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賃貸契約者の土地代の算出と権利
現在私は借地に住んでおります。地価総額でちょうど1億円ぐらいの場所なのですが、最近地主が亡くなりまして、相続の絡みで土地の買取の話が出ています。ここには先祖代々から住んでおり大体80年ぐらいは住んでいると思います。住んでいる期間が長いほど、借主の権利が大きくなると聞きましたが、こういったときの妥当な土地の買い取り金額はいくらぐらいになるのでしょうか? 詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。よろしくお願いします。
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■国税庁で路線価図というものを出しています。 http://www.rosenka.nta.go.jp/ 更地価格に対する借地権の割合が示されていて、 借地人に相続が発生した場合には、これをもとに相続財産の評価が行われます。 その残りが底地権の割合になりますから、底地の取引価格のベースとしては、 更地価格(市場価格)×底地権割合ということになるでしょう。 (借地権割合は地域毎に差がありますが、長く住んでいるから増えるということはありません。) 地価相場が1億円で借地権割合が6割なら、4000万円がベースになると思います。 土地の面積が広いのでしたら、土地を6:4で分けて、 それぞれを完全所有権の土地に分割するような方法もあります。 底地権は売却しにくく、物納もできない権利なので、地主側もこのような調整は受け入れる可能性はあります。 ■面積的に分割不可でしたら借地人が買い取るしかありませんが、 交渉の範囲は、言葉は悪いですが、どこまで相手の足元を見るかでしょう。 底地権を、所謂地上げ屋に安値で売ってしまうほど地主が困っているようなら、 こちらにもリスクはでてくるので、良く話し合いをされるしかないでしょうね。 ■注意点としては、底地を購入した場合、住宅用地の不動産取得税の減免措置がありません。 所有権の土地を更地で購入した場合と同じ額の不動産取得税がかかりますので、 固定資産税の評価額(課税標準ではありません)を教えてもらって、事前に試算されることをお薦めします。 http://www.soumu.go.jp/czaisei/czaisei_seido/ichiran01_i.html
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- nonbay39
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1です。 ごめんなさい。相続でしたら、相続税でケツに火がついているかもしれませんから、安くはなるかもしれませんが、足下を見過ぎると価値のある土地であれば他への売却を考えるかもしれません。 相場は、借地権存続期間満了までの残り期間によると思います。 額が太いので専門家に相談した方が良い気がしますが。
- nonbay39
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>住んでいる期間が長いほど、借主の権利が大きくなると聞きました、ではなく借地権の設定方法だと思います。契約書によると思いますが。 価値のある土地で、時価総額でというより実勢価格で1億円であれば、1億円が相場でしょう。 あなたが仮に7500万円で買い取ったら、1億円ですぐ転売するではないですか?そうならば、安く買えると思う方がおかしいと思いますが。