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ドイツがスイスを攻撃しなかった理由は?

スイスは永世中立国であり、近代においてその領土は殆ど変化していません。 ところで、第二次世界大戦でドイツはポーランド・フランス・ベルギーなど大半の周辺諸国に攻め入りましたが、なぜすぐ南にあるスイスは狙わなかったのでしょうか? というより、紛争の比較的多いヨーロッパで、なぜスイスはずっと永世中立を守り続けることが出来たのでしょうか?教科書にも載っていないので、知っている方がいたら教えてください!

質問者が選んだベストアンサー

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  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.7

スイスが、永世中立国となるのは、1815年のことで、それほど200年前のことです。 それ以前は、周辺諸国との戦いを何回か経験しています。 特に、ハプスブルク家のオーストリアとは、独立以来対立が途切れた事が無いほどです。 その他にも、ブルゴーニュ公国との戦いで、シャルル突進公を敗死させた事は、有名です。 それ以外の国とは、比較的良好な関係を築いていました。 それは、スイスが傭兵の供給を主要産業としていたために、各国の王室と良好な関係を必要としたためです。 第一次、第二次大戦で、スイスが中立を維持できたのは、他の方の言われるように、 1.スイスがドイツよりの立場に立っていたから。 2.スイスの地形が山がちで大兵力の展開にむかなかった事 3.スイスに有望資源も産業も無かったこと。 4.スイスに国外に展開できる兵力が無かった事。 5.ドイツも連合国も中立国を必要とした事。 といった理由からです。 もしスイスに機甲師団が3つほど有ったり、B-17爆撃機が100機くらい有ったら、ドイツも黙って中立を認めなかったでしょう。 攻撃兵力が無かったために、中立を維持できたとも言えます。 また、戦争中は、どちらの陣営も、相手国の状況を探るために、また交渉するために、中立国を必要とします。 中立国には、両陣営のスパイが暗躍しますが、そのためスパイ活動の拠点として、中立国が必要になるのです。 この辺の事情は、スエーデンも同様です。

その他の回答 (7)

  • MOMONGAP
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回答No.8

永世中立国の代表として良く取り上げられていますが 実際はそんなに単純ではありませんでした。 shiritagariyaさんの疑問はかなり鋭いですね。 理由はNo.7の方が上手くまとめられていますね。 中立を守るためにスイス側はかなり譲歩したようで、 ドイツ軍に工場もいくつか提供させられていたと思います。 「実質的には屈服したが、建前上は独立国として残す」 というのがギリギリの妥協点だったんでしょうね。

  • komes
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回答No.6

既にご回答のあるとうりですが補足しますと、スイスは尚武の気風が強い国で傭兵制度が盛んだった時代には各国に傭兵を輸出する土地でした。 スイス傭兵が忠実、勇敢な所からその勇名は広く知られ現在でもバチカン教皇庁で警護兵はスイス傭兵が用いられている位です。 その伝統は現在も受け継がれ、国民皆兵で歩兵銃などの一般装備は各自の家庭に常備されて動員令があれば直ちに武器を携え集合することになっています。 その上地形が険峻で守るに易く、攻めるには難儀な地形です。 このような土地で防衛されると、現在のアフガニスタン情勢のような持久戦になり、しかも資源もなく攻撃側に何のメリットもありません。 これが歴史上攻撃される事がなかった理由で当然中立を保った理由です。 スイスは小国であり領土を拡大しようにも廻りは大国、強国ばかりで攻撃するには非力です。 従って小国の国土を守るのがせい一杯でした。 唯一の永世中立国としての生存が賢明な選択です。 第2次世界大戦で攻撃を受けなかった理由は他のご回答にあるとうりです。

noname#107878
noname#107878
回答No.5

 おおむねこれまでのご回答のような理由からでしょうが、ドイツと、同盟国イタリア、そしてドイツ侵攻後のフランスと敵性国に囲まれた四面楚歌状態で兵糧攻めにあったも同然のスイスとしては、スイスを経てドイツとイタリアを結ぶ鉄道と道路による兵器や物資の輸送を認めることと引換えに、スイスがフランスを経由してスペインから物資を運び込む補給線を確保することでドイツと密約を交わしていたとも言われています。  こうした背景から考えると、ドイツはあえて自分たちの貯金箱同様のスイスにわざわざ侵攻する必要もなかったと思われます。また、その意味では、表向きは連合軍側には永世中立国の立場を貫きながら、その一方ではドイツに擦り寄った姿勢を見せていることから真の永世中立国とも言い難いものがあります。

  • caesar-x2
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回答No.4

スイスはナチの資金源だったからです。 ナチはスイス銀行を使って ユダヤ人から強奪した資金の マネーロンダリングを行い、 美術品は宝石などを隠していました。 当時のスイスは、永世中立国とは言え、 外貨獲得の唯一安全な取引相手であるスイスは 事実上はドイツの同盟国に近く、 フランコ政権のスペインのような関係でした。 だから攻撃する意味も必要性もありません。 中立国の存在は、ドイツにとってそもそも必要で スイスやスペインなどを経由することで 南米やアメリカなどからの送金も可能となります。

  • yakyutuku
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回答No.3

基本的に、攻め込む価値が無かったからです。また中立国なので、連合国への連絡路として政経ともに重要な意味合いがあります。例えばユダヤ時人から奪った貴金属、骨董品、美術品などを現金化するときは、大抵スイス経由です。

回答No.2

四方が険しい山国なので攻め込むのも大変だったのでしょう。 だから中立を維持できたのかも知れません 武装中立であったのでドイツ軍と戦闘は何度も有ります。 スイス軍とドイツ軍の壮絶な空中戦は余り知られていません。 第二次世界大戦では連合国寄りの中立国だったようです。

  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 私も全く知りませんでしたが、ウィキペディアで、こんな記事があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9

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