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自己の永続性!?
乳幼児心理学の講義で習ったのですが、 「自己の永続性」の意味がわかりません。 対象の永続性は分かるのですが・・・。 分かる方どうか教えていただけると嬉しいです。
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noname#41997
回答No.1
自信が無いのですが発達心理学、対象の永続性という所から察するに ピアジェの自己中心性のことでしょうか?違っていたらごめんなさい。 ピアジェの提唱した認知発達過程の第二期、前操作期(2~7歳)の幼児に 見られる、主観経験と客観経験を区別できず全て主観として捕らえてしまう 傾向のことです。 ピアジェは三つ山の実験でこれを例証しました。 まず前操作期の子供を三つ山の風景の模型の前に座らせます。 次に人形を模型の前に置きます。ただしこの時子供が居る所とは 別の場所になるように。そして子供に「人形からこの模型の景色は どう見えているか?」と尋ねます。すると子供は人形から見えるであろう 景色ではなく、自分自身が見ている景色を人形も見ている、と答えたのです。 このように「他人の観点」を理解する認知能力が未発達で、 結果として無意識に自分自身の認知を偏重してしまう、これが自己中心性です。 長々と説明してしまいましたがもし発達心理に他に「自己の永続性」という トピックがあったら……申し訳ありません;