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「手習いや 天地玄黄 梅の花」とはどのような意味なのでしょうか
手習いや 天地玄黄 梅の花 とはどのような意味なのでしょうか? 夏目漱石の句らしいのですが、全く意味が分かりません。
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質問者が選んだベストアンサー
往年の習字には、手本として「千字文」が用いられた。その250句(1000字)の出だしの句が「天地玄黄」ですし、漱石の「吾輩は猫である」の作品中で、猫の尻尾の三寸には「天地玄黄」があると語っています。 また、その直前に、猫が縁側で残す足あとを「梅の花」と記していますから、まあ漱石なりのお慰みという按排なのではないでしょうか。
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- kankasouro
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回答No.2
天地玄黄は初心の習字によく用いられた「千字文」という書物の出だしの四字で、世界はひろびろとはてしがないというような意味です。 それゆえ、句のいうところを馬鹿丁寧に言葉におきかえるなら、手習いをして天地玄黄の文字を書く。その文句のように世界はひろびろとしてはてしもない。そう思うと浩然としてのびのびとした気分になる。そこでふと庭に目を向けてみると、折しも梅が香高く咲いて、春の気が四方に満ち満ちている、というようなところになるでしょうか。 第二句までと、第三句のあいだに大いに飛躍のある句ですが、そこが俳句の俳句たる所以といえましょう。
質問者
お礼
参考になりました、ありがとうございます。 できたらNO.1様と同じ点数のポイントをつけたいのですが、システム上不可能ですので、早い段階でご回答を下さったNO.1様の方に高いポイントを差し上げさせていただき、kankasouro様には次点をつけさせていただきます。
お礼
参考になりました、ありがとうございます。