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今後20年で歯科医学は

  • 質問No.2286635
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今後20年ほどで歯科医学で、どういうことが実現可能になるでしょうか? また、なかなか実現できそうもないことはなんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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 今、最も研究が進んでいるのが再生治療ではないでしょうか。これはインプラントに替わり、しかも生体反応も良好な処置法だと考えています。研究者や業者はあと5~10年を目標にしているようですが、実際には10~20年掛かると思っています。
 歯科領域の大きなネックは、他の医学とは異なり、粘膜内組織の一部が外部に露出している事にあります。歯は爪などとが違い、歯が体内組織から外部に露出している事にあります。その分、感染に弱く、炎症を起こしやすい、拒否反応が置きやすい環境にあるのです。
 次にネックになるのが「歯根膜再生」です。再生歯を移植しても歯根膜が出来ず、骨に癒着してしまうと硬いものが噛めませんし、衝撃が全て骨伝導で脳に響いてしまいます。なので歯のクッションと緩衝作用を持つ歯根膜の再生が最重要過大なのです。
 そのため、生体外で歯を再生し、移植する方法のほかに、歯胚(歯の卵)を移植して、永久歯が生えるように、歯を生えさせる研究も進められています。これは親知らずなどの天然の歯胚を使うのは近々実現できるでしょうが、歯胚を生体外で培養し、体内に移植する方法は暫く掛かると思います。

 もう一つ実現して欲しいのは、歯槽骨(顎骨のうち、歯を支えている部分)の再生です。義歯を入れる際の顎の骨は再生治療でかなり実現性が高いです。しかし、歯槽骨だけを再生する事は、現在は、アパタイトを俵状にしたものを埋め込む事が実施されていますが、完全に骨化する率が低く、顎骨の上に俵をくっつけた状態に回復するのがやっとです。
 実は十数年前にある程度動物実験で、完全に骨化させる事にも成功しているのですが、その後の進展の報告がありません。今後の研究に期待しましょう。

 歯の再生治療が完成しても、天然と同じ組成なので、虫歯になる危険性は残ります。従って虫歯歯周病予防は最後までついて回ります。
 現在のところ、歯磨きのメーカーなどで、歯磨きの補助的作用をする薬剤が多く発見され、歯磨き粉に応用されています。これらは更に研究され、歯医者でも使用されると、口腔ケアも大きく踏み出せると思います。
お礼コメント
genkigan

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回答、ありがとうございました。
>歯胚(歯の卵)を移植して、永久歯が生えるように、歯を生えさせる研究も進められています。

というのは初耳でした。こういうことが町の歯医者さんでできるようになるには、まだまだ時間がかかるのでしょうね。しかし、進歩していくことは確実なのですから、楽しみです。
投稿日時:2006/07/20 10:13
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