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事故で車を廃車にされましたが購入してもらえますか?
10対0事故に遭い(当方の過失は0)車を廃車にさせられました。自営業をしており営業車として使ってましたし(保険の証書も会社の名前)まだ5万キロ位しか走っておらず買い換えるつもりはありませんでした(購入資金もないのですが・・・)。保険会社の査定金額は44万円ですがその金額だと軽自動車の中古しか購入できず営業用として使うことが出来ないのでこまっております。車の請求をするとしましたら保険会社に話すべきでしょうか?それとも事故を起こした人に掛け合ってもいいのでしょうか?当方も何百万もするような車を要求しようなどとは思ってもいませんが査定額の44万を足したとしても以前と同じような車を購入するにはあと140万くらい足りないのです。保険会社に話すべきか本人に話すべきか教えてください。
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本件は、民法709条の不法行為に当たる事案です。基本的に不法行為に基づく損害賠償の請求の相手方は、加害者です。他の方の回答に「保険会社が代理人となって交渉してきている限りは、本人にかけあうことは違法です。」とありましたが、このような話は聞いたことがありませんでした。保険会社の示談代行は、保険契約者(事故の加害者)と保険会社との間の約款で決められていて、当該約款の効力は被害者を拘束しません。通常、保険会社の方は、当然のような顔をして示談交渉を迫ってきますが、拒否することは自由です。ただ、一度、承諾してしまうと、保険会社との間で交渉を結ぶ契約を結んだと主張されるおそれもあります(そのような契約の拘束力は疑わしいですが)。 また、709条では、損害の賠償をすることができますが、ここで言う損害は、必ずしも保険会社の査定額とイコールではありません。判例によれば、損害とは、滅失毀損時における交換価格のことです。行きつけのディーラーなどがありましたら、事故時の交換価格がだいたいどれぐらいだったか確認してみてください。保険会社の査定額と大きく食い違っている場合は、保険会社にその旨伝えてみてください。それでも、保険会社が頑として主張を変えないようであれば、まず消費生活センターに行って相談してみてください(できれば東京の国民生活センターだと、信頼できる専門家もいます)。それでもダメなら、弁護士さんですね。 ちなみに、けがをしていれば慰謝料(精神的損害の賠償)、事故のために仕事ができないのであれば、休業損害の賠償(逸失利益の賠償)も請求できます。 ここからは、私の経験ですが、保険会社というのは、商売ですから、できるだけ支払う金額を抑えようと努力します。被害者は法律の素人である場合がほとんどですから、多くの場合、言われるがままという状態です。それで、請求できるはずのものを請求しないで馬鹿を見ている方をよく目にします。 もちろん、新車を請求するというようなことはできませんが、正当な賠償額はきっちりともらうようにして下さい。それはあなたの権利ですので、遠慮する必要は微塵もありません。
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保険会社が代理権を主張して来た場合、加害者はそれを保険会社に任せているということで(委任状を発行しています)、これを無視して加害者側に直接交渉していくのは違法です。保険約款は被害者にとっては関係のないことで別の話です。 加害者に申し入れても、「保険会社に任せているので保険会社に言ってください」と断れるでしょう。それでもしつこく加害者側に迫ると逆に訴えられることになります。
お礼
いろんなお答えがあり頭が混乱してきました。ありがとうございます。
- hazu01_01
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同程度の自動車を現物支給で提供してくれるようにお願いできませんかね。 実際、私が事故を起こしたときに被害者の方が同程度の自動車を提供してくれるように私の保険会社に交渉してきたのですが、その要望を受けたようですよ。 また、私が被害者で事故に巻き込まれたときにも相手の保険会社から同程度の自動車の要望があるか確認されましたよ。そのときは、2年位したら新しく買い換えようとしていたときでしたから2年前倒しで新車買うからよいと言って、現金で補償してもらいました。そのため、100万円以上の追加支出をしなければいけなくなりましたけど・・・^_^;ほんと、痛かったです
お礼
ええええ~??そんなことも出来たのですか?わかりました。ありがとうございます。
補足説明です。 査定価格というのは残存価格であって、中古車価格とは異なります。 人気がある車種かどうか、色はどうか、改造がなされてないかなど、中古車価格はその時の市場動向に左右されます。 したがって、同種の車が30万円で売り出されていようと、100万円で売り出されていようと、査定価格は44万円です。
お礼
わかりました。ご丁寧にありがとうございます。
- walkingdic
- ベストアンサー率47% (4589/9644)
賠償は時価相当金額までしか賠償されません。 しかし、この時価というのが曲者でして、法律上時価が幾らと決まっているわけではありません。 なので「時価」の査定額について争そうことが可能です。 具体的にはご質問者が使われていた車と同型同年式で同程度走行距離のものを中古市場で探してください。 もし見つかればラッキーです。複数台あればなおよいです。 それらの結果を示して、損害を受けたのはこれら車と同等だからそれら車の価格までは認められるべきであると主張し、その車の購入費用も含めて請求してください。(損害を回復するために車を購入する場合にはその手数料も判例では認められています)
お礼
いろんな判例があるのですね 少し前向きに考えられそうです。ありがとうございました。
- oshiete-q
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冷たいようですが、理屈的には次のようになります。 質問者さんは44万円の価値がある車で事故にあった。自分に過失はない。相手にはその44万円を賠償する義務が発生した。 会社の車であれば、現在の価値が180万円~190万円も無いことは理解されると思います。 >保険会社に話すべきか本人に話すべきか どちらに話されたところで、原理原則が変わるものではありません。相手にある法的賠償義務は44万円です。保険会社は契約者の法的義務を肩代わりするので、やはり44万円しか支払うことはできません。 この金額で不満であれば…現実的なのは次の2つですね。 1.保険会社と交渉して少しでも評価額をあげてもらう。ただ「不満だ」とするだけでは意味がありません。何か裏付けを持って交渉するのが得策です。 2.相手に自己負担を求める。先ほどから書いているように、上乗せ部分には法的義務はありません。応じるも拒否するも相手の自由ですし、角の請求になれば恐喝・脅迫にもなりかねません。 ちなみに車両保険があれば、少しは上積みができると思われます。津上車両保険の保険金額は時価より高く設定されています。もちろん自分の保険を使えば等級にも影響があります。そのあたりは「自分を守るコスト」と考えれば我慢の許容範囲かと…車両保険が無ければ初めから「車両損害は最終的に自己責任」と判断されていたということですね。
お礼
ありがとうございます。恐喝や脅迫などするつもりはないのですがね・・なるほど・・
本人に交渉が一番手っ取り早いでしょう。 ただ無理だと思いますがね。
お礼
ありがとうございます。
- aya-u
- ベストアンサー率24% (99/397)
保険の査定で納得いかないのであれば、ご自分で示談、それでも納得いかなければ民事訴訟を起こすしかありません。
お礼
いずれ・・弁護士さんへお願いする次第です。保険会社の計算方式だと賠償金が安くて納得いきません。ありがとうございました。
>保険会社に話すべきか本人に話すべきか教えてください。 ●保険会社が代理人となって交渉してきている限りは、本人にかけあうことは違法です。 理不尽に思われるかも知れませんが、事故当時の残存価値が補償の対象となりますので、新車を買い換えるまでの費用は補填してもらえません。損害額とはそういうものです。 いわゆる「新車に買い換えろ」というような要求は、損害額を超える請求ということで不当請求になります。 あとはいかに査定価格に上乗せしてもらえるのか、相手側の誠意の問題でしょうね。
お礼
なるほど・・不当請求ですね・・いろいろと難しいものですね。ありがとうございました。
- Nigun
- ベストアンサー率22% (200/893)
保険会社・本人共にそれ以上の金額は出てこないと思いますよ。 私の友人も事故で廃車になりましたが、査定金額までしか出ませんでした。 後はほぼ可能性が無いですが、査定金額を上げて貰えるように努力するしかないですね。
お礼
ありがとうございます。そうですかぁぁぁ~(泣) わかりました。
お礼
とってもわかりやすく勇気づけられました。ありがとうございます。