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光化学反応自体の反応の量子効率(反応効率)

特定の試料を励起したときの蛍光、燐光等の量子効率(収率)は計測されていますが、これとは別に光化学反応自体の反応の量子効率(反応効率)を測定するにはどのような手法がありますか? また反応の量子効率を記している書籍、文献などありますか?ありましたら教えてください。

  • oku--
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  • csi-tof
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回答No.1

光化学反応といっても様々ありますが。 「フォトクロミック化合物」の量子収率は求められています。 「ジアリールエテン」は反応後の状態が熱安定なので、 一定量の光を照射して、吸収スペクトルとモル吸光係数から量子収率を求めます。 光量はフォトマルを用いる場合もあるし、量子収率が既知の化合物との相対比較で求めることもできます。 上記の文献はChem.Rev.2000,1685に総説があります。 日本語では「季刊化学総説, No.28, 有機フォトクロミズムの化学」があります。 同様に、レジストなども吸収スペクトルや 場合によっては液クロを用いて測定可能だと思います。

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