• 締切済み

シュルレアリスムアートがわかりません

シュルレアリスムとは超現実主義、つまりすごい現実のことですがそれがよくわかりません マグリットやダリはシュルレアリスムの天才ですが 部屋いっぱいにひろがった林檎や空に浮かぶ巨大な石、溶ける時計に溶ける人などどれも現実味のない不思議で奇妙な絵です 自動筆記は何も考えずに書く、意識しなところに本当の意志、本当のへ現実があるというのはなんとなくわかる気がしますが デペイズマン、コラージュは現実とかけはなれています なぜこれが超現実なのでしょうか?

みんなの回答

  • damdamdam
  • ベストアンサー率71% (10/14)
回答No.4

シュルレアリズム誕生の背景には、当時に新しく確立した心理学が大きく影響しています。フロイトが臨床実験により、”夢判断”という本が出版され、それに大きく感化されたのがダリなどのシュルリアリスト達です。 フロイトは夢に現れる物や出来事には別の意味があることを唱え、具体的にそれが何であるかを示していきました。 我々が普段見て、認識している物が実際の無意識下では別の意味を持つ、それが彼等の絵に見られる”ダブルイメージ”になっているのです。よっていうなれば現実に存在する物をモチーフにして人間本来の意識の奥に潜む物を描き出すとして、”超現実主義”と命名されたわけです。

  • haya122
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.3

私見ですが…。 シュールリアリズムは、人々が 19世紀まで現実であると考えていたものとは違う現実を見いだした、かつての現実とは異なった現実を発見ではないか? と考えています。  第一次世界大戦で、集団的殺人と集団的狂気を人々に教えた事がシュールリアリズム誕生のきっかけではないでしょうか?  どこかで読んだ覚えがあるのですが、シュールリアリズム運動に加わった全ての人が亡命者か、戦争体験者であった。ということがあるようです。  第一次世界大戦のフィルム映像をテレビ番組で見る事がありますが、塹壕戦の状況や戦争のための精神疾患の患者の映像を見るとシュールリアリズムのイメージの元が分かります。  シュールリアリズムの前の時代の絵画は、高さとスピード感を描く事がテーマとなっていましたが、現実が人間の認識するものとは違う事をフロイトが人々に教えた後では、人の皮をひんむいた“人”そのものをシュールリアリズムは描こうとしたのではないでしょうか? 

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.2

失礼にあたるかもしれませんが念のために確認させてください。 「超」現実主義の「超」は最近口語で使われる very の意味の「超」とは違い、本来の「~を超えた」という意味、Superman「超人」などと同じ用法であるのはご存知ですね。 「超現実」というと一見「非現実」と同義のように見えますが、「現実を超えている」と「現実ではない」は異なります。シュルレアリストは「意識の介在しない」状態で「超現実」が出現すると信じていました。「彼らが信じていた」ことなので我々に理解しがたいのはある意味当然なのです。 コラージュ、自動筆記などは意思の入り込まない偶然による産物であり、デペイズマンは無意識状態である「夢」や「幻想」の世界を描いたものです。 この「意思の介在しない」ところに出現する「超現実」は実は「過剰なまでに現実的」「上位の現実」と彼らは考えていたのです。当然我々が考えもしない発想ですが。

razio990
質問者

お礼

回答ありがとうございます 夢や幻想の中に上位もの現実があるということですか やはりシュルレアリスムは深いですね まだまだ勉強不足でした

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.1

>なぜこれが超現実なのでしょうか? あなた自身が答えを出しています。 >現実味のない不思議で奇妙な絵です >デペイズマン、コラージュは現実とかけはなれています だから、シュールなのです。

関連するQ&A