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戦争と平和について

heintz_w_gの回答

回答No.10

現在の国連軍は、国連加盟国から軍隊を出していますので、国連のみの軍事力というのは矛盾しています。 軍備を各国が放棄すれば、国連軍は編成できなくなります。 また日本にいるとあまり実感がわかないと思いますし、あまり報道されていませんので、気がつかないかも知れませんが、こうしている間にも世界各国で紛争が発生しています。 日本は海に隔てられていますので、そういった国境紛争などはあまり経験がないのでその実感がないというだけなのが実情です。 こういった現状を踏まえて、よく言われる永世中立国スイスでは、武装中立を掲げ、国民の成人男性の全てが予備役として戦争の時には招集を受けますし、また各家に武器を持ち、軍隊も立派に持っています。 この様に中立とはそれに見合った武器、兵力の基に成り立つ物なのです。 本当に中立さえ唱えれば誰も攻めてこない平和な世界であれば、スイスは軍隊を放棄するでしょう。 では日本には戦後軍隊がない時期がありましたが、何故攻められなかったのか? それは単純に米軍が駐留していたからです。 実は日本も戦後本格的な戦闘に巻き込まれる危険性があった時期が実際にありました。 下記の年表は朝鮮戦争の前後の周辺各国の動きです。 今でも韓国が主張している、対馬の領有権は韓国にあるという主張に従い、武力占領しようとした事がわかります。 そして、北朝鮮と米軍がいなければ、対馬は韓国領となっていたでしょう。 ==================================================================== 1948年10月:麗水・順天事件一時的な内戦状態。(南部への韓国軍移動) 1948年10月:済州島全域に戒厳令。軍事弾圧始まる。(南部への韓国軍移動) 1948年11月:李承晩大統領は国民に対して対馬返還宣言 1949年1月:李承晩大統領は日本と連合国(進駐軍)に対して対馬返還請求 1949年1月:北津戦役が終結。中国人民解放軍が北京を解放。 1949年1月:李承晩は政府樹立直後の新年記者会見で日本に対馬島返還を要求。 1949年2月:韓国軍一斉に釜山に集結開始(対馬返還の後押しの為と推察)(南部への韓国軍移動) 1949年3月:韓国軍は釜山で揚陸訓練開始。アメリカ陸軍第24軍は対馬上陸の為の演習と判断      プサンの演習を知ったマッカーサーは激怒。明らかに対馬を想定したこの演習は、      日本を防衛していたマッカーサーへの裏切りと判断されました。      軍事物資の停止、24軍の撤退へと繋がります。 1949年5月:マッカーサー李政権への軍事物資援助を停止 1949年6月:アメリカ24軍本体が本国に撤退。      韓国には国連監視団600名のみ在留。防衛上の直接的な後ろ盾を失う 1949年12月:北朝鮮全軍が5ヶ月にわたる冬季戦闘訓練に入る 1950年1月:金日成の要請にて中国軍朝鮮籍兵士の第二次移籍を承認。 移籍部隊は1万4千に達し,北の全兵力の1/3を占める。 1950年1月:米韓軍事援助相互協定が調印。韓国側は軍事支援強化を求めるがアメリカはこれに応ぜず。 1950年1月:米国務長官「西太平洋の防衛線は日本・琉球・フィリピンを結ぶライン上」と発言。      朝鮮半島へ影響力放棄と北に誤認される。(アチソンライン) 1950年3月:金日成、スターリンに対し侵攻時の支援を要請。毛沢東の承諾を条件に金日成の要請を受諾。 1950年5月:金日成、中国を訪問。南侵問題について協議し、毛沢東の南北開戦を支持と支援を取付ける。 1950年5月:李承晩、総選挙で惨敗。 1950年6月10日:北朝鮮大機動演習を開始。全師団が南部国境地帯への移動を開始。 1950年6月11日:韓国陸軍本部、非常警戒令を発令。 1950年6月17日:韓国軍全軍部隊に国境地帯への移動命令。 1950年6月22日:北朝鮮軍最高司令官金日成、全面的南進作戦命令を発する。 1950年6月24日:ソウルで陸軍会館の落成式開催。韓国陸軍本部、非常警戒令を解除。 1950年6月25日:北朝鮮軍南進 朝鮮戦争へ ====================================================================

noname#80884
質問者

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ご意見ありがとうございました。 参考にさせていただきます。

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