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言葉というのは何ですか?

nabayoshの回答

  • nabayosh
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回答No.2

本来は言語学、とりわけ意味論の質問ですね。 ソシュールという言語学者の意見を少しかじれば飲み込めると思うのですが。 何はともあれ、これは「シニフィアンとシニフィエ」の問題です。 信号の赤い色が、「止まれ」ということを意味しているように、 「キャー」という活字や音声が、「キャー」という音を意味しています。 そうした対応関係によって成り立っているという考え方が「シニフィアンとシニフィエ」です。 どちらがシニフィアンでどちらがシニフィエだかは失念してしまったので興味があれば調べて下さい。(今の私にとってはどうでもよい話なのです) しかし、このシニフィアンとシニフィエは1対1で対応しているわけではありません。 実際に完璧に「キャー」という音はない。確かにその通りです。 これについては、「赤い」という形容詞が意味する色を思い浮かべて下さい。 深い赤、明るい赤、薄い赤、渋い赤……いろいろな色調の赤があります。 赤といったって一つの色じゃあなくて、ある程度の範囲があるということです。 それと同様、「キャー」という活字または音声が意味する音にも、ある程度範囲がある、ということになります。 つまり、「キャー」という擬声語は、ある程度の範囲の音の代用として用いられている記号である、というのが私の答です。 なお、ウィキペディアがダメとは言いませんが、あまり辞書にあることを鵜呑みにしない方がいいと思います。深く理解したいものについてはそれに関する専門書を読んだ方がためになります。

spitzer3
質問者

補足

>本来は言語学、とりわけ意味論の質問ですね。 確かにそのように思います。言語学と意味論の勉強も必要であると感じました。 >信号の赤い色が、「止まれ」ということを意味しているように、 >しかし、このシニフィアンとシニフィエは1対1で対応しているわけではありません。 実際に完璧に「キャー」という音はない。確かにその通りです。 これについては、「赤い」という形容詞が意味する色を思い浮かべて下さい。 深い赤、明るい赤、薄い赤、渋い赤……いろいろな色調の赤があります。 赤といったって一つの色じゃあなくて、ある程度の範囲があるということです。 シニフィアンとシニフィエは一致していると思いますよ。赤ということでは一対一ですが、深いとか明るいとか薄いとか渋いとかでは同じ赤でも違いがあるのでしょう。 >それと同様、「キャー」という活字または音声が意味する音にも、ある程度範囲がある、ということになります。 つまり、「キャー」という擬声語は、ある程度の範囲の音の代用として用いられている記号である、というのが私の答です。 ある程度の範囲の音を同一のもの見て、その音を「キャー」という概念で表現しているのですね。なんか、概念を特徴とすると問題だったようです。ありがとうございます。 >なお、ウィキペディアがダメとは言いませんが、あまり辞書にあることを鵜呑みにしない方がいいと思います。深く理解したいものについてはそれに関する専門書を読んだ方がためになります。 専門書も読んでみたいと思います。ご指摘ありがとうございました。

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