.salaryman-style.com/fashion/aoki3.html
ニューヨークから失礼します。ご友人の方の結婚式とのことですが、こうしたところへ相談をされてくるということは、おそらく親しい友人のお一人なのではと、勝手に推測をいたしております。また文中に”内羽、キャップトウ”などという言葉も拝見するので、それなりに勉強をされてこられている、意識の高い方と推察をいたします。であるのであれば、やはり手前勝手な日本式ではなく、きちんと西洋の歴史と文化を踏まえた装いをベースとされた方が良いでしょう。 結婚式の会場が室内か、屋外かという問題もありますが、一般に太陽が照っている間のダークスーツは、グレーです。一般的なチャコールグレーで構いませんが、オックスフォードグレーと呼ばれるより黒に近い グレーでも良いです。このオックスフォードグレーは、欧米における モーニングコートの色でもあります。日本のように真っ黒のモーニング コートは、実はあまり存在しません。 2つボタンでも、3つボタンでも、今の日本であれば、ボタンの数にはあまりこだわる必要はありません。 もしこだわるのであれば、Vゾーンの深さにこそこだわるべきであって、ボタンの位置については、 あまり高い位置にはせず、きちんと英国のテーラリングの原則を守って ウエストマークの位置にすべきです。 であるのならば、ボタンは、ひとつボタンでいいでしょう。 私の提案は、いくつかありますが、その一つ目は、素材は、トロピカルでも、はたまたバラシシャやドスキンでもOKですが、色はオックスフォードグレーで、上着は、ピークドラペルでひとつボタン、パンツは、フォワードプリーツ(いわゆるイングリッシュプリーツ)で、プリーツの数は、一本でも日本でも可。パンツはハイバックで、当然ベルトはせず、ブレイセス仕様であること。ポイントは、パールグレイのダブルブレステッド6つボタンのピークドラペル付きのヴェストを合わせ、 シャツはスプレッド系の襟の付いた白のブロードクロスで、当然フレンチカフス。カフリンクスは、スターリングシルバーで、出来ればあなたのイニシャルがモノグラムされたものだとなお良し。シャツの生地はもちろんシーアイランドコットンなど、なるべく上質なものを。これに少し芯地の厚めのシルバーのサテン地、またはシルバー系のジャカードのタイを合わせて。(結び方は、なるべくプレーンノットをふんわり、立体的に)リネンのポケットスクエアをきれいにプレスしてスリーピークマナーで挿す。靴は当然黒のキャップトウをピカピカに磨けばいいですが、クラシックなタッセルスリップオン(ベルルッティの黒など)でもOK。 二番目には、ライトグレーの3つボタンスリーピース。ヴェストはやはり襟付きのもので、ダブルではなくシングルでOK。シャツはやはりワイド系ながら、身頃をブルーのエンドオンエンドのブロードクロスにして、日本人がいうところの”クレリックシャツとして”、これに紺地に白のピンドットのボウタイを合わせる(恥ずかしければ、普通の結び下げのタイでもOK。)ポケットスクエアは、あえてシルク素材をクラッシュスタイルにて合わせてみる。靴は、キャップトウでもちろんOKですが、今の日本であれば、シルバーバックルのダブルモンクでもかえって受けはいいかもしれません。 以上、私の独断のようではありますが、華やかな感じは出つつも、日本人にもわかりやすいコーディネートだと思います。パンツの裾は、シングル、ダブル、どちらでもOKですが、フォーマル感をより強調したいのであれば、シングル、モーニングカットでいいでしょう。
お礼
詳細なアドバイスありがとうございます。 チャコールグレーのスーツ(3つボタン、ノッチドラペルですが)がありますので、1つ目の提案を参考にコーディネートしてみます。靴は今後を考えて購入します。 1つ目のスーツ、ベストはディテイル、組み合わせがとても素敵ですね。今回は間に合わないのですが、提案して頂いたこの形式のスーツは是非用意したいと思います。 2つ目のライトグレーでのシャツ、ネクタイの組み合わせも機会があればやってみます。 雑誌やネットなどで、ディテイルはある程度わかるのですが、(素材系の用語は厳しかった)それを合わせて表現するのは難しいと感じました。このような服飾の知識(見識、センス)はどのように身に付けていくものでしょうか。 お礼文に質問が入ってしまいましたが、お時間の許す時にでも、回答を頂けたら幸いです。
- zorro
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最近は、昔のしきたりにとらわれないようです。 http://www.happy2-marriage.com/2007/08/post_6.html
お礼
ありがとうございます。 スーツはダーク系であれば仕事で使用しているものでも問題なさそうですね。海外ですけど、黒のスーツ+白ネクタイは避けた方がいいのは以外でした。
お礼
再度のお答え、ありがとうございます。 kenaoki様の過去の回答を読みました。とても興味深いです。ルーツを知り、同じ系統のものを組み合わせることが重要なのですね。コラムの袖のボタンの数は身近なものだけに目から鱗でした。コラムの更新が楽しみです。 欧米の専門誌は洋書コーナーにありそうですので、探してみます。