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一要因の分散分析と、t検定について、教えてください。
現在、心理学を勉強中です。 統計のところで、よくわからないところ不があるので、教えてください。 一要因の分散分析と、t検定の区別がはっきりわからず、 どのように使い分ければいいかがわかりません。 教えてください。 よろしくお願いします。
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別に分散分析で「2群の平均値の差を確かめ」ても問題ありませんよ。t検定と同じ結果になります。計算の手間隙は実際はプログラムでやっちゃうので、差は殆どありません。ただ分散分析の方がはるかに応用の幅が広く、覚えなければならない語句からして多いので、まず統計学を始める人にはその概略を知ってもらうためにはt検定からはじめる方がお勧めというだけのことです。 理解力の優れた人だと3群以上でもt検定で(例えばA-B、B-C、A-Cをそれぞれ)分析できるのでは?という疑問もわくのですが、t検定でそれをやっているとどんどん不正確になっていくという特徴があるため、できないのです。なぜそうなるのかを説明するのはとっても面倒なので割愛します。 まぁ唯一t検定にできて分散分析に出来ないことをあげるなら、片側検定が出来るとかぐらいです。そんな状況は滅多にないのでやはり実際には使わなくても全くかまいませんが。t検定が理解できなければ分散分析も理解できないでしょうから、分散分析に進むためのステップとして存在するという捉え方でかまわないと思います。
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t検定は「2群の平均値の差を確かめる」ための検定で,1元配置分散分析は「3群以上の平均値の差を確かめる」ための検定です。 1度しっかりとした教科書を読んだ方が良いでしょう。似たような投稿でも提示しましたが, 「心理学のためのデータ解析テクニカルブック」 「心理統計法への招待」 などが良いと思います。ちなみに,t検定という言い方は曖昧なので「対応のない2群の平均値の差の検定」とか「対応のある2群の平均値の差の検定」と区別して使うようにしましょう。
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早速の回答、ありがとうございました。 もう一度、本を読み返すとともに、紹介してくださった本も 参考にさせていただきます。 数学的なものにめっきり弱く、理解に時間はかかりそうですが、 少しずつやっていきたいと思います。
お礼
分散分析で「2群の平均値の差を確かめ」もできるんですねw 3群と2群という概念だけで見ていました。 2つがそれぞれがどうかもそうですが、それぞれをもう少しじっくり やってみたいと思います。 回答、ありがとうございました。