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信用保証協会の取立てがない
とある会社が銀行借入を踏み倒し、保証協会が代位弁済。 保証協会の求償を拒絶し裁判になり、最高裁で元利含めて1億円の支払い命令が確定しました。 ところが、その後1年を経過しても保証協会から一切の取立てがありません。会社や経営者に財産がないわけではなく、現預金や土地建物など数億の資産があります。どうして保証協会は最高裁まで争って勝ったのに、取立てをしないんでしょうか?保証協会の取立てってそんなものなんですか?それとも何らかの思惑があるんでしょうか? 保証協会の実務の事情をご存知のかたいらっしゃいませんか?
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- bakusho11
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「とある会社」というのは営業中ですか? 信用保証協会は中小企業保護を目的としている筈なので、弁済の意思さえあれば営業中の会社の財産に対して強制執行して倒産させることは少ないのではないでしょうか? 信用保証協会が通常の債権管理を行っているとすれば、判決がでていれば不動産の差押登記をしている筈です。また何時でも財産を差押できますので当分のあいだ債務者・保証人の弁済の様子をみることも可能です。 悪い見方をすると、 信用保証協会は特殊法人です。仕事のできない人でも年功序列で出世できますし、給与もほとんど変わりません。お役所同様、面倒なことは嫌いですので、やる気の無い担当者に当たった場合、嫌なお客・面倒な案件ほど得する可能性はあります。 もちろんまともな担当者に変わった場合、資産があって弁済意思がないお客ほど猛烈な督促・強制執行を受ける可能性が高いと思われます。
- mahopie
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質問者の理解の通り訴訟までして、以降の回収行為が取られない事態は極めて不自然であり、不作為による機会損失というのは組織での言い訳が聞かない筈ですが、こればかりは事実関係が分りませんので、何と答えて良いか悩みますが、可能性の問題として、 1. 資産があると見えても他の担保権が設定されており追及不可能な状態である、或いは実は資産がない(名義が異なる場合も含めて) 2. 裁判で勝訴が確定しており、保証協会側に時効までの10年(残り9年)で、確実な回収見込みがある 3. 通常、貸金の請求訴訟で最高裁へというのも理解しにくいので、質問者の事実関係の把握に誤りがある 4. 特定の保証人なり担保物件からの回収が既に終っている・具体的な返済プロセス(担保不動産売却して返済)が進行している 5. 裁判なり法的係争が決着していない 6. 表面的には静かだが、裏で見えない部分でのせめぎ合いが今も続いている 以上、思いつくままに。
お礼
やっぱり謎ですよね。 今回の当事者は、少しばかりエキセントリックな人物で、借金を返済できなくなったのは無理な借金をさせた貸手の責任だから、被害者である借手に返済義務はない、と固く信じており、他人の意見など聞こうとしません。 裁判では、一審でやぶれたあと、最高裁では門前払いだったようですが、最高裁と金融業会の癒着による国家的陰謀であると主張しています。 そういうエキセントリックな相手だと面倒なので保証協会が取り立てをしないのかな、などとも思うのですが、だとしたら、とても不平等というか、ごね得で嫌な感じがします。 保証協会ってお役所っぽいので、面倒はさけちゃうもんなんでしょうか?