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水溶性と脂溶性
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ちょっと長いですが水に溶ける溶けないについて補足させてもらいます。 よく脂溶性という言葉を使いますが液体のあぶらは油を使いますので本当は油溶性の方がいいのです。脂肪というときは牛肉や豚肉の中にある固体のあぶらのイメージになりますね。サラダ油は油です。だから一般には固体と液体を合わして油脂といっています。 でも今物質の性質として脂溶性というときの液体のあぶらはもっと範囲を広げて言っています。シンナーやエーテル、炭素数の多いアルコール等も含まれています。疎水性溶媒、親水性溶媒といわれるときの疎水性のものが対応するでしょう。シンナーの成分であるトルエンやキシレンはCとHだけの化合物です。これは水がくっついていくとっかかりになるものがない構造だと思って下さい。極性がない、または極性が小さいといいます。 それに対しOHは水HOHの構造の一部分だと言うことから水がくっついていくことの出来るものです。OHやOの部分は極性のある構造と言われています。この2つのバランスで水に溶けるかどうかが決まります。極性の構造があってもむきだしになっているか、包み込まれているかによっても変わります。 アルコールはCとHの構造の部分の何処かにOHがついています。炭素の数が少ない場合水によく溶けます。炭素数が3,4,5と増えていくにしたがって水に溶けにくくなってきます。炭素数が5のペンタノールだと水の上にはっきりと浮いてしまいます。グリセリンは炭素の数が3、OHの数が3です。水によく溶けます。ブドウ糖C6H12O6にはOHは5つ含まれています。水によく溶けます。 #2の方がビタミンの構造の載っているURLを書いてくれています。構造を見れば水溶性は判断出来る事になります。 極性は分子について言っています。イオンになるともっと水がくっつきやすくなります。フェノールは水に少ししか溶けません。でも水酸化ナトリウム水溶液にはよく溶けます。酸性のフェノールが水酸化ナトリウムと反応してイオンになっています。アミノ酸が水によく溶けるのも同じです。分子内で反応してイオンになっています。双性イオンといいます。
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- yakyutuku
- ベストアンサー率14% (267/1890)
むしろ脂溶性のビタミンをAとなずけた。水溶性をBとなずけた。後から色々発見されC、D、Eとなり混乱した記名法となっています。物性についてはNO2さんの通り、OHなどの極性基を多くもつと親水性、少ないと脂溶性になります。
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回答して頂きありがとうございました。
- Bubuca
- ベストアンサー率59% (531/896)
こんばんは ビタミンAには親水基(この場合OH基)が端っこに1つしかないので、水をほとんど寄せ付けません。 そのかわりに油と仲のいいCH3やCH2がたくさんあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3A ビタミンCにはOH基がたくさんあって、水分子と仲良くなりやすいからです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3C
お礼
回答して頂きありがとうございました。URLとても参考になりました。
- chi-ko0401
- ベストアンサー率28% (2/7)
ビタミンCは茹でたりすると水に溶け出てしまいます。 ですがAはゆでても溶け出ません。 なぜって言うのはこういうことじゃないかなぁ???
お礼
回答して頂きありがとうございました。
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回答して頂きありがとうございました。くわしいところまでたいへん参考になりました。