イラストを描くのに必要な技術・知識

質問

将来的にイラストの仕事をするため（食べていけなくてもいい）に色々やっているのですが、最近大きな壁にぶつかり進歩が止まったように感じています。

前にもここで質問したのですが、それを参考に面白そうなことをしている美術館へ足を運んだり、絵とは関係ない本を読んだりして教養的な部分を鍛えたり、人体の比率や構造を勉強したりしたのですがどうもまたもや壁にぶつかってしまったようです。

壁その１
資料を見ながらならなら少しは納得できる絵がかけるようになったのですが、模写じゃない作品の場合に資料をアレンジして描いたり、想像で描こうとするとどうしても上手く描けません。
目を描くときも必要以上に力が入り、目だけに集中してしまって模写で描いているときとは違う感覚（絵ではなく字を書いている様な）がします。

壁その２
資料があれば背景も描けるのですが、これも完全に模写でその中に人物や動物、小物を入れると不自然極まりない絵ができてしまいます。
評判のいいパースの本を買ってみたのですが、大体理解はしたのですが絵を描く時になるとあまり応用できず困っています。

どうやらデッサン力は上がったのですが、想像力のような面が成長していないようです。
また、物の形が字を覚えるような感覚で入っているのですが、どうやったら物の構造や正確な形が頭に入るでしょうか？

簡単でいいのでアドバイスをお願いします。

回答No.8

watercolors · ベストアンサー

イラストレーターだと、如何に自分の絵を売り込むか、如何に顧客の満足する絵を提供するかという、顧客との積極的な社交性が必要です。
色々な人と話して、それを言葉ではなく絵として伝える力が必要です。
その為には、ここで、慰めてもらおうなんて考えるよりも、苦しんで一枚でも多くの絵を描く事に専念しましょう。
できれば多くの人にその絵を見てもらい意見を貰いましょう。
自分の考えと、他人の受け取り方の違いが判ってくると思います。
そしてその絵を描く為の感性を磨く事です。
その為には、色々な事を、見、体験し、それらを自分なりに理解してみましょう。
自分なりに理解出来れば、それがオリジナルの作品を生む原動力となると思います。

ちょっと抽象的で、厳しい言い方かもしれないけど・・・
今まで、tappei77さんにアドバイスしてきたけど・・・・
実際にあなたの絵を見てあげられないので、今言える事はこれだけです。
ごめんなさい。

回答No.9

watercolors

ふっと思ったことです。
写真、資料や実物を見てトレースすることは出来るようになったということは、見えたとおりには描けるということですね。

ここでアレンジするとおかしくなるというのは、物の構造やそれぞれのパーツの位置関係、なぜそこに収まるのか、なぜそう見えるか、ということが理解できていないからじゃないかな？

人が認識するために必要な箇所があるのだけれど、その箇所をいじってしまうと、それはそのものとして認識し辛くなる。
自然界にはありえない（他の人が理解できない）構図、位置などを持ってきてしまった場合、おかしなものとして写ると思います。

デフォルメとは形を崩すことではなく、象徴的なものを単純化して（文字化）すると思えばいいかもしれないです。
当然、他人に読めない文字は、理解できませんね。
この事は、商業イラストレーションでは特に重要です。

抽象画でも象徴化したものや想像（補間）できる箇所があれば理解できますが、それを超えると難解なものになりますね。

構造や位置関係を理解するには、絵だけではなく立体を作るといいかもしれません。

お礼

皆さんありがとうございました。
お礼が遅くなって申し訳ありません。
これからも試行錯誤してがんばって行きたいと思います。
いつか、皆さんにも自分の作品を見てもらえるときが来ればいいな、と思います。
最近は自信が無く同じような質問ばかりしていたのですが、以後絵の描き方や表現は自分で見つけようと思います。
また、他の質問で見かけた時は回答してください。
自分もできるだけ皆さんのお役に立てればと思います。

回答No.7

tochitaro

こんばんは！　
私も同じような悩みをもってますが、
あまり深刻には悩んでいませんので、参考までにご覧になってください。

イメージを表現するのって、難しいです。私は。
描くからには満足のいく作品に仕上げたいのですが、なんかこう、パッとしない感じになる事が多々あります。
そんな自分に苛立ちを感じた事もありましたが、
それで自分や、自分の作品を嫌いになりたくなかったので、考え方をかえました。

あぁ、これが自分の絵なのかな、なんて（＾＾；

そもそも、絵のうまい、下手という基準も私にはよくわかってなくて、
失礼な言い方ですが、上手な絵でもそれだけだな。。と思う絵もあれば、
この絵は、うまくないんだろうけど氣になる！！という絵もあります。
面白みとか、意外性てやつですかね。

質問者様は、そういう可能性を秘めてると思います！！
基本はあると思いますが、ある程度身に付けば、それ以降は
何が自分の絵なのかが問題になってくると思います。
どんな絵だろうと、沢山の人に見てもらって評価してもらうと違った価値観が出てくると思います。

質問からそれてしまいましたが、
想像力って右脳が働いてどうのこうの、、、てよく聞きます。
ひらめきとか、記憶力もそっちの部類だった氣がします。
今流行りの、右脳を鍛える本やゲームにチャレンジするのはどうですか～？
息抜きもふまえて（＾＾；
あまり参考にならなくて申し訳ないですが、
もしかしたら脳みそをうまく活用できていないだけかもしれないし、
脳みそ柔らかくしといて、損は無いと思いますょ(*^^*)

回答No.6

noname#37852

ところで、イメージと想像ってほとんど同じような意味である気がするのですが、、、

イメージ
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A5%A4%A5%E1%A1%BC%A5%B8&search_history=%A5%A4%A5%E1%A1%BC%A5%B8&kind=ej&kwassist=0&mode=0&jn.x=44&jn.y=14

想像
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C1%DB%C1%FC&search_history=%A5%A4%A5%E1%A1%BC%A5%B8&kind=jn&kwassist=0&mode=0

回答No.5

noname#37852

私はデッサンも出来ず落書きする程度のど素人なので「アドバイス」なんてものはできませんが。

なんだか技術や知識が前に出ていて、「描きたいものを描く」というのがよく分からない感じがするのですが。
頭の中に描きたい世界や物、人物はあるのでしょうか？
それがなければ技巧を学んでも描けないだろうと思います。

落書きの場合、たとえば「ベルサイユのばら」の落書きをするなら（笑）、ベルばらのアニメやマンガを見て親しんでいれば“こんな感じ”と縦ロールのヘアスタイルとかドレスとか真似して描けるわけです。
ロココっぽいテーブルを描いたり、ろうそくの蜀台をそれっぽく描いてみたり。

時代劇なら“なんとなく”江戸時代の日本髪を描いてですね、お侍の髷なんかも（正確ではないにせよ）真似できましょう。よく時代劇を見ている人ならね。
行灯（あんどん）なんかもちょっと資料を見て確認すれば描けるんじゃないかなあ、イメージは頭に入ってるわけだから。

平安時代なら十二単っぽく着物を描いて、顔はあの、ああいうのですね。源氏物語みたいな。
学校時代、あの真似をして落書きしました。古文が好きだったもので。

そういう全体的な雰囲気とか世界に親しむことはやっていますか？

パーツから入ろうとするのでなく、全体を描いて、細かいところを直していくような感じで、全体の雰囲気とか構成、“世界”を考えてみては？
頭の中にあるモヤモヤしたものを手を通して目に見える形に変えるための技術や知識であって、技術や知識がイメージを生むわけではないでしょう。

No.4の方がおっしゃるように簡略化も大切でしょう。
バックが細かすぎると人物が目立たなくなってしまうし。マンガなんかを見ると、主人公が立っている背景なんかは意外と簡単になっているのでは？
こういうのは全体を見ないとバランスが取れない。

好きな世界にたくさん触れることだと思います。
肌に馴染ませること、体に染み込ませること。
たぶん質問者さんはいろいろ見たり学んだりしても、それがまだ自分のものになっていないのだろうと思います。

他の方へのお礼を拝見しましたが、

>模写で生み出せないイメージを想像で補えるようになりたいのですが。

酷かもしれませんが、イメージというものは何かヒントにぶつかったりして、ポンと（あるいは何となくモヤモヤと）勝手に頭の中に湧いて来るものです。練習によって生み出せるものではありません。
模写はイメージを生むためのものでなく、イメージを捕えるための手段だと思いますよ。

もちろん、感覚を研ぐことはできると思いますが。
ぼんやり日常に埋もれて生きてると感覚が鈍って硬くなりますから、気をつけていろいろ見ていれば自分の心にアクセスしやすくなるんじゃないかな。

そんなに難しく考えず、好きな世界を描いてみては？
それがまた難しいんですけどね。
私もイメージを言葉にすることができません。こういう掲示板みたいなのだといくらでも書けるんだけどなあ。
私は技術不足で、想像も薄っぺらいのかもしれません。
もっとイメージを固めないと。

回答No.4

KanKevin

どういうイラストが描きたいのでしょうか。
漫画やアニメのようなタイプなら、人体の比率とかパースとか、
正確さを気にしてると絶対描けません。
ルパン三世のキャラクターのように、手足が極端に細くひょろ長くても
全然構いません。
建物や背景を描くなら、簡素化・省略化というのも大いにやるべきですね。
細かい部分まで書き込んでしまうと単なる絵画になってしまいます

なんだかイラストを堅苦しく考えすぎではないでしょうか。

もっと楽に力を抜いてみませんか？
少しくらいおかしくても良いからと、思ったとおりのものを自由に
描いてみればそれで良いと思います
そうしていれば段々、自分の描き方というのが出来てくると思うのですが・・・

回答No.3

noname#39970

人によってやりかたはまちまちだけれど
「教科書の人物に落書き」のように　まずは模写したものにありえないモノを加えていって見てはどうだろう？（原版を傷つけたくないならコピーしたモノでも良さそう）
人を模写したらアヒルのくちばしをくっつけてみるとかトサカを乗せてみるとか（形が簡単だから見なくても形になる）
そのうち　人の顔を猫(を参照用に別に用意しておいて)の顔で上書きしてみるとか(油絵みたい

船に飛行機の翼をくっつけてみたり
軽トラにお寺の装飾…あ、これじゃ霊柩車だ(マチナサイ

そのうちありえない組み合わせをソラで描けるようになれば・・・浮かぶだけでもOKかも(後は資料を見ながらで

回答No.2

Shige29

イメージで補えない部分というのはどうしても出てくるモノで、そこに模写というモノが選択肢としてあるのですが、それでも補えない場合はやはり実物を見るしかないと思います。
写真などの間接的なイメージではなく、実体験としてイメージをより強固にするんですね。
色々なモノを見て触って、そうした経験がより強いイメージに繋がると思います。
意識的にそうした経験を積んでみては如何ですか？

お礼

学校が美術科なので結構いろいろな物を実物をみてデッサンしたりしているのですが、なかなかイラストと結び付けられません。

どちらかというと模写で生み出せないイメージを想像で補えるようになりたいのですが。
なかなか絵の道は険しいですね。
回答ありがとうございました。

回答No.1

noname#45918

＞物の形が字を覚えるような感覚で

そういう人はこの本を読むといいと思います。
練習科目もあります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4871990656/sr=8-1/qid=1159703524/ref=sr_1_1/503-0318038-0848722?ie=UTF8&s=books

お礼

前に質問したときにこの本を教えていただいたので最初から実行したのですが、想像で描くことにはほとんど触れられていなかったのでデッサン力はこの本のおかげで上昇したと思うのですが、イラストはいまひとつです。
せっかく教えていただいたのに申し訳ないです。
回答ありがとうございました。