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原子量や分子量を決定する方法
よろしくお願いします。センター試験の過去問なんですけど、 純物質の原子量や分子量を決定する方法として適当でないものを次の中から2つ選べ。」 答えが 塩化ナトリウムの水への溶解度を測定する。 と 塩酸の希薄水溶液中で電離度を測定する。 だったんですけど、どうしてこうなるかを詳しく解説をしてほしいんでお願いします。
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補足です。そういう風に聞かれればもう少しましな回答ができます(笑)。 たとえば、100gの溶媒に溶けるNaClの物質量(モル数)がわかっているのであれば、溶けたNaClの重さとその物質量からNaClの式量(NaClの「分子」は存在しませんので式量と呼びます)が計算できます。 しかし、100gの溶媒に溶けるNaClの物質量を知るためには、その溶解度と、NaClの式量がわかっている必要があります。仮に、これ以外の方法で、100gの溶媒に溶けるNaClの物質量を知る方法があるというのなら話が別ですが、それはできませんので、結局は溶解度からNaClの式量を計算することはできないことになります。 要するに、「溶けている重さはわかっても、その物質量がわからないので式量や原子量はわからない」ということです。それにしても答えにくい宿題ですね。 塩酸の場合には、答えるのがさらに難しそうですね。 ・・・お気の毒です。
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>溶解度は一定温度で、溶媒100gに溶ける溶質の質量の事だから分子量とかが決定できると思ったんです… 考え方として最も近い分子量測定方法があります。沸点上昇と凝固点降下です。 溶媒一定量に溶ける物質の重さは溶媒と物質との親和性だけで決まってしまいます。ですから一般的な分子量測定法にはなれません。 沸点上昇や凝固点降下では一定量の溶媒に溶かした物質のモル濃度に比例して沸点が上がったり、融点が下がったりしますので分子量を決定することが出来ます。 「電離度」の方は酸の「強度」を測定するひとつの方法ですが、「比較対象」が他の酸になります。 例えば硫酸は第一解離定数が測れないほど解離度が高いですが分子量は塩酸より大きく、有機酸などは同じく分子量が大きくても解離度は低くなります。 この様に質量以外の物性である「電気陰性度」が関与してくるような場合には「質量」測定の目安には利用できません
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ありがとうございました
投げやりな回答で申し訳ありませんが、「これらの方法で原子量や分子量を決定できないから」としか答えようがないですね。 言い方を変えて、「塩化ナトリウムの水への溶解度を測定しても、溶解度と分子量や原子量は無関係なのでそれらを測定できない」とか、「塩酸の希薄水溶液中で電離度を測定しても、電離度と分子量や原子量は無関係なのでそれらを測定できない」と述べたとしても、あまり意味がないと思います。 たとえば、「○○の方法で原子量や分子量が決定できる理由を知りたい」とか、「塩化ナトリウムの水への溶解度を測定すれば、○○だから分子量や原子量が測定できると思うのですが、それが駄目な理由はなぜでしょうか」というのであれば答えようもあるのですが・・・
お礼
何度もすみません。 溶解度は一定温度で、溶媒100gに溶ける溶質の質量の事だから分子量とかが決定できると思ったんですけどこの考えって論外ですか?
- rtz
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センター過去問なら解説があるのでは? あと適切でないものなので、これらを使って分子量求められないはずですが。
お礼
すみません。言い方が悪かったみたいです。 学校の宿題でセンターの問題を出されたんですけど、答えとどうしてそうなるかの解説も書け、と言われたので。 後、どうしてこれが間違っているのかを教えてほしいんです。
お礼
ありがとうございます。 とてもわかりやすかったです。 塩酸のほうは・・・まあがんばってみます。