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病気の父に生きる・考える意欲を湧かせるには?
去年末、60歳の父が脳腫瘍で手術を受けました。 腫瘍は取りきれず、放射線をかけ抗がん剤も投与しました。今は退院していますが、近々またMRIをとり、結果次第では再手術だそうです。 麻痺は今のところありませんが、視界が狭く、少しぼやけるようです。簡単な算数の問題は解けるけれど、今あったことが覚えていられないという程度の状況です。 ある日突然病気が分かり、会社も行けなくなってしまった父は趣味もなく、私も遠くに嫁いでいるので、母としか顔を合わせない生活にイライラしています。パソコンをやるとあまりに言うので買ったら電気屋さんの簡単な説明でさえ聞いていられず、結局ほったらかしなので母が先にパソコンを覚えてしまい、父は意地を張ってますます触れなくなってしまったそうです。集中力がなくなり、テレビも30分と見ていられず、以前は読んでいた本も全く読めません。 さらにまるで考えることを放棄してしまっているようで、母がドライブに行こうと誘っても、窓を閉めたりもしないでただ外に立っているし、帰ってくれば、母が車をガレージに入れて玄関のカギを開けるまで、ただただぼーっと待っているのだそうです。全てその調子で、本人は「考えると疲れる」と言っています。病院で字を書きなさいと言われたので勧めてみても怒るだけ。散歩に行くのもひとりでは怖いと母がついて行くので、嫌がって行かなくなってしまったそうです。 友達はまだ働いている年齢なので、週末は会えても、平日はまるっきり母と顔をつき合わせているだけ。特に母は、手がかかる父にほとほと参っています。 こういった場合、父に提供してあげる楽しいこと、何か生きる意欲が湧くようないい考えはありませんか? 進行する病気なので、いい状態が長くは続かないのは分かっていますが、まだ今ならもっと毎日楽しく過ごすことができるはずだと思うのです。
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- takamiya
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お礼
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