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ラ・マンチャの男の見果てぬ夢の原題について、
映画、小説、舞台で有名なラ・マンチャの男の物語が最近大好きになりまして興味をもって色々と読んだり観たり聞いたりしています。 とても夢に溢れていて、見果てぬ夢を追い続けるというテーマ性を感じますが、物語全体を象徴するかのようなテーマ曲、”見果てぬ夢”の原題が"The Impossible Dream"なんですよね。 邦題の見果てぬ夢という響きからは物語全体のイメージを感じるのですが、The Impossible Dreamと聞くと、”不可能な夢””かないっこない夢”という物語全体を否定するようなネガティブな響きを感じます。 なぜあえてここで”不可能な夢”という曲がこの物語全体を現すような場面などで用いられ、その詩の真意はなんなんでしょうか。 すこし曖昧な質問かもしれませんが同じようなことを思った方やなにかご意見がおありの方、いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。
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「見果てぬ夢」というのは「The Impossible Dream」の邦訳歌詞にあるように「夢は実りがたく、敵は天たなるとも、我は歩みてゆかん・・・」とつまりほぼ不可能な道を切り開くこのミュージカルで言えば騎士の永遠の夢、人生を生き抜く極限の覇気を歌った鳥肌ものの素晴らしい曲だと思います。 夢を叶える事の難しさ、人生を生きていく事の本当の大変さを歌ったものですね。生きる事は不可能な夢に近い、が我こそは自分を奮い立たせて、いつの日か力尽きるその時まで夢を捨てず、夢を実現させる為に人生を生き抜く騎士だ、人間とはそうあるべきだ、という意味だと思います。 題名通り「不可能な夢」=「見果てぬ夢」で解釈できると思いますが・・。私にはThe Impossible Dreamに向かって果敢に立ち向かって生きていく、というふうに解釈できます。歌の題名ですから、この言葉自体が単独で物語りの中で生きているわけではないと思います。 たしかに物語全体の流れからすると抽象的かもしれませんが、この物語の深い主題がそこにあるのでテーマ曲として大切なところで用いられるのではないでしょうか? 私はこの曲が大好きです。違った解釈があるかもしれませんが参考にしてください^^;。
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サブタイトル(?)が The Quest 、8分の9拍子で、リズムをとるのがとても難しい曲(私だけ?)ですね。 私は、違和感は感じていませんでした。ぴったりだと思っています。 素人からみると、道を究めたとしか思えない達人達が、修行に終わりはない、と言いますよね。どこまで行っても、まだその先がある。 決して終らない、目的地にたどり着かない旅。でも、目的地を目指して進み続ける。だからImpossible Dream であり、見果てぬ夢である。 不可能への挑戦、と、いうことがありますよね。 人類は不可能に挑戦し、不可能を可能にしてきました。 それは(今現在)不可能なんだから、それに挑戦するなんて無意味だ、 なんていっちゃおしめーよ、なわけで、 Impossibleかならずしもネガティブにあらず。 さもないと Mission Impossibleが成立しないので、トムクルーズが困るのです。
お礼
ご返答ありがとうございます。この曲を楽器演奏してみたいのですが、たしかに拍子はとりにくいですね。参考になるご意見ありがとうございました。
お礼
ご返答ありがとうございます。今、原作の全六巻を呼んでいるところです。もう一度、深く考え味わってみたいと思います。