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レートの良さ 中国?日本?

このたび、アメリカへ行くことになりました。 日本から一度中国で乗り換えます。 US$を換金するのは日本でするのと中国でするのとでは変わりますか? 友達がオーストラリアに行く際、一度シンガポールで乗り換えるそうです。 日本で換金するよりシンガポールで$に換金する方が得をすると聞いたといっていました。 実際中国で換金するほうが得をするのでしょうか? どなたか教えてください!

みんなの回答

回答No.2

「中国」というのが香港でしたら、もしかすると 日本よりも有利かも知れません。 米ドルも日本円も比較的メジャーな通貨ですから。 (香港の銀行での)預金の振替でのレートは日本よりも 良いことは経験済みですが、現金の場合はわかりません。

  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.1

お手持ちの資金は日本円で、最終的には米ドル現金に両替したいということですよね。であれば中国で日本円→米ドルの両替を行うのは絶対に止めるべきです。 回答にあたりまず2つの用語を説明させてください。 ・銀行間取引レート 外国為替市場においてその名の通り銀行間の取引きに用いられるレート。ニュースなどで報じられているレートは、特にことわりのない限りこの銀行間取引レート。顧客はこのレートでは取り引きできず、外貨を買う場合も売る場合も必ずいくらかのマージンを払うことになる。 ・公示仲値(TTM) 上記の銀行間取引レートを睨みながら、銀行が一日一回(銀行によっては数回)、取引きの基準として定めるレート。銀行間取引レートは常に変動しており、窓口での取引に銀行間取引レートを使うと処理が煩雑になるため。公示仲値と銀行間取引レートの数字はほぼ同じとみなせる。 両替の損得は、銀行間取引レートまたは公示仲値を基準としてそこからどれだけの目減りがあるかで評価できます。 日本の銀行で日本円から米ドル現金に両替する場合、そのレートは1ドル当たりTTM+3円に設定されています(銀行によっては2円70銭くらいのところもある)。8月10日現在の日本円/米ドルのレートは1ドル=115円ほどですから、両替に伴う目減りは3÷115で約2.6%と求められます。 もしこれより少ない目減りで両替できる方法があるなら、日本で両替せずにその方法を使った方が得ということになります。 さてA国通貨からB国通貨への両替ですが、第三国のC国で両替を行うと (1)A国通貨をいったんC国通貨に換算(C国通貨売りレートを適用) (2)その上でC国通貨をB国通貨に換算(C国通貨買いレートを適用) の2段階で計算されます。C国の両替商や銀行にとってみればA国通貨もB国通貨も外貨であり、両替2回分のマージンを取らないと割に合わないため、このような計算がなされるのです。 一般には両替2回分の目減りがあって不利なのですが、A国でB国通貨に両替する際のレートが悪く(目減りが大きく)、かつC国に高レートで両替してくれる銀行や両替商があるなら、2回分の目減りがあってもC国で両替するのが得ということになります。 ご友人がおっしゃっている「日本円から豪ドルへの両替をシンガポールで行う」はまさにこの得なケースに該当します。日本における豪ドル現金両替レートは一般に悪く、両替1回でだいたい10%程度目減りします。一方シンガポールは歴史的に東西貿易の十字路だったこともあり、レートのよい私営の両替商が市内に多く存在し、日本円現金・豪ドル現金ともよいレートで両替できます。 シンガポールにおいて日本円現金からシンガポールドルへ両替した場合、目減りは0.7~1.5%くらいです。シンガポールドルから豪ドル現金への両替レートは手許に記録がありませんが、日本のように10%も目減りしないのは確かです(せいぜい2~3%くらいだったと記憶しています)。このため2回の両替を経ることになっても、日本で直接豪ドルに両替(目減り10%)するより得になるわけです。 では中国ではどうでしょう。中国で日本円→米ドルの両替をする場合、上述のようにいったん人民元を経由することになります。 例えば[1]は中国銀行のレートです(*1)。外貨現金から人民元への両替の際に適用されるレートは"Cash Buying Rate"の欄を見ます。また"Middle Rate"とあるのが上で出てきた"TTM"に相当します。 例えば8月10日の日本円Cash Buying Rate、100円=6.7531人民元です。TTM(100円=6.9084人民元)に比べて既に2.2%の目減りがあります。人民元から米ドル現金に0.4%以内の目減りで両替できるなら、日本で直接米ドルに両替(目減り2.6%)するより有利ということになりますが、これは難しいと思われます。 [1]のページの表に"Cash Selling Rate"が出ていれば、人民元→米ドル現金の両替での目減りが0.4%以内であるかどうか分かり中国で両替すべきか即判断がつきますが、これが出ていません。中国で一般市民が人民元を外貨に両替することは自由にできないためと思われます。(Cashの付かない"Selling Rate"は、外貨現物のやり取りを伴わない送金などで適用されるレートです) 外国からの旅行者であれば一定の範囲内で人民元から外貨に再両替できますが、中国での再両替のレートは一般に悪いと言われています。きちんとした数字を把握していなくて申し訳ないのですが目減りが0.4%以内ということはないと思われます。(目減り0.4%なら「レートが悪い」と言われることは考えられない) また上記の「一定の範囲」ですが、6000元以下かつ外貨から両替した人民元の額以内などと言われています。金額が大きい場合は全額を米ドルに両替できず人民元が残ってしまう事態も起こり得ます。 いずれにしても中国で日本円→(人民元)→米ドルと両替することにレート的なメリットはなく、在庫切れなどで再両替に応じてもらえなかった時のリスクを考えると、避けるべき方法であるのは自明です。 最後に、多少なりとも有利なレートで米ドルを準備する方法をいくつか紹介します。 ・金券ショップの利用 全国どこででも利用できるというものではありませんが、金券ショップでTTM+2円で米ドルを販売しているところがあります(例えば[2])。銀行の一般的なレートより1ドルあたり1円有利です。 ・トラベラーズチェックの利用 米ドル建てトラベラーズチェック発行の時に適用されるレートはTTM+1円で、これに発行手数料1%が加算されます。今のレートですと合計で、TTM+2円20銭(1.9%)くらいということになります。 また業者によってはトラベラーズチェック発行手数料を0.5%に割引いてくれるところ[3]もあり、この場合TTM+1円60銭程度(1.3%)とさらに有利になります。 【結論】 日本円から米ドルへの両替であれば、中国で両替することにメリットはありません。リスクだけがあります。 多少なりとも有利に両替したければ、日本で金券ショップなどを活用すれば十分と考えます。 参考ページ [1] 中国銀行レート http://www.bank-of-china.com/en/common/service.jsp [2] 金券ショップの一例 http://gaika.e-daikoku.com/ [3] 通信販売業者「セシール」 http://www.cecile.co.jp/travelers_cheque/ *1 中国では当局がレートを管理していて、中央銀行である中国銀行のレートが全土に適用され他の銀行で両替してもレートは横並びです。

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