原爆投下の地域決定について教えて下さい

質問

今日、ドラマを途中から見たのでわからないのですが・・・

原爆投下は広島、小倉、長崎と候補があがっていたとのことですが。
私は以前、他の番組で皇居付近が一番候補にあがっていたと言っていたような気がするのですが。

当日の天候も影響したと思いますが、何故、上記の3都市に絞られらのか、また、小倉は何故免れたのか、教えて下さい。

もし、今日のTBSのドラマを見た方がいらっしゃたのなら、あのドラマは実話なんでしょうか？

回答No.3

goo-par1732 · ベストアンサー

原爆の開発が最終段階になったころ、「いつどこへ落としたら最も効果的か」と
アメリカは目標地の選定に入ったはずです。
目標地の条件は、軍事的に重要な都市で、かつ原爆という新兵器の威力を確認できること、つまりこれまでに大規模な空襲による被害が出ていないところです。

まず、有力な候補地京都は、かって京都を訪れたことのあるスチムソン陸軍長官が強固に反対して候補地から外された。
同時に目標地の順位が広島（日本陸海軍の輸送の拠点である宇品港をもつ）小倉（最大の弾薬工場がある）新潟（精油、精錬工場群）と決まった。
小倉と新潟は、広島上空視界不良の場合の代替地とされた。
港湾都市長崎は、京都の代わりに後で追加されたという説が有力です。
その長崎に８月９日、小倉で三度投下を試みたが雲が多くて断念した原爆搭載機が、次の目標地である長崎に向かったのでした。

皇居への投下については『地図が解き明かす日本史』に次のように説明されています。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31708786

はじめに原爆投下候補にあがったのは、なんと皇居である。しかし、天皇が死去すると、降伏の主体となる統治者がいなくなり、日本の早期降伏を望んでいたアメリカにとっては・・・（省略）ただちに候補地から外されている。

なお、文芸春秋９月号の記事で、秦郁彦氏は、
「投下機の機長・ディベッツ大佐の証言によれば、投下訓練を始めた時点では目標はドイツだと言われていたそうです」と述べられています。

ドラマは見ていません。

お礼

ありがとうございます。
何故、地方都市と疑問だったのですが、そういう経緯があったのですか～
東京も大阪も大空襲をうけていますものね。
その頃は、名古屋は大都市ではなかったのでしょうかね。
何故か、西日本の都市が多く候補にあがったのですね。

回答No.2

kawakawakawa13

他にも何箇所か候補はあったみたいです。
皇居説は、デマ、あるいは偽情報です。
なんせ、日本人の過激な反応に対する考慮と、天皇を殉教者にしてしまう可能性から、皇居に対する攻撃は禁止されていました。
場所選定の基準は、ある程度の広さの平地があり、ここが大切な点ですが、人口密度が高く、各種建築物があり、人・建物・構造物等へ与えるサンプルが得やすい場所だそうです。
要するに、最初から人体実験と、実地試験と、デモンストレーションを兼ねていた訳です。
日本に落とされたのは、人種差別意識の賜物です。
小倉が免れたのは、当日天候が悪かったからだと記録に残っています。
ちなみに終戦後のかなり早い時期に、日本側資料の略奪と、公表の禁止、そして米軍による詳しい調査が行われています。

お礼

ありがとうございます。
皇居説はデマですか？
何故、地方都市ばかりなのだろうと、疑問に思うのですが。
大都市圏のほうが、被害がもっと大きかったのではと。
どこに、投下されてもダメージをうけるのは同じで、許されないことですが・・・

回答No.1

okg00

http://www1.linkclub.or.jp/~oya-wm/arsenalkokurafile/dropfile/drop.html

皇居は戦争終結後の日本人の感情を考えると反対でしょうね。逆効果です。

小倉は煙ともやという事になっています。

お礼

ありがとうございます。
たしかに小倉は、天候が適していないため、候補から削除されたとドラマでも言っていました。