もしあの時このチームが日本シリーズに出ていたら

質問

今年のパリーグは日本ハム、西武、ソフトバンクが、セリーグでも中日と阪神が最後の最後までプレーオフや優勝争いをして、近年まれに見る混戦だったと思います。

過去にも最後の2～3試合まで優勝の行方が分からずに混沌としたペナントレースが繰り広げられてきました。

そこで過去のいくつかのマッチレースの年をピックアップしますので、もしあの時このチームが優勝していたら日本シリーズはどう変わっていたでしょうか？

1973年の阪神（優勝は巨人）
1988年の近鉄（優勝は西武）
1989年の西武・オリックス（優勝は近鉄）
1992年の阪神（優勝はヤクルト）
1994年の中日（優勝は巨人）
今年の西武・ソフトバンク（優勝は日本ハム）

回答No.1

noname#33272 · ベストアンサー

1973年・・・長嶋の力も落ち、確かにV9達成は危うい年でしたが、最後は巨人が甲子園での直接対決を制しV9を達成しました。阪神はその前日の中日戦に勝利していれば優勝していたわけですが、優勝を意識してか、安易な球も力んで打てず、この試合を落としてしまいました。阪神が優勝を落としたのは、「常勝巨人」という看板に負けたからという感じもします。
この年は野村が監督兼捕手でしたが、常勝巨人の時代捕手の森がシリーズ前に野村の家を訪れ、パの優勝チームのデータをもらい、分析していたといいます。知将の野村監督ですから、当然逆に阪神についても巨人の森にデータの要求、分析を依頼していたと考えられますので、シリーズに慣れていない点とデータ面で丸裸にされてことで、南海に分があると思います。

1988年・・・有名な「10.19」の最終戦ですが、もっと言えば高沢のホームランがなければ、有藤の抗議がなければ、近鉄が優勝していたかもしれません。中日も長い間日本一から遠ざかり、ジンクスのようにシリーズには勝てません。一方、近鉄も'79,'80年の広島とのシリーズでは「江夏の21球」などあり、2年とも第7戦までがんばったが、一度も日本一になれず消滅してしまいました。ただ、「10.19」など終盤の戦い方はかなりチームが勢いづく戦い方をしていたので、シリーズではその流れのままで一気に制した可能性はあると思います。翌年は加藤の一言が流れを変え、日本一を逃しましたが、近鉄はこの2年が日本一になるチャンスだったかもしれません。

1989年・・・近鉄・オリックス・西武の三つ巴。今年の3強と同じく最後までわからない年でした。確かオリックスにマジック8が付いたと思います。西武が優勝であれば、常勝という貫禄で西武が日本一になると思います。オリックスだと微妙ですが、巨人に分があるかもしれません。

1992年・・・個人的にあまり野球を見る機会が少なかったころなので、阪神が優勝の可能性があったことは後から知りましたが、シリーズとなると西武がまだ全盛期のメンバーが崩れていないので、一方的に西武だと思います。

1994年・・・秋山がダイエーに移籍し、代わりに佐々木誠が加入した年です。その後工藤がFAで抜け、石毛もダイエーに移る。少しずつ全盛期メンバーもベテランに入り、またそのメンバーの入れ替えが始まったころですので、微妙ですね。まあ、まだ常勝チームという看板の力で西武というところでしょうか。

2006年・・・1999年もそうでしたが、中日が優勝したときは、一般的に巨人戦の放映が多いせいか、中日の強さが解説者の印象に強く残っているのかもしれませんが、中日有利という前評判がいずれも多かった。しかし、一方で1954年以降日本一になっていないというジンクスのようなものに、選手は意識はしないかもしれないが、何か見えないところで作用している気がします。前評判とジンクスに負けているような気がしてなりません。ソフトバンク、西武に分があると思います。

お礼

野球がお好きなだけあって本当に詳しいですね。

私的にパリーグで一番面白かったシーズンは1989年だと思います。
状況によっては残り1試合の時点で3チーム全てに優勝の可能性がありましたから。

セリーグはなんといっても1994年です。
巨人が首位を独走していましたが、夏場からずるずると負け始め129試合についに中日に並ばれましたよね。
最終戦の巨人戦視聴率は史上最高の48.8％だそうです。

回答No.2

luna3

僕は、阪神ファンなので92年の事しかわかりませんが、
あの時は、最後に失速して二位でした。（たしか0.5差）あの時もしペナントレース前半の様に亀山や新庄、投手では、仲田や猪俣、中込が調子が良かったら西武にも勝てたかもしれません。それまで日本シリーズで西武に勝ったチームは阪神だけでしたから。

お礼

あの年の阪神は強かったですよね。ピッチャーもすごく安定していましたし。

一時は7月ぐらいに4位くらいまで落ちましたが、オールスター明けから快進撃が始まり首位のヤクルトを追い抜いて9月の末まではずっと首位でした。
私の記憶では確か10月に神宮や甲子園で阪神とヤクルトの直接対決が5試合連続ぐらい組まれていて、その試合にヤクルトがすべて勝って逆転優勝したと思います。あの年の日本シリーズも杉浦の代打サヨナラ満塁ホームランや岡林の熱投記憶に残る名勝負になりましたよね。

ああ、そういえば同じ阪神ヤクルト戦でサヨナラホームランをめぐって猛抗議の試合とかもありましたね。