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神の名はアプラクサスという
ヘルマン・ヘッセの「デミアン」の一節です。 この作品で語られている「アプラクサス」についてご存知の方、何でもいいので教えてください。
- schinclair
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グノーシス派の神で、雄鶏の頭をしていて、2本の足は蛇。右手には盾を左手には鞭を持っていて、この世の生き物と神との中を調停する役目があります。 だそうです。 詳しくは下記URLへどうぞ。
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- stomachman
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おお、もうとっくに皆さん回答を...atsuotaさんてば、こういうのも守備範囲? でも、せっかく書いたからアップしよっと。 ●アブラクサスAbraxas:ほんとはギリシャ語ですね。αβραξασかな? 頭が鶏、両足がそれぞれ蛇。右手に盾、左手に鞭。四頭立ての馬車に乗っています。(プロレスのコスチュームみたいですね。) 鶏は予知能力と用心深さ、鞭は力、盾は知恵、両足の蛇=ヌース(霊)とロゴス(理性)の上に乗っかっている、と解釈されるそうでして、ヘレニズム時代、アレクサンドリア近辺で、一部のヒトが信じてた「最高神」。地球や人類を作った創造神であり、不完全なるこの世の支配者。 しかし、天は実に365層構造になって居るんだそうでして、上の方に行くほど完全なんだそうです。(これって、新興宗教でもよく聞く階級システム。あ、あっちがパクリか。)その最下層の支配者であり、上の天への連絡係に過ぎない訳です。(お役所で言えば窓口係りが威張ってるみたいなかんじ?) ホントのホントの最高神ではない。そのうえ姿があって偶像崇拝じゃん。ということが、きっとユダヤ教・キリスト教・イスラム教から見れば冗談じゃない、ってことなんでしょうね。 でも、不完全な世界の不完全な支配者って、結構リアリティがあったりしませんでしょうか?
- toysmith
- ベストアンサー率37% (570/1525)
横から失礼します。 補足させてください。 #2のatsuotaさんご紹介のページに「キリスト教グノーシス主義」と言う表記があり、#2の文面に「キリスト教の異端一派」とありますが、グノーシス教(グノーシス主義)とキリスト教には直接の関連はありません。 グノーシス教は旧約聖書偽典の「グノーシス書」で説かれた教義を信俸する人達でユダヤ教の異端です。
- atsuota
- ベストアンサー率33% (53/157)
#1のatsuotaです。 ちなみにグノーシス派については下記URLへどうぞ。 簡単にいうと、この世の創造主は真の神でない悪なる存在であるという、キリスト教の異端一派だそうです。
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