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PWM制御ステップアップ電源の開ループはどうやってみれば…?

ir-ledの回答

  • ir-led
  • ベストアンサー率52% (42/80)
回答No.4

オープンループですが,40dB弱は,負荷変動率1%あたりを狙っての設定でしょうか? 特に問題無いと思いますが,仕様的に許されるのなら,欲張らず30dB程度まで落としても良いかも知れません。 誤差アンプの帯域幅は20kHz程度と言うことですが,この数字だけでは何とも言えません。  1.終段のスイッチング部分でどの程度ゲインを稼いでいるか?  2.誤差アンプ出力→スイッチングトランジスタ→LCフィルターの経路でどれだけ位相が回るか(どれだけ遅延するか)? により左右されるからです。が,ちょっと広げすぎの感じはします。 閉ループゲインが"1"以上ある帯域(20kHzより高くなる)で"2."の遅れが180°あると 負帰還をかけているつもりが,正帰還をかけることになるので,発振してしまいます。 しかし遅れるものどうしようもないので,発振を止めるには,正帰還となる帯域での閉ループゲインを"1"より小さくする つまり誤差アンプの高域ゲインを落とす必要があります。 例えば,100kHzの信号の位相を180°遅らせるには,わずか5マイクロ秒の遅延時間があれば充分なのです。 閉ループゲインと推定される遅延時間からすると,誤差アンプの帯域幅が20kHzというのは少し広いと思いませんか? >確認しました。 その線じゃ無かったですか。・・了解しました。 では,もう一つ確認してみて下さい。高負荷時に誤差アンプの出力はどの程度,振れていますか? 出力段のスイッチングトランジスタのON抵抗が大きいと,高負荷ではVceも大きくなりますよね。 この時,誤差アンプはドロップ分を補おうとして+側に振れますが,電源電圧付近まで振れていませんか? オペアンプなどは,電源電圧少し手前までの非飽和領域なら(位相補償が無いとして)スルーレートの速度で出力が変化しますが なにかの弾みで,一度,電源電圧付近の飽和領域に入ってしまうと,そこからなかなか(数十ミリ秒オーダー)返ってこられないんです。 返ってこられないので,発振・・と言う理屈も考えられます。 これでも無いとすると・・考えつく手は,急速冷却スプレーで局所的に冷やしたり,指で個々の部品をピタピタと触っていくとか(←これ最強。)

hesperia
質問者

お礼

本当に度重なる回答、ありがとうございます。 >1.終段のスイッチング部分でどの程度ゲインを稼いでいるか? 実はこいつが結構トリッキーでして、条件に応じて変動するように設定してあります。 具体的にはエラーアンプの帰還入力が0.5Vになるよう、出力を調整すると言う形になっています。 通常は倍率5倍強程度、14dBチョットでしょうか。 >2.誤差アンプ出力→スイッチングトランジスタ→LCフィルターの経路でどれだけ位相が回るか(どれだけ遅延するか)? 実はこれが分からないのです。 測定方法が全く思いつかず、悩んでいる諸悪の根源です。 搬送波(発振機)周波数以下であれば、なんとなく位相の遅れが見れる気がするのですが、それ以上(というか、どこからか良く分からないのですが)の周波数を見た場合、遅れと言うものが出力にどう出るのか、見当がつきません。 単純に搬送波の遅れでしたら、50nsec以下ですので、無視していいような値だと思います。 >高負荷時に誤差アンプの出力はどの程度,振れていますか? ご指摘の通り、サットさせたくなかったので、上側にはクランパーが入っています。 電源4V弱に対して1.1V程度です。 下側にもクランパーをいれており、こいつは0.3Vです。 ですから、上下ともにサットすることはないはずです。 また何か思い当たる節がありましたら、何でも結構ですので、教えて下さい。 宜しくお願いします。

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