結婚に際してのエイズ等、健康診断の取り交わしについて

質問

これから結婚を考えておられるお方やお若い方々にお伺いいたします。私達夫婦は黴が生えるくらい程前に恋愛結婚しましたが、結婚に際し、当時はお互いに「梅毒検査淋病検査」を受け結果を取り交わすのが一般的でした。現在エイズが問題になっていますが、こんな古めかしいこと（エイズ等性病検査）などはなさらないんでしょうか。先般少しエイズについて調べる事がありふと気になってお伺いしてみました。不要、有用のお考えもお聞かせ頂ければ幸いです。
尚、お礼文は少し遅れますが必ずしたためますのでご承知頂ければ幸いです。

回答No.3

bikkurapon · ベストアンサー

長くなりますが良かったら読んでください。
私も医療関係で働いていました。
なので交際相手に感染症があるかどうかは非常に気になりましたが、実際には嫌われるのが怖くてなかなか聞けませんでした。
「次のデートにはいよいよかな・・・」という時にそんな水を差すような質問もできないし、すっかりのぼせているので
「もし彼がエイズだとしても二人なら大丈夫。むしろ絆が深まるかも。」
などと勝手に盛り上がってしまって。

病気に対して冷静に考えられるのは別れた後ですね。
急に不安になるので勇気を出して検査に行くという、毎回その繰り返しでした。
結婚するために検査を受ける人は少ないかもしれませんが、相手に聞けないことだからこそ自分が検査して感染していないことを確かめる、という人はいるのではないでしょうか。

ところで、一時は騒がれたエイズですが最近は患者数が増えすぎて騒ぐ人もいなくなりましたね。
薬で発症を抑えられるので慢性疾患のような扱いになっていますし。
ウイルス性肝炎と同様、フツウに生活していれば感染しませんから感染していることをわざわざ言う人もいない。
でも、それで良いのだと思います。

ＨＩＶではありませんが、私の身近にもウイルス性肝炎のキャリアがいます。
不思議なもので、自分がよく知る人が感染しているとわかると病気に対する恐怖心が消えるんですね。
幽霊の正体が枯れ木だとわかると拍子抜けするのと同じで。
感染するのではないかとう心配よりも、もし感染したらその時にどうするかを考えれば良い、と前向きに考えられるようになりました。
おそらくＨＩＶに感染したことがわかった方達も同じ心境なのではないかと思うのですが。
それまではわけがわからなくて怖かったものが、かかってしまえば現実として向き合うしかないわけで・・・。
それによって家族の絆が深まることもあると思います。

以上、まとめますと、
「病気の拡大を防ぐには、自分にとって身近な問題になるかどうかがポイントではないか」と。
質問者さんがお嬢さんの話を聞いて関心をお持ちになったように、誰もが自分にも起こり得る問題として認識すれば、検査を受けようという気にもなる。
よく知る人が感染すれば感染者を蔑視することもなく、共存しようとするようになる、と思います。

お礼

ご回答賜りかつ有意義なお話厚くお礼申し上げます。
頂いた内容には参考になったり、自分の考え方の修正上、大変貴重なもので望外の喜びです。＞病気の拡大を防ぐには、自分にとって身近な問題になるかどうかがポイントではないか。
その意味から男女を問わず道徳的な意味合いや差別につながる検査でなく、「病気」という普遍的なものに対して愛する人を傷つける前に自分の健康をチエックしておくのはどうかなという考えもあったものでこの質問になりました。ご丁寧で納得のゆく回答を頂き本当に嬉しい限りです。

回答No.2

rondon55

逆だと思います。
古めかしいといういうより、検査の対象が梅毒や淋病などからエイズにかわっていったというこでしょうか。
エイズが完治しない上に薬を飲まないと１０年くらいで死に至らしめるという事実。
日本が先進国でありながら患者が増えつづけてるという事実。
セックスは今や若い人たちの中では軽い遊び感覚で行うのが常識になってしまっています。しかし性感染症に対する意識は今も薄いため１０代２０代のhiv感染患者が増えているのも事実です。
もちろん、梅毒も淋病やヘルペスなどのキス程度で感染する完治しない性病があるのも事実。
これらのことを含めて性病の検査は結婚及び子作りにおいて常識的に行っていかなくてはならないとおもいます。
悲しいですがそれをやらないと身を守れない時代になったと医療の専門家たちは言っています。

お礼

ご回答賜り有難うございました。＞検査の対象が梅毒や淋病などからエイズにかわっていった　＞セックスは今や若い人たちの中では軽い遊び感覚で行うのが常識になってしまっています。
それは若い方々では極く普通である事は理解できましたが、　　　　　仰せの＞結婚及び子作りにおいて常識的に行っていかなくてはならないとおもいます。の点をお若い方々はどれほどの感覚で捕らえておられるかも一つの疑問です。娘（医療関係）の話では妊娠時の検査で判明する事が多く、嘆いていました。示唆に富んだご回答を頂き感謝申し上げます。

回答No.1

IceDoll

30代後半です
少し前に再婚もしましたが自分自身や周囲も含めてそのような物はしたこともなければ聞いたこともないです

田舎のお見合い結婚等あればともかく今の時代で恋愛結婚であれば婚前交渉は当たり前です
逆に性生活の相性が悪く離婚してはいけないので事前に性交渉を重ねたり同棲してキチンと相性の確認をするよう求められる時代です

それがいいか悪いかは別として実際問題、結婚までセックスをしないのは非常に希な事例です
ですからエイズ検査や性病検査というのはしない（しても遅い）と思いますよ

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。＞ですからエイズ検査や性病検査というのはしない（しても遅い）と思いますよ
納得致しました。世の中の変化について行くことは難しいです。
家の娘が医療関係におり、時折悲惨なケースを見るようで、そんな話を聞くと若い方々はどうしておられるかと想いましたが、お答えから実情がよく理解できました。貴重なお時間を割いていただきご丁寧な回答を賜りお礼申し上げます。